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公開日:2019年8月28日

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知事記者会見 令和元年8月26日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:令和元年8月26日(月曜日)13時00分〜13時19分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 瀬戸内国際芸術祭の夏会期の終了について
  2. 日韓情勢の悪化に伴う影響について
  3. 全国知事会の会長選挙について
  4. バドミントン桃田選手の世界選手権2連覇について
  5. 公務の魅力について

質問事項

幹事社:1 瀬戸内国際芸術祭の夏会期が昨日終了した。夏休み期間中の会期となり多くの観光客が訪れたが、台風第10号の接近により、作品の公開を休止するといった影響もあった。夏会期を終えての知事の所感を伺いたい。
2 韓国への輸出規制強化による日韓情勢の悪化を受け、全国的にソウル便の休止などがみられるが、高松線への影響について、今後の影響や見通しを伺いたい。また、あわせて県の交流行事への影響についても伺いたい。

知事:瀬戸内国際芸術祭2019の夏会期は、昨日8月25日まで、7月19日からの38日間ということで閉幕いたしました。夏会期は御指摘のように、お盆の時期の台風直撃のほか、高温あるいは急な天候の変化など、あまり天候には恵まれなかったと思います。
このうち台風への対応につきましては、予め公式ウェブサイトあるいはSNSで周知したことにより、特に混乱もなく、来場者の安全を確保できたと考えています。熱中症につきましては、港やバス停での日傘の貸出しやテントの設営といった日よけ対策などを行うとともに、事前の呼びかけによって、来場者の方も暑さ対策をして来られた結果、把握している範囲では熱中症の軽度の方が7名であり、案内所等での対応で回復されたと聞いています。また自転車の自損事故が実行委員会に報告があったものとしては会期中、豊島で3件あり、いずれも軽症であったようですけれども、あらためて自転車利用者あるいは関係機関に注意喚起を行いたいと思います。
芸術祭の内容に関しましては、夏会期からの新規作品も好評を得ているほか、内外から多数の関係者を迎えて実施いたしましたボーカルアジアフェスティバル、あるいは瀬戸内アジアフォーラムのように、多様なイベントも芸術祭の取り組みとして定着しつつあると受け止めております。
会期を通して比較的ゆったりと作品や島の風景を楽しんでいただけたと、大きな混乱はなく終えることができたと感じており、各会場の地元住民の皆さまの御理解・御協力、また芸術祭に関わる多くの皆さまからの御支援・御尽力に深く感謝を申し上げたいと思います。
9月28日から秋会期が始まりますが、新たに本島、高見島、粟島、伊吹島の4島に作品が設置されるほか、パフォーマンスの充実、あるいは島ごとに特色のある食も提供することから、引き続き国内外から大勢の皆さまにお越しいただいて、芸術祭の締めくくりとなる「ひろがる秋」を満喫していただければと思っております。
2点目の日韓情勢の悪化に伴う影響につきまして、まず高松線への影響についてでありますが、県としては引き続き、高松路線に関する情報に関して、航空会社エアソウルや旅行会社など関係者を通して、鋭意、現状把握等の情報収集に努めております。
聞き取りによれば、アウトバウンドについては、旅行会社を通じた予約状況は鈍化しておりますが、御自身で航空券を予約する個人旅行客、いわゆるFITについては、大きな影響は出ていないとのことであります。
しかしながら、インバウンドでは、個人旅行客FITについて、こちらも大きな影響は出ていない一方で、団体旅行客による予約キャンセルの発生や新規予約の鈍化が続くなど、影響が出始めております。こういったことにより、今月8月の利用率、21日現在のデータですけれども、約70%前半で推移しておりまして、昨年の8月ひと月間、これは最後までのデータですけれども、84.5%に対して、今申し上げたような70%前半での推移となっているとのことであります。県としては引き続き、関係者からの情報収集を行うともに、航空会社と連携して、路線の利用促進にも努めていきたいと考えております。
県の交流行事への影響につきましては、現在、日韓両国の間にさまざまな懸案事項があって、この両国の関係が円満でないことを遺憾に思いますけれども、こうした懸案事項、基本的には両国政府の外交により解決されるべきものではないかと考えています。
自治体レベルの交流につきまして、本県は、韓国の地方自治体と交流協定等は締結しておりませんけれども、浦項(ポハン)市と訪問団の相互往来を行っております。今年度、瀬戸内国際芸術祭2019の春会期のオープニングに先方を御招待したほか、5月31日から6月2日の間は、私の代理として、審議監が浦項市に参り、浦項市長の表敬訪問、浦項国際花火祭り等に参加して、交流を深めております。
このような外国との交流につきましては、交流人口の増加によってそれぞれの国民の相互理解、また信頼関係の醸成につながると考えております。こうした相互交流は、両国の関係の基盤をなすものでありますので、民間レベルも含め、継続していくことが重要ではないかと思っております。

記者:日韓関係について、関連して伺いたい。富山や宇部といった地方空港で、休止を決めたり、減便を予定しているところがあるようだが、例えば、エアソウルの高松−ソウル便の減便・休止の可能性について、そこまで踏み込んだ状態にはなっていないようだが、どのように捉えているのか伺いたい。また、観光業界や企業の経済活動といった部分でも、県として今回の日韓情勢の悪化を受けた影響等、何か把握しているのであれば伺いたい。

知事:まず、高松−ソウル線については、現時点ではエアソウルから減便あるいは運休についてのお話は聞いておりません。いろいろな経済関係での規制等による影響も懸念されるところでありますけれども、貿易関係の、ホワイト国指定の除外等について、現時点で県内企業に大きな影響は出ていないといいますか、影響は少ないのではないかというのが、ジェトロあるいは四国経済産業局の観測のようでありまして、今後、私共も、こうした関係機関と連携しながら、動向を注視してまいりたいと考えております。

記者:観光客についてはどうか。

知事:観光客は先ほど申し上げたように、団体の予約のキャンセル等が一部で見られると、新規予約の鈍化も続くということで、これは路線だけではなくて宿泊先も含めた話であります。

記者:全国知事会のことで、先週、無投票ではあったが、お隣徳島