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公開日:2016年12月28日

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知事記者会見 平成28年12月28日(水曜日)「香川県」

仕事納めに当たっての知事記者会見要旨

  • 日時:平成28年12月28日(水曜日)13時00分〜13時17分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問事項

今年の感想等について

幹事社:今年一年を振り返っての感想と、その中でも特に印象に残っている出来事を伺いたい。また、来年に向けて残された課題にどのように取り組んでいくのか、併せて伺いたい。

知事:この1年間、皆様には大変お世話になりました。有難うございました。この1年を振り返ってみて、海外から驚くべきニュースが相次ぎ届いてきました。ヨーロッパ、アメリカ、お隣の韓国と少し前までは考えられないような出来事が起きたということで、大変、その印象が強い、国際情勢激動の1年だったと思います。その中にあって、我が国は、比較的経済社会情勢は相対的には落ち着いていたと思います。
地方においては、人口減少問題、地域の活性化といった課題は、財政状況が引き続きより厳しい中、大きくますます重みを増した1年だったと思います。
本県におきましては、10大ニュース的に言えば、何といっても3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の賑わい、また春先の高松商業の選抜準優勝、また小豆島高校の同時出場、さらに、サミット関係閣僚会合として、G7香川・高松情報通信会合が高松で開催されました。これは、新しい観光交流MICEの進展という意味でも大変大きな意義があったと思っております。
先ほど申し上げた人口減少問題に関して、目に見える形として、今年の10月に、「かがわ縁結び支援センター」を設立しました。本県の合計特殊出生率が1.64ということで、全国的に見れば高いものの、人口維持水準2.07を割り込んでいるということは同じですので、是非、この「かがわ縁結び支援センター」の設立を契機に、たくさんの良い出会いが生まれてほしいと思っております。
その他にもいろいろありましたが、今後の課題としては、2番目のご質問でもありますが、豊島廃棄物等処理事業については、平成28年度末までという調停条項に定めた廃棄物等の搬出期限まで残り僅かとなっておりますが、引き続き全力を尽くしていく必要があると思っております。
また、交通死亡事故抑止対策については、昨日現在60人ということでありますが、この3年間50人台だったのが、また増加に転じてしまいました。人口10万人当たりでもワースト3位という非常に高い死亡事故率であります。年末最後までいかないとわかりませんが、こういった状況が続いて年を越すということになるわけで、この後年内も1件でも少なくしていきたいと思っております。
大きな課題としては、全国でも例のない取り組みで、全県の水道広域化も進めておりますが、いろいろな問題解決のために関係市町と一体となって来年秋の企業団設立、また再来年4月には業務開始を予定しております。関係市町とも緊密に連携を図りながら、進めていく必要があると考えています。
また、来年秋の行事としては、「全国育樹祭」があります。植樹祭で天皇陛下、皇后陛下、実際には昭和63年でしたので、現在の天皇陛下が皇太子殿下の時に昭和天皇の御名代として植樹されたその樹ですが、皇族殿下をお迎えして育樹の手入れをしていただく「森を育てる豊かな暮らし森が育む確かな未来」をテーマにした「第41回全国育樹祭」を素晴らしいものにしていくよう、開催準備を進めてまいりたいと思っております。
観光交流関係では、前後しますが5月6月に「日台観光サミット」、4月から6月の間に、JR各社と関係自治体と一体となって取り組む「四国デスティネーションキャンペーン」、これも広域で取り組んでいきたいと思います。
広域観光としては、四国ツーリズム創造機構、あるいは瀬戸内観光推進機構というものが4県あるいは7県という枠組みで発足しておりますが、こうした枠組みを通じてさらに連携して交流人口の増加を図っていきたいと思います。
この他にもいろいろな出来事があり課題もありますが、全体的には、最初のご質問に対するお答えとさせていただきます。

豊島廃棄物等処理事業について

幹事社:本日、量を確定する最終の測量が行われるが、以下の二点について伺いたい。
1 推定量が今よりも増えた場合、どのような対応を考えているのか。住民側が納得、安心できる回答を願いたい。
2 期限に間に合わせるため、船の運航は土日も休みなく行われ、直島の環境センターは年末年始も稼働するが、作業員の安全対策はどのように行っているのか。人手は十分に確保出来ているのか伺いたい。

