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公開日:2019年6月5日

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知事記者会見 令和元年6月3日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:令和元年6月3日(月曜日)13時00分〜13時18分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告事項

  1. 「認知症高齢者等の情報提供及び支援に関する協定」の締結について

報告事項

高齢化の進展に伴い、今後も認知症の高齢者の増加が見込まれている中、本県における認知症高齢者の数、推計値は、2020年、令和2年には約5万1千人、2025年、令和7年には約5万6千人となる見込みであります。
認知症は、早期発見・早期対応を行うことにより、進行を遅らせることが可能となる場合もあるため、認知症対策として、早期発見、早期対応に向けた取り組みが重要と考えております。
そこで、高齢者の運転免許更新時の認知機能検査等を活用して、認知症のおそれがある高齢者の方の早期発見、早期対応を図るため、このたび、5月31日付けで、県、県警察本部及び県内全市町の3者で協定を締結し、認知機能が低下している高齢者に対する各市町の早期の支援につながる取り組みを開始いたしました。
具体的には、運転免許更新時の認知機能検査等で認知機能の低下が認められ、それを理由に免許の自主返納を行った方などに対し、運転免許センターに新たに配置した看護師等が面談を行い、同意をいただいた方の情報を各市町に提供することにより、各市町の地域包括支援センターなどが訪問・相談等の支援を行うこととしております。
詳細につきましては、この後、長寿社会対策課から説明いたします。

質問項目

  1. 瀬戸内国際芸術祭2019春会期の来場者数について
  2. 東京2020オリンピック聖火リレーについて
  3. 中高年のひきこもりについて

質問事項

幹事社:1 県はこのほど、瀬戸内国際芸術祭の春会期の来場者数を公表した。会期が違うため単純比較はできないが、31日間で約38万7千人が来場し、前回の春会期の1.5倍となった。中でも約3倍増となった大島や約2倍増となった男木島、女木島など来場者数が大きく増えた島もあった。来場者数が大きく増えたことの感想と特に来場者が増えた島、会場について、その要因を伺いたい。
2 6月1日に東京2020オリンピック聖火リレーのルート概要が発表された。県内では全市町を通り、丸亀城や父母ヶ浜などを通過すると聞いているが、県内の見所や聖火リレーへの期待、県民参加などについて知事の所見や考えを伺いたい。

知事:最初に瀬戸内国際芸術祭の春会期の来場者数等についてであります。今回、初めてゴールデンウィークを会期中に含めることとし、4月26日から31日間の会期で開催いたしましたが、昨年来、皆さま方をはじめ、海外を含む多くのメディア、報道で取り上げていただいたことによる認知度の向上、また10連休による来場のしやすさに加え、祝日・休日の天候にも恵まれたことなどから、各会場ともに来場者が増えており、大勢のお客様にお越しいただけたものと考えておりまして、本当にありがたく思っています。
特に来場者が増えた島といいますか、会場につきましては、例えば、大島で航路が一般定期航路化されて、これまでより訪れやすくなったとか、女木島の作品がSNSで多く発信されたことなどが考えられますけれども、やはり今期の会期中に10連休が含まれたことで、これまで訪れることが比較的少なかった島にも足を延ばすことができ、会場全体がバランスよくにぎわったのではないかという印象を持っています。
夏会期が7月19日から始まりますが、高松港周辺の北浜や一部の島で新規作品も設置され、パフォーマンスも充実することから、引き続き国内外から大勢の方にお越しいただき、夏の瀬戸内を満喫していただければと考えております。
東京2020オリンピック聖火リレーにつきましては、まず県実行委員会において、8市9町すべてを巡るルートの可能性を探ってきたわけでありますけれども、それが実現することとなり、大変喜ばしく思っております。詳細なそれぞれのルートにつきましては、現在、検討・調整中でありますが、今回、大会組織委員会からは、本県の聖火リレールートの見所として、丸亀城や父母ヶ浜、瀬戸大橋が紹介されています。これらは、いずれも県が誇る観光名所また話題のスポットであり、より一層のPRに繋がることを期待しております。
聖火ランナーの募集開始日程も発表され、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが迫ってきたと実感しております。56年振りという夏季オリンピックの聖火リレーが、安全また着実に実施されるとともに、実際に県民の皆様にリレーのランナーとして御参加いただいたり、広く県民の皆様がそのリレーの様子を観覧いただけることを通じて、県民の皆様の心に永く残るものとなるよう、引き続き準備を進めてまいりたいと考えております。

記者:昨今、川崎市の児童らの殺傷事件や、東京都練馬区で農水省の元次官が息子さんを殺害した事件などが報道されて、中高年のひきこもり問題が改めてクローズアップされているように感じる。香川県においてもひきこもりも念頭に置いた子どもや若者の支援施策を充実させているところだが、知事がこういった事件の報道に触れてどのように感じたか改めて伺いたい。

