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公開日:2019年4月24日

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知事記者会見 平成31年4月22日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:平成31年4月22日(月曜日)13時00分〜13時14分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 香川県災害対策推進委員会について
  2. 瀬戸内国際芸術祭2019の開幕について
  3. 人口減少(2040年問題)について
  4. 10月の消費税増税について
  5. 多度津町民体育館のトイレの壁の倒壊について

質問事項

幹事社:1 本日、県は知事を委員長とする庁内組織「県災害対策推進委員会」を開催した。この委員会の狙いや取り組み、どのような成果を出していくのか伺いたい。
2 26日に瀬戸内国際芸術祭2019の春会期が開幕する。今年で4回目となる芸術祭だが、国内外の観光客受け入れ等の準備状況、また、経済効果や地域活性化など期待を伺いたい。

知事:最初の香川県災害対策推進委員会につきまして、今日午前中、第1回目となる委員会を開催いたしました。
この委員会は、近い将来の発生が懸念される南海トラフ地震や近年頻発している大規模な風水害などから県民の皆様の一人ひとりの命と財産を守るために、私がトップとなって、各部局における防災・減災対策について、全庁的に協議して、共有を図ることにより、庁内各部局一体となって、各市町、関係機関と連携しながら、危機管理体制の一層の強化を図り、万全な防災・減災対策につなげるために、設置したものです。
この委員会については、本日を含め、年間3回程度開催することとしており、各部局の行う取り組みについては、全庁的に情報共有するとともに、これに対する意見交換や事後の検証などを行い、一層の危機管理体制強化に向けて取り組みの見直し・改善を図っていきたいと考えております。
今日の会議では、昨年の豪雨災害等の状況も踏まえた災害対応力の強化について協議したほか、本年度の各部局の取り組みについての情報共有を図りました。
特に、災害対応力の強化として、これからの出水期に向けて、水害への対応をより迅速的確に行うため、災害対策本部が立ち上がる前段階での各部局の意識・共有を図る目的で災害警戒体制の仕組みを取り入れることとしました。
あわせて、私と各市長・町長さんとのホットラインの設置や、災害時における各市町へのリエゾン、連絡職員の派遣体制の整備などを行うことにしており、情報の収集・共有の観点からの災害対応の充実を図ったところであります。
私としましては、県民の皆様の生命と財産を守ることが、県にとっての最大の責務であると肝に銘じ、大規模災害に備えるために、この委員会の取り組みを通じて、各部局一丸となって課題を洗い出し、ハード・ソフト両面から、あらゆる防災・減災対策を実施していくことにより、「災害に強い香川づくり」を強力に推進してまいりたいと考えております。
2番目の瀬戸内国際芸術祭について、まず国内外の観光客受け入れ等の準備状況についてであります。
瀬戸内国際芸術祭2019につきましては、前回、2016年の閉幕の翌年から、およそ2年間にわたり、地元市町・関係団体とともに前回の課題を振り返りながら、ひとつずつ準備を進めてまいりました。いよいよ今週末に開幕ということで、来場者の皆さんをお迎えできることを私自身、大変楽しみにしております。
今回、前回と違って春会期をゴールデンウィーク前日の4月26日スタートとしたことから、開幕当初から大勢の来場者がいらっしゃるのではないかと予想しておりますが、そのような中、お越しになられた方に満足していただいて、良い印象をもって帰っていただくために、現地の受け入れ体制が重要と考えております。
会期中は、高松港あるいは各島の港に案内所を設け、来場者に対して適切に案内、誘導が行えるよう、運営マニュアルも作成し、スタッフに対する丁寧な研修も行っております。
また、昨年来、海外の多くのメディアで取り上げられたこともあり、外国人の来場者が増加すると見込まれるため、案内所には外国語対応可能なスタッフを増強するとともに、それ以外のスタッフも基本的な対応ができるように指さしによるコミュニケーションシートや翻訳アプリを導入したスマートフォンを準備しています。さらに、来場者自身の情報収集を支援するため、公式サイトの多言語化も図っております。
なお、ゴールデンウィーク当初、作品鑑賞パスポートの実券への引換えのために案内所窓口が混雑することも予想されるため、開幕前日の4月25日まで、高松港総合案内所で引換えを実施し、あらかじめの引換えをお勧めしております。
開幕まであとわずかとなりましたが、海外からも含め、初めて芸術祭を訪れる方でも、できるだけスムーズに会場を周遊できるよう、準備の仕上げを着実に行っていきたいと考えております。
経済効果や地域活性化などの期待についてでありますが、瀬戸内国際芸術祭は、来場者数の多さといったことを目標にしているものではありません。しかし、毎回100万人もの方にお越しいただき、前回の開催では、試算によると139億円の経済波及効果が生まれているとされました。
今回も多くの方々の来場があると考えておりますが、国内外からの来場者による宿泊・飲食、交通機関の利用などによる消費が喚起され、地域に与えるそれらの経済効果は大きいものと期待しております。
また、そうした直接的な経済効果だけではなく、瀬戸内国際芸術祭の開催は地域のイメージアップにも大きな役割を果たしていると考えております。今回の芸術祭では、重点プロジェクトとして瀬戸内の特産品や農産物、あるいは島の食に焦点を当てており、芸術祭で来場された方々にそれらを知っていただくことで、認知度の向上につながることも期待しております。
これまで、芸術祭に訪れたことをきっかけとして島を気に入っていただいて、移住にまでつながる事例も現れており、今回もたくさんの方に訪れていただき、それらを通じて、その後の地域活性化につながる御縁が生まれることを願っております。