知事:予定どおりほぼ現段階で廃棄物等の掘削を完了しており、ご指摘のとおり、本日から31日までの予定で豊島処分地で3次元レーザー測量を行っており、結果について取りまとめ次第公表することとしております。
11月末段階の測量結果で、処理対象量90万9千トンの搬出完了については、これは機械的な見込みでございますけれども、29年3月26日と調停期限ぎりぎりということでもあり、搬出スピードアップのための対策を検討してきております。
その検討の中で実施できるもののひとつとして、本日資料を既に提供していると思いますけれども、直島への廃棄物搬出のための輸送船「太陽」には、これまでのコンテナダンプトラック18台積載で運行していたわけですけれども、1月4日から予備車を利用することができるということで、1台増車して19台の積載で体制を組んでいきます。
これにより、搬出量1日あたり約18.6トン増加するということで、これも機械的に試算しますと期間は約5日短縮できるのではないかと見込んでいます。
そのほかにも搬出スピードアップ対策を検討しており、可能なものがあれば実施してまいりたいと考えており、調停条項上の搬出期限について厳守するよう取り組んでいきたいと思います。
安全対策や人員の確保も含めてということでありますけれども、11月から「太陽」を毎日運航しており、それに伴い委託先の日通において船員とドライバーを確保していただいております。「太陽」の船員は8名体制から10名体制、コンテナダンプトラックのドライバー(運転手)も2名増員しております。
さらに、直島中間処理施設については定期修繕をもうすでに前倒しで実施しておりますので、年末年始も稼働するということになりますけれども、委託業者からは対応は可能だと聞いております。
安全確保対策といたしましては、この事業の実施にあたり、作業員・職員の健康確保のため、産業医また香川労働局など専門家で構成される「豊島廃棄物等処理事業健康管理委員会」を設置いたしまして、通常年2回委員会を開き、更に別途委員会で直島・豊島の職場巡視も行っており、安全確保対策についても万全に期すようにしております。職場巡視については今年度6月と12月にそれぞれ豊島・直島で行っております。
いずれにいたしましても、この事業につきましては、直島町と豊島住民の皆様、県議会をはじめ県民の皆様の格別のご理解・ご協力を得て、最後まで安全と環境保全を第一に、全力で行ってまいりたいと思っております。

宇高航路の減便方針について

記者:昨日、宇高航路の運航事業者が現在の10便体制を来年4月1日より5便に半減する方針を打ち出している。宇高航路について、香川県の足であり物流ルートとしての役割を担っている認識だと思う。この減便方針について、知事としてどのように受け止めているのか。
また航路維持に関して、関係自治体が知恵を絞っているが、香川県も年間750万円の財政支援を行っている。今後も航路維持に向けてどのように対応していくつもりか。
国に対して、従来関係自治体も支援に対する働きかけを行っているところだが、これについてどのように対応していくつもりか。

知事:昨日(12月27日(火曜日))の連絡協議会で、事業者から減便の報告がありました。これにより利便性は低下するわけですけれども、生活航路あるいは船舶でしか運べない製品の輸送、また悪天候時の代替輸送手段、災害時の緊急輸送手段などの機能については、一定程度確保されると考えております。また協議会において、そのような役割を担っているというフェリーの役割の認識について変わりがないということを確認しております。
2県2市としては、減便後もその状況を踏まえたうえで支援を継続する方向で、今後、議会をはじめ、各方面において、ご理解をいただけるよう努めてまいりたいと思っております。
航路存続に向けて、やはり基本的には利用増大による事業収支の改善がなければ、根本的な解決にはならないという面がありますので、航路事業者には、より一層の経営努力を、また関係する事業者、県民の皆様には、これまで以上の利用について、ご理解とご協力をお願いしたいと考えております。
いずれにいたしましても、宇高航路の持つ重要な役割を踏まえて、引き続き、国や2県2市で連携し、航路存続が図られるよう取り組んでいきたいと思いますし、国と地方が一体となった取り組みが必要であるという共通認識が変わりがないわけでありますので、ご指摘の直接的な支援、なかなかそういう国としての具体的な方向を出していただけませんけれども、引き続きそういう共通認識を持って、いろいろと働きかけてまいりたいと思っております。

瀬戸内国際芸術祭について

記者:瀬戸内国際芸術祭の外国人の増加の話題もあったが、今後の展望なども含めて詳しく伺いたい。

知事:瀬戸内の島々などを舞台に、宇野港、高松港も含めて春・夏・秋の3会期に分けて開催されましたが、108日間にわたる会期を事故等もなく無事終え、盛況裡に閉幕できたことを関係の皆様のお陰と感謝しております。
今回の芸術祭も、県内外から100万人を超える多くの方にお越しいただき、素晴らしい時間、空間そして体験を共有できたということは、大変良かったと思っております。数々のアート作品と島の自然や文化を体感するという瀬戸内国際芸術祭の独特のスタイルが、国内外の多くの方々の共感を得たものと思っております。
その中で、ご指摘のとおり、外国からの来場者の割合が、アンケートでは前回の2.6%から13.4%と一桁違う大きな伸びとなりました。これは、3回目を迎えて海外での知名度も高まってきていることに加え、我々も海外で積極的にプロモーション活動を行ってきた効果ではないかと思っています。
この芸術祭を通して得られた様々な経験とご縁を生かし、これからも、アートを通じた地域の再生を一層推進してまいりたいと思っております。

「以上」

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