知事:それぞれ大変に痛ましい事件であり、お亡くなりになられた方には、まず心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
いろいろな事件が発生しておりますけれども、なかなか一概には言えないところもあるのではないか、報道ではですね、農水省の元次官の行動に川崎の事件との関連ということがそういうなんていうんでしょうか、説明といいますか、供述といいますか、そういうのがあったように聞いておりますけれども、また、ひきこもりそのものを何かすごく問題であるというような捉え方も、かえって、全体的な問題の解決にはならないのではないかといった気もいたします。非常に難しい問題であるというのが率直な実感でありますけれども、こうした事態が起きないように、これからも国、また、関係機関、または自治体も含めて取り組んでいきたいと思っております。

記者:聖火リレーについて追加で伺いたい。島しょ部の3町にも巡るということで、全国的にも、そういうようなケースは事前に種火を運んでおいて本土で消すのと同時につける瞬間移動と呼ばれる方法が採用されるということだが、全市町を巡る目的というだけではそれは乱発してはいけないというような方針だったと聞いている。そういう意味では、香川でも全市町巡りたいという視点だけではなくて、3町、島しょ部を巡る意義や魅力をアピールされたのではないかと思うが、その点についてはどのような状況か伺いたい。

知事:ここは非常にいろんな物理的、あるいは技術的な問題もあるということで、東京組織委員会でも、いろいろ全国的なバランスといいますか、そもそも全体の日数が、本来100日以内というふうに聞いておりますけれども、そうした点について、しかしやはりオリンピックの聖火リレーを通じて大会の機運の醸成を図る、また、オリンピックそのものに対する全国での参加意識、こういったものが復興地も含めて重要だということで、いろいろと東京組織委員会がIOCともいろんな調整されたのかなと思いますが、その中で我々としても、できる限り、やはり多くの人に聖火リレーを実感していただきたい、目の当たりにしていただきたいと。
前回1964年は、御案内のように、東半分、東讃地域を通っていって、岡山の方に行ったということで、西讃の方では、聖火リレーは通らなかったわけですけれども、やはり、全体的な機運の盛り上げに資する、また、本県においても、より多くの人に接してほしいということで、今おっしゃった親火と子の火を上手く使って、最小限のそういう一種の特例措置によって実現できるのであれば、全市町訪問を目指したいということで、全体的な制約の中で、乱発というようなことにならない範囲で、私どもとしては、こういったことが実現できるのではないかと考えた結果であります。これによって、小豆島、直島にも伺うことができるということは、私どもとしては、率直によかったなと思っております。

記者:今の話だと、やはりより多くの方により多くの範囲を回りたいというところを中心に伝えていて、組織委員会の方で全体、乱発にならないようにと選んだ中に香川も入っていたというような状況に理解したが、特に、瀬戸内は今、アートで売っていてとかオリーブがという瀬戸内らしさをアピールして認められたのではないのかどうなのか、どういう部分が評価されて特別の範囲に入れたのかというところの認識はいかがか。

知事:これは、組織委員会の方に聞いていただきたいと思いますけれども、そういった、いわゆる特例措置の回数といいますか、そういったものがもう全く制限なくできるということでは、やはりあっちに行ったりこっちに行ったりとか、非常に細切れ的になる可能性があるのかなと。そういった点を全体的な調整の中で、組織委員会としては一定のそういった特例措置を実施する回数といいますか、そこら辺を抑えると、この具体的にその辺についてですね、これは組織委員会の方での話なので私どもでそういったものについて言及するのは差し控えたいと思いますけれども、今おっしゃっているような中身をそれぞれ見て、これならOK、これはだめといったチョイスというか判断を組織委員会がされたということではないんじゃないかと思っています。

記者:瀬戸芸の春会期の来場者数についての関連で伺いたい。運営面での評価というところになる。2つあって、1つは懸念された混雑に対しての対応だが、混雑については、対応の方では特に大きな問題はなかったということのようだった。過去3回瀬戸内国際芸術祭を開催されているが、運営面での、あるいはマネジメントの蓄積が今回活かされたということにも捉えることができようかと思うが、その点の評価について伺いたい。もう1点は、10連休ということで各会場とも混雑したということだが、開催地となった、いわゆる島の方で住民の反応、ゴールデンウィークで他の観光客の方が大勢来られて、生活のペースに多少なりとも影響は出たのではないかという気もするが、その辺りの反応の方は実行委員会の方に入っているのかどうか、以上2点伺いたい。

知事:最初の方、なかなか希望の船にそのとおりには行列してその時間の船に乗れなかったという例が今回も発生いたしましたけれども、できる限り、すぐ臨時の増便をして、付け船等の形も含めて、それに希望に近い形でアクセス移動できるということに最大限努力して、船会社の御協力もいただいて、前回までに比べて、さらに、その点についてはこの前もちょっと数字を申し上げましたけれども、そういう臨時の増発回数も増やすことができましたし、いろんなノウハウを活かすことができたのではないかと思っております。なかなか100%御要望に応えるというのは収容人数等の問題もあり、難しいところですけども、そうした点については、夏会期以降も努力していきたいと思っています。
もう一つ、島で実際に生活されている方の利便性が損なわれるようなことがなかったかということでございますけれども、今の時点では、私に特に、こういうところがちょっと問題があったとかトラブったというそういう報告は来ておりません。なお、よく島の方々にもお話を伺って、夏会期以降改善できる点があればまた改善していきたいと思っています。

以上

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