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公開日:2018年4月25日

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知事記者会見 平成30年4月23日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:平成30年4月23日(月曜日)13時00分〜13時26分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

【知事の発言のうち、8分8秒周辺の発言を次のとおり訂正します。】
誤)・・・作業日ベースでは8日、そのうち3回ということになっております…
正)・・・作業日ベースでは9日、そのうち3回ということになっております…

質問項目

  1. 栗林公園でのコイヘルペスウイルス病の確認について
  2. 災害時におけるSNSの活用について
  3. 豊島処分地における廃棄物等の出現について
  4. 個人情報が記された文書紛失に係る職員の処分について
  5. 全国知事会の新体制について

質問事項

幹事社:1.栗林公園でのコイヘルペスウイルス病の確認について、先週18日に香川県を代表する観光地のひとつである栗林公園でコイへルペスウイルス病が確認された。今後のコイの処理時期及びまん延防止策について知事の所見を伺いたい。
2.防災科学技術研究所などは今月、「AIを活用した災害時のSNS情報分析のための訓練ガイドライン」を発表した。災害時に情報収集手段としてSNS情報を活用することで応急対応が効率的に遂行できるとされているが、香川県では災害時の情報収集にSNSを活用する予定はあるか。また、防災訓練にSNSの情報分析のための訓練を取り入れる予定はあるか。

知事:最初に、栗林公園でのコイヘルペスウイルス病の確認についてであります。今後のコイの処理時期につきましては、現在、栗林公園の特性、池全体で35,000平米と広いことなどの特性から、関係者また業者の方などと捕獲について調整をしておりまして、本格的な捕獲作業につきましては、観光客の皆様への影響、また作業従事者の準備期間等を考慮して、ゴールデンウィーク明けから、南湖の方から順次、水位を下げる等コイの捕獲を進めていきたいと考えております。
最終的な終了時期につきましては、天候にもよりますし、これからの具体的な作業の手法にもよりますので、現段階ではまだ明確な時期を申し上げるには至っておりません。
まん延防止策ということにつきましては、まず栗林公園の池から、周辺水系への排水は行わない。生きているコイにつきましては、栗林公園外への移動を行わない。また栗林公園の池のすべてのコイを回収し、焼却または埋却する。コイヘルペスウイルス病の病原体が付着する、またはその恐れのある器具は消毒する。以上のような対策を講ずることとしています。
コイの捕獲のために、池の水を排出して水位を下げる必要も出てまいるかと思いますが、栗林公園からの排水は、通常の排出量であれば、全て高松市下水道に流入しており、公共用水面、周辺水系には流出しませんので、公園からの排水を通常通り下水道へ排出したいと考えております。
今後、コイヘルペスウイルスが周辺環境に拡がらないよう、注意を払いながら、作業に取り組んでいきたいと考えております。
2番目の災害時におけるSNSの活用につきましては、多くの自治体が主に情報発信手段として活用していますほか、一部の自治体においては、災害時の情報収集手段としても活用している例があると聞いています。
例えば、大分県では九州北部豪雨等の災害対応時にSNS情報の検索ツールを活用した情報収集を取り入れており、情報担当者を1〜2名配置して、テレビなどの情報と同様に活用しているとのことであります。
香川県におきましては、SNSを活用した情報発信については、平成26年度から、防災情報システムと自動連携させ、県の公式ツイッターで気象情報、土砂災害警報情報避難勧告等の防災情報を配信するなど、SNSを災害時の情報発信に活用しています。
また、SNSを活用した情報収集につきましては、本県では、まだ取り入れてはおりませんけども、このSNS情報は、災害対応につなげるための、いわば即効性のある貴重な情報源であるとも認識しています。
一方でSNS情報は、デマ、流言、誤報なども含まれることもあり、膨大なSNS情報の中から有用と思われる情報を如何に的確かつ効率的に抽出するかといった課題も指摘されています。
このため、今後、時々刻々と変わっていく災害対応の現場において、効果的な災害対応にSNS情報を如何に活用できるかについて検討するため、御指摘の「訓練ガイドライン」あるいは他県の活用事例をよく見まして、今後の防災訓練における訓練内容への取り込みを含めて、十分に研究してまいりたいと考えております。

