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公開日:2016年2月16日

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知事記者会見 平成28年2月15日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見要旨

  • 日時:平成28年2月15日(月曜日)13時00分〜13時15分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問事項

「瀬戸内国際芸術祭2016」について

幹事社:「瀬戸内国際芸術祭2016」の開幕まで1カ月となった。今回の芸術祭に対する意気込みと特徴、PRポイントについて、あらためて伺いたい。また、会場への航路の拡充や利便性アップなど新たな取り組みがあればお聞かせいただきたい。

知事:瀬戸内国際芸術祭は、第1回目の開催からテーマとして「海の復権」を掲げて、瀬戸内の島々や港を舞台に単なる美術展示活動ではなく、現代アートを通して地域の活力を取り戻して、再生をめざす活動として取り組んでおり、第3回においてもアートによる取り組みを進めていきたいと思っています。
地域の自然、歴史、文化そして生活などをコンセプトに、そこでしか見ることができない数々の作品が、世界中から集うアーティストとこえび隊をはじめとするボランティア、さらに地域の住民の皆様、こうした皆様の協働から作品が生まれ、そこから瀬戸内の美しさ、島々の魅力の再発見に繋がっていくようにしていきたいと思っています。

また、会場が瀬戸内海の島であることから、船に乗って島々を巡るスタイルが、来場者に旅をする楽しさを感じてもらっていると思います。船に乗るというところから非日常的な世界は始まっている、こういったこれまでにない独創的なスタイルのアートフェスタであることがPRポイントであると思いますので、多くの皆様に共感いただいているものと思っています。

今回の特徴としては、これまでに引き続き魅力あるアート作品の公開やイベントの開催に加えて、夏会期にサンポートの会場で、アジアのものづくりやパフォーミングアーティストらが集結する「瀬戸内アジア村」を開催し、あわせて各島でもパフォーマーが活動をします。これらの海でつながるアジア・世界との交流ということがひとつの特徴です。

また各島において、瀬戸内の食材を活かした食の提供や、さらに栗林公園で演劇鑑賞と食の提供をあわせた特別なおもてなしを展開する「讃岐の晩餐会」の開催、こうした開催など瀬戸内の「食」を味わう「食プロジェクト」がもうひとつの大きな特徴です。もう1点、盆栽や獅子舞など、香川県が全国に誇る地域文化の魅力の発信ができればと考えており、香川県や瀬戸内の魅力を体験していただきたいと思っています。

会場への航路については、今回新たに高松=豊島唐櫃航路を開設するなど、臨時航路の開設や既存航路の増便を図ることとしております。島内においても、臨時バス路線の開設や既存路線バスの延伸、さらにレンタサイクルの確保など交通手段の充実に努めております。

さらに「フェリー3日間乗船券」を販売にあわせまして、「作品鑑賞パスポート」について、春・夏・秋すべての会期中に利用できるよう今回からはわかりやすく1種類のみとし、現在4,000円で前売り販売しています。

公式ホームページのリニューアル、Wi−Fiスポットの整備、ホームページやチラシ等の多言語化も図ることとしています。いろいろなところでPRしてきており、海外も含めて大勢の方々に企画発表会などに参加していただきまして、

改めて、芸術祭への関心や期待の高さを感じています。皆さんの期待に応えられるよう、開幕に向けて全力を挙げて準備に取り組んでまいりたいと思っています。

関連質問

記者:今月9日に外務省飯倉公館で、総合ディレクターの北川フラム氏が芸術祭をテーマに講演した。日本駐在の各国外交団も参加していたようだが、反応はどうか。

これまでも、プロモーションを台湾や香港でも展開したと聞く。こちらの反応についてもあわせてうかがいたい。

知事:2月9日に外務省飯倉公館で飯倉公館活用事業の一環として講演会を開催しました。地方の魅力を発信する事業が本県を入れて6件あったようです。香川県の中でも一番人気のある催しとして、瀬戸内国際芸術祭を世界中の皆さんに知っていただくため、北川総合ディレクターによる講演会を開催しました。会場はスペースの都合上、100席を準備していましたが満席となり、講演会後のレセプション会場でも、多くの海外大使館関係者が熱心に質問をされていました。ご招待申し上げた大使館関係者が大変多くお見えになり、これまでの6回の飯倉公館活用事業の中でも、非常に来場者の多い催しであったと伺っています。

