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公開日:2019年7月24日

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知事記者会見 令和元年7月22日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:令和元年7月22日(月曜日)11時30分〜11時43分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 第25回参議院議員選挙について
  2. 瀬戸内国際芸術祭2019の夏会期開幕について

質問事項

幹事社:1 21日に投開票された参院選の結果について、知事の受け止めを伺いたい。また、今回の投票率は45.31%と過去最低だった。この投票率に対する受け止めと、投票率向上のため、今後どのような啓発活動が必要と考えているのか伺いたい。
2 瀬戸内国際芸術祭の夏会期が19日に開幕した。夏会期の見どころについて伺いたい。

知事:最初に、第25回参議院議員選挙につきまして、まず、香川県選出の議員選挙においては、三宅伸吾氏が再選されました。心からお慶び申し上げたいと思います。それぞれの候補者が公約を示して、様々な問題について議論をし、県民の皆さま、有権者の皆さまが、それらの議論を踏まえて判断された結果と受け止めております。当選された三宅伸吾氏には、国会において、国政の諸課題の解決に加え、地方創生、地域経済活性化といった地方の課題について御尽力いただくようお願いしたいと思います。
全国的な開票結果について、まだ最終確認できていない面もありますけれども、与党が改選過半数を上回るという結果となったと受け止めておりますが、国民の皆さまが、様々な課題について交わされた議論を踏まえて、判断された結果だと思っております。
一方、投票率につきましては、本県の投票率45.31%、過去2番目の低さであった前回よりもさらに4.73ポイント下がり、また、これまでの過去最低、平成7年、24年前の46.79%も下回り過去最低となったこと、また、全国平均も3.49ポイント下回っておりますが、大変残念な結果だと受け止めております。今回の選挙、若年層をはじめとした投票率の低下が全国的な課題となる中、県の選挙管理委員会、また各市町の選挙管理委員会を中心に様々な広報を通じて、投票総参加の呼びかけを行って、報道の皆さま方にも御協力をいただいたわけですけれども、このような結果になり重ね重ね残念に思っております。
県選管では、今回、多くの有権者に感心を持っていただくため、県選出の若手シンガーソングライターのmimika(ミミカ)さんをキャンペーンキャラクターとして起用し、キャンペーンソングも作っていただいて、県内大学、専門学校、高専、高等学校計7校を訪問して、ミニライブや校内放送を通じて投票総参加の呼びかけを行うほか、商店街あるいは大型ショッピングモール等で啓発イベントを実施して、その様子をさらに特設サイト、あるいはSNSで情報発信するなど、様々な取り組みを行ったと承知しております。今回、新たに実施した取り組みとして、教育委員会と連携して、県内280余の小・中・高校等の全校に選挙啓発チラシを送り、小学校の場合には、親子連れ投票の勧奨チラシも同封して、児童・生徒を通じて各家庭に持ち帰っていただき、保護者の方に渡していただくよう依頼したとも聞いております。
こうした努力を重ねたわけですけれども、近年、国政選挙、地方選挙ともに投票率が全般的に低下しており、特に若い世代の投票率が他の世代に比べて低いということで、若者の政治参加が重要な課題となっております。こういう中ではやはり、日頃からの取り組みが重要ではないかということで、県選管においては、主権者としての自覚を促して必要な判断力を養う、いわゆる主権者教育を充実させるために、高校・専門学校への出前授業のほか、民間企業の若手社員あるいは各市町の若手職員、また大学生を対象とした異業種交流研修や、県内大学生等への選挙講義、小学生から高校生までを対象とした明るい選挙啓発ポスターの募集など、若年層の選挙に関する意識の高揚を日頃から図っていると伺っております。
こうした取り組みに即効性を持たせることは、なかなか難しいとは思いますが、こうした選挙管理委員会において、日頃から行っている主権者教育あるいは選挙啓発リーダーを育成するための研修等を充実させながら、地道な取り組みを継続することが重要であると考えられますので、今後ともこれらの取り組みによって、投票率が回復していくよう期待しております。
2点目の芸術祭の関係につきまして、御指摘のとおり7月19日に夏会期が開始されました。男木島、小豆島、大島、高松港、宇野港で17の新規作品を新たに公開し、また展示替えやいろいろなパフォーマンスなどにおいても一層充実した内容となっていると思います。
小豆島の四海地区・沖ノ島と、高松港周辺の北浜が今回、初めて作品展開エリアとなったわけですけども、北浜では、いろいろと報道いただいているように6組のアーティストが「北浜の小さな香川ギャラリー」ということで、希少糖や香川漆芸、讃岐うどん、また丸亀うちわ、庵治石といった香川の特産品に焦点を当てた作品群を展開してくれています。各島から高松港に帰ってこられた方々が、夕方から夜にかけても楽しめるよう、北浜のプロジェクトにつきましては、毎日午後8時まで鑑賞できることとなっています。また、片原町駅の近くで開設したライブストリーミングスタジオ「DOMMUNESETOUCHI(ドミューン セトウチ)」は月曜、火曜を除いて午後11時までイベントを実施することとしています。これらの新規作品に加え、春から公開している作品につきましても、女木島の「島の中の小さなお店プロジェクト」をはじめ、作品の一部展示替え、また追加展示も行っておりまして、春に訪れていただいた方もさらにまた楽しんでいただける内容となっているのではないかと思います。
また、食につきましても、夏の旬の食材を使ったメニューを島ごとに提供することにしております。さらに、アジアでアートによる地域づくりに取り組む人たちが一堂に会して、それぞれの経験・課題を議論し合う「瀬戸内アジアフォーラム」、この開催や、100組を超えるアカペラのグループが集結し、イベントを行うという、芸術祭でしか見られないパフォーマンスイベントも数多く実施することとしております。
なお、御来場に際しては、芸術祭の公式ウェブサイトに掲載しております混雑予想カレンダーを参考にして、できる限り混雑する日を避けて来場することを御検討いただいて、また、来場当日も、公式アプリで発信する各施設等の混雑情報を周遊に役立てていただきたいと思っております。夏会期はやはり、熱中症防止の十分な備えや、さらにまた、全会期共通ですけれど、ごみの持ち帰りへの御協力もお願いしたいと思っております。この夏会期も国内外から大勢の方にお越しいただいて、夏の瀬戸内を満喫していただければ幸いです。