記者:先週金曜日に豊島処分地で、また金属片が見つかりました。16日に見つかったものを含め、まだ保管場所が見つからないため掘り出せない状況となっている。住民からは、今後も出ることを想定した上でマニュアルを作ってはどうかという声も出ている。さらに汚泥とは別に金属片が出たということで処理等はどうなるか、知事の所感と今後の県の対応を伺いたい。

知事:マニュアルっていうのは、私は聞いておりませんけど、きちんと手順は定めて事前にいろいろ御説明もして、フォローアップ委員会等でも御説明している、そういう手順に沿ってやっていると理解しています。
今後もちろん私共としては、出ないことを願っておりますけれども、絶対に出ないとは限らないと、そのためにもですね、スピードアップする必要があると考えております。
現時点で置き場が満杯になっている状況であることは事実ですけれども、そういう事情だけではなくてですね、もともと梅雨が来る前にと言ってたわけですけれども、現在まで、3分の1は一応検査が終わったわけであります。
その中で、厳密にいえば3地点で追加の廃棄物等が出てきたわけでありますけれども、作業日ベースでは9日、そのうち3回ということになっておりますけれども、この後できる限りですね、まずは筋掘りの方を急いでいって、全容をぜひ早く把握したいというふうに考えております。
また処分方法等についてもですね、今現在、関係者と詰めをしておりますけれども、そういったものをでき次第、スペースも出てくると思いますので、いずれにせよ安全安心ということが重要でありますので、それらも踏まえて、しかしスピード感を持ってですね、取り組んでいきたいと思っております。

記者:3月20日の河川砂防課の個人情報が記載された資料の紛失にかかる報道内容訂正について、知事は3月26日の会見で懲戒処分に当たる非違行為ではないとおっしゃった。香川県には県の個人情報保護条例があり、第9条に適正管理というものがある。これには違反しないのか。

知事:すみません。9条の条文そのものが今手元にありませんので、にわかに即答しかねますけれども、そういった点は今回の事案についてのですね、最終的に私からの矯正措置を行ったわけですけれども、そういったものも含めて、法令違反等も含めての判断であったと考えています。

記者:個人情報保護条例の9条を読み上げたらお答えいただけるか。「実施機関は、その個人情報取扱事務の目的を達成するために必要な範囲内で、保有個人情報を正確かつ最新な状態に保つよう努めるとともに、安全確保の措置を講じなければならない。」という条文があるが、これには違反しないのか。

知事:違反した場合、違反の程度ということもあろうかと思いますけれども、もちろん今回この個人情報についての取り扱いは適正なものではなかったと思ってますけども、それに対してどのような処分、矯正措置、注意等を行っていくのかは、その事案に沿ってですね、国の指針あるいは我々自身が持っている、今回の場合はそれには基本的には直接当たらないと思いますけれども、そうした基準に沿って、今回、先ほど申し上げたように、最終的には私の矯正措置を講じたところです。

記者:それは、違反ではないというお考えか。違反だけれども、悪質性がないということか。

知事:もう一度よく検討してからお答えしたいと思います。

記者:関連で、懲戒処分の基準で国の人事院の指針をベースにされてると思うが、標準例として、虚偽報告は減給または戒告というのがあり、非行の隠ぺい黙認は停職または減給というのがある。しかし今回そこまで至っていない。これには当たらないのか。

知事:そういう処分にあたるものとは思っていません。

記者:それはどういった点でか。

知事:個人情報を持ち出したことも事実ですし、それについてですね、説明が不適切で不十分であったという点も事実ではありますけれども、それに該当するものとしての、いろいろな被害の程度、あるいはそうしたことについての問題のその後の処理、実害がどれだけ出ているかとか、そういったものも当然考慮していく必要が、総合的な考慮ということになろうかと思います。