海外でのプロモーションを積極的に実施しており、中でも北川ディレクターによる講演会を11月18日には台北市で、1月31日に香港で開催し、台北約200人、香港約300人と、いずれも会場に立ち見が出るほどの参加者がいたと聞いています。

今後の国内でのプロモーションとしては、2月17日の水曜日から29日の月末まで、東京の渋谷ヒカリエにて開幕直前展の開催を予定しています。2月20日の土曜日には、芸術祭参加作家によるアーティストトークを実施することとしています。豊島に作品を出展されるスプツニ子(こ)!さんや、栗林公園の「讃岐の晩餐会」の演出をしていただく、羊屋(ひつじや)白玉(しろたま)さんらが出演の予定です。

記者:瀬戸内国際芸術祭の来場者数は、初回93万7,000人、前回107万人が来場している。今回の来場者数をどのように見積もっているか。

知事:来場者数につきましては、目標を立てていません。会場が島ということもあり、受け入れる来場者数におのずと限界がありますし、芸術祭の本来の目的は、来場者の多寡を競うものではなく、地域の活性化を目指すことです。

もちろん、多くの方にお越しいただきたいと思っていますが、それよりも来場者の満足度を上げることが重要と考えています。

四国遍路の世界遺産登録向けた動きについて

記者:昨日、スペインから美術史家を招いてシンポジウムが開催された。従来から28年度中の国内暫定リスト入りを目指していたが、新たに具体的なスケジュール等が決まっていれば伺いたい。

また、28年度中におけるスペインとの交流が、具体的に決まっていれば伺いたい。

知事:シンポジウムには、スペインから遠路はるばるシャコベオの方にお越しいただきました。また、駐日スペイン大使にも参加していただきました。何よりも国内イコモスの委員長である東大の西村先生をはじめ、世界遺産における日本の有識者が一堂に会したシンポジウムとなりました。

それぞれの立場からお話をいただき、非常に有益であったと思っています。パネルディスカッションでは、四国遍路の普遍的価値についてどのように捉えていくことが有効か、また資産保護の重要性についても、具体的なお話しを伺うことができました。

スペインのシャコベオの方からは、四国遍路は世界に誇るべき価値があるとのご発言をいただき、我々もその価値を再認識したところです。世界遺産登録に向けた機運醸成に大いに効果があったと考えています。

四国遍路は昨年、日本遺産の第一号に認定され、また、別の観点からはインバウンドの広域観光周遊7ルートのひとつにも選定されました。地域資源の核ともいえる四国遍路を世界に発信するとともに、今回のシンポジウムの成果も活かして暫定リスト入りを果たしたいと思っています。

今後につきましては、国内の専門家の方に担当者が助言をいただきながら進めていくことになると思います。4県共同で実施することになりますので、まだ具体的になっていませんが、暫定リスト入りのための申請に向けて、機運醸成となる企画を考えていきたいと思っています。もちろん申請するだけでなく、現在は文化庁が暫定リストの募集をしていませんので、今後、何年間かは、新しい候補はあがらないということも含めて、全体としての機運醸成をしていきたいと思っています。他にも有力な候補があるかもしれませんが、観光面での視点や、スペインとの関係、熊野古道との関係等も含めた様々な角度から、まずは、暫定リスト入りに向けた活動を展開していきたいと思っています。

今後はスペイン側から、ユネスコとの関係などを教えていただきたいと思っています。ユネスコとの関係は暫定リストに入ってからのことになると思いますので、その前に国内の専門家と同様にスペイン側とも連絡をとっていきたいと思っています。先ほども申し上げましたとおり、4県共同で実施することですので、スペインとの関係も含めた具体的なスケジュールや行事内容等は、現段階では決まっていません。

「以上」

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