記者:参議院議員選挙の投票率について、関連して伺いたい。知事も先ほど言われたが、今年4月の香川県議会議員選挙も40%を切って過去最低、昨年の県知事選挙も、確か30%を切って過去最低、過去最低が続くという部分で、残念とは言われたが、知事が具体的にどのような危機感をお持ちであるかという部分と、香川県だけではないが、こういった民主主義の社会において、政治離れ・選挙離れが進む、止まらないという部分について、このまま進むとどういうことを心配しないといけないという危機感を持たれているのか知事の見解を伺いたい。

知事:確かに私も危機感を持っておりますが、どこまで本当にこういった傾向が続くのか、その点、非常に危惧を抱いております。そういったことを、やはり、投票に一票の権利を行使するということは、もう一面では義務でもあるわけで、それなくして、いろいろと各種の問題について、御意見がありながら、それを結局表明するのは、やはり現在の民主主義の制度では、選挙ということになりますので、そこをスルーしてしまっている、そういったことで、いわば有権者として持っておられる思いと、実際の政治との間にすれ違いが、ギャップが生ずるということは、何とかしなければいけないと思います。この点、制度全体がやはり国政といいますか、総務省の所管ということになりますけれども、またその実施については、中央選管をはじめ各選管ということになりますが、一朝一夕に解決できない問題ですけれども、いろいろな制度的な工夫、以前、私は電子投票になれば違ってくるのかなとも思っていると申し上げたことがありますけれども、そういった面も含めて、大変だ大変だというだけではなくて、過去最低といって、何かそれが当たり前のようにならないようにしなければいけないとも思っております。

以上

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