記者:総合的な考慮という意味でいうと、土曜日の公務でないところで個人のお宅で、しかも酒が用意されている場所で、まずそもそも協議をして、そして、そこでお酒を飲んで紛失したというのは悪質なようにも感じるが、知事の所見はいかがか。

知事:その時に繰り返し御説明したと思いますけれども、その場でお酒を飲んだのではなくて、まずその報告書類を持っていってですね、そこで説明をして、その後が懇親会になったということであると理解しております。

記者:お酒を飲んだ後に、その書類を紛失したという点は、あまり問題視していないのか。

知事:そういった点も、注意が必要であったと思っています。

記者:知事、3月26日の会見で、県民の信頼が著しく失われるような事実を隠すといった虚偽の報告があった場合、懲戒処分の対象だとおっしゃった。今回は、個人の資質というところもさることながら、副課長と課長による、ある意味、組織的な隠ぺいというふうにも捉えられるが、これは県民の信頼を本当に著しく失ってないのか。

知事:組織的な隠ぺいとは思っていません。

記者:それはどういった理由か。

知事:これは何べんも御説明した通りであります。

記者:副課長が課長と課長補佐をかばって、課長もこの会見で虚偽の報告を我々にしたと、これは組織的ではないのか。

知事:そういったことではなかったと思って判断しております。

記者:コイヘルペスに関して、感染経路は不明となっているが、経路を限定するような調査等できないものなのか。また、クラウドファンディングでの放流との関連について、現段階の認識を伺いたい。

知事:何の認識ですか。ファンディングについて。

記者:ファンディングについての感染との因果関係。

知事:ごめんなさい。後者の意味がよく分からないんですが。クラウドファンディングしたことが、この感染を呼んだんではないかということでしょうか。

記者:その可能性はないのか。

知事:ごめんなさい。後者の疑問はちょっと理解できないですけれども。クラウドファンディングであっても我々が直接購入する場合であっても、ルートなり、そういう購入の仕方は同じだと思いますけども。
最初の質問はなんだったんでしたっけ。

記者:感染経路は不明とされているが、その調査等はできないものか。

知事:なかなか難しいんではないかと聞いております。もともと最初にクラウドファンディングの分で入れたときに調査はしておりますけれども、私もそこまで承知してなかったんですが、このコイヘルペスの検査というのはですね、検査をすることによってその検体自身がですね、死んでしまうというそういう検査なんだそうです。従って抽出にならざるを得ない面はあると。最初の時点でですね、全部調べろということになると全部死んでしまう。従って、逆に言えば、今回少しでも生かしていくことはできないのかと、検査をしてOKなら、それを処分する必要はないんじゃないかというお声をよく聞きますけれども、検査をしてしまえば、生きていけないという、そういうことのようであります。いずれにせよ、クラウドファンディングで御厚志をいただいた皆様には大変申し訳なく、何とかですね、やはり栗林公園のコイをもう一度、安全な形で蘇らせていきたいと思っています。

記者:コイヘルペスウイルスについてお尋ねしたいのだが、先ほどの発言の中で、観光客への影響という話があったが、私も何回か取材したことがあるが、餌やりなどコイとの触れ合いを楽しみにしている観光客も結構いる。
ゴールデンウィーク明けから水位を下げてということだが、そういう殺処分をすることによってどのような観光、観光客への影響が出るか、例えば減少であるとか、知事が今どのようなことを思っているか伺いたい。
終了時期はまだ未定だと言っていたが、やはり栗林公園にコイがいないという非常に異常事態になるわけだから、例えば再放流であったり、他の手段があるか分からないが、栗林公園に再びコイをと思って、こういうふうにしたいという見通しなどあったら教えてほしい。