記者:今月19日に国の研究所の人口将来推計の発表があった。2040年に県内で、世帯主が65歳以上の世帯が46%に達するというものであったが、これに対する受け止めを伺いたい。

知事:今、詳しい数字を手元に持っておりませんけれども、いずれにせよ、人口減少と高齢化が、依然として進んでいるということは事実でありまして、これに対して、本県においても、先ほど申し上げた防災・減災対策と並んで、もう一つの大きな政策の重点として、人口減少問題の克服、地域活力の向上を取り上げております。
人口問題というのはいろいろな要素がありますけれども、一つには、やはり自然減、お亡くなりになる方が高齢化の関係でどうしても多い、一方で少子化という、生まれる子供さんが少ない、このギャップの問題と、二つ目は、今回のその発表でも新聞等で多く取り上げられました、人口の社会増減、いわゆる転入転出の差、ギャップ、さらにもう一つの要素としては、交流人口というものもあると思います。これは、三つ目の話は、先ほどの瀬戸芸にもつながるものだと思っておりますけれども、そういった三つの側面を通じて、できる限りの対策を講じていきたいと。もちろん、これも数字そのものが目標ということではなくて、やはり、人口構成のバランスといいますか、現状のまま、本当に少子高齢化がストップがかからなければ、非常に年少人口と成年人口、あるいは高齢人口とのバランスが、従来のピラミッド型の人口構成といったものと比べると大きく違ってきて、やはり負担の問題というものも含めて、社会全体がなかなか成り立たなくなるような恐れがあります。それがやはり人口減少で懸念されていることではないかと思いますので、そうした点も含めて、当然ながら、雇用の確保、また、いろいろな生活のしやすさ、そういったものによって、この香川県が、さらにその人口減少に歯止めをかけていき、それによって地域の皆様の、そこに住む、住んでいただく皆様の豊かな暮らしというものが実現できるようにしていきたいと思っております。

記者:消費増税の関係で、先週、自民党幹部から先送りする可能性についての発言があったが、地方にも影響のある話だと思う。知事の受け止めを伺いたい。

知事:消費税の10月からの引き上げについては、やはり避けて通れない必要なものだと思いますし、それを前提とした様々な施策も、すでに各市町含め、自治体でも準備しております。こうした御負担をお願いすることになるわけですけれども、これは地方消費税の分も入っておりまして、地方としても極めて重要な問題、克服していかなければいけない課題だと思っておりますので、国民の皆様、住民の皆様にぜひ御理解をお願いしたいと思っています。

記者:この週末、多度津町の町営体育館で、トイレの壁が倒れた。今回は町営の施設であったが、今後、県有施設で調査をする予定はあるか。

知事:体育館のトイレの壁が、留め金が壊れたということ、金具が壊れたということかと思いますけれども、その報道は承知しております。まだ、それを踏まえての、体育館あるいはそういう県有施設の点検というところまでは、具体的な話をしておりません。担当の部署に、それぞれにまた確認してみたいと思います。

以上

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