知事:まず作業自体はですね、どこまで大掛かりなものになるか、これは至急検討を急いでおりますけれども、その要する時間、もちろん経費も含めてですね、検討を急いでおりますけれども、その中で、やはり御指摘のように観光客の皆様に御迷惑をかけないように、そういった観光への支障を最小限度のものにしていかなければならないと思っております。
水位を下げていく過程でですね、いわゆる和船の運航もですね、一定時期停止せざるを得ないと思われますけれども、そういった点についての十分な周知、御理解をいただかなければいけないとも思っております。
処分方法自体、いろいろな方法があるようですけれども、環境問題等にも配慮しなければいけないと思っていますし、なおかつ、本来であれば、やはりですね、新しいコイを来園される皆様に楽しんでいただきたい、それはできるだけ早くと思っておりますけれども、スピードアップということとですね、安全・安心に、また確実に処理をしていくということと、両方を両立することは、なかなか難しい面もあるかなといろんな話を聞いてて思ったところです。

記者:先ほどの虚偽会見の処分で、ごめんなさい、先ほど伺ったことで回答がなかったので改めて聞くが、県民の信頼を本当に著しく失ってないかどうか、知事の所見を改めて伺いたい。

知事:それは県民の皆様の御判断だと思います。私としては、県職員としてですね、業務には熱心に取り組んでいると、当然ながら、そういう執務態度等でですね、他の問題はそもそもあるとか、そういうことではありませんし、我々として今おっしゃるようなですね、指針も含めて総合的に判断して、その際に指針にあるようなですね、信用失墜だということに具体的なその事案そのものがですね、該当するものではないということで、矯正措置もですね、これは公務員の世界では非常に重いものであります。実際には、そういったことが、いわば当然でありますけど、それによって、いわゆる評定、勤務成績というものは、当然その件についてはですね、変わってくるわけでありまして、これ以上、個別の人のことの話になりますから申し上げませんけれども、そんなに簡単な話ではありません。そこは御理解いただきたいと思います。

記者:全国知事会の新体制について伺いたい。先週、埼玉県の上田知事さんが全国知事会の会長に就任して、先週開かれた全国知事会議でも、日本再生のモデルを地方から発信したいという趣旨の意気込みを述べられた。
現状としては、地方にあっては地方創生の動き、国の看板施策だが、十分にその効果が及んでいるとは言い難い現状もあるが、そこでお尋ねしたいのは、埼玉県の上田知事さんが新会長ということだが、新会長に対する期待を伺いたい。
もう一つは、知事会の国への発信力、あるいは存在感をどう高めていくのか、香川県知事としてどのようにコミットしていきたいのか、この2点伺いたい。

知事:まずは私も出席しておりましたけれども、全国知事会の新しい会長に上田埼玉県知事が無投票で選ばれました。改めて、会長就任をお喜び、お祝い申し上げたいと思います。
私も、知事になってから何度かお話を直接聞いたり、あるいは案件でですね、御相談するような知事会地方共通の課題ということで、いろいろな議論なり、御相談も致しましたけど、その間やはり非常に素晴らしい識見を持ってらっしゃる、また埼玉県で展開されているいろいろな施策もですね、非常に参考になる、これは県ごとの事情により違う面もありますけれども、いろいろなユニークな施策にも取り組まれて、何よりも行動力もあると、国政での経験もおありになるということで、次期、新知事会長としてふさわしい方であると思っております。
知事会としての情報発信というものはですね、これは今、地方としての共通の問題、人口減少、地域活力の低下ということについて、国がある意味では、地方創生という点については、国主導で、また放ってきたところもあるわけですけども、やはり地方のそれぞれの問題はですね、地方自らで解決していかなければいけないと思います。
しかしその際、やはり、いわば横串になるようなですね、バラバラに進めていったのでは効果も出ませんし、やはり、国に対して共通のいわば制度、あるいは財源、そうしたものをどうしても日本全体を考えるのに必要ではないかといったことを申し上げていく、それらについて山田前会長のときもですね、相当いろいろなそういう地方創生以外の地方税財源の問題も含めて、物申してきたと思いますが、これから更にですね、問題自身は、やはりいろんな問題が、今、好転しつつあるかというと非常に、胸突き八丁のようなところに全体としてはあるという気も致しますので、やはり知事会っていうか、全国の知事が足並みを揃えてですね、いろいろな発信をしていくことが重要ではないかというふうに思っております。

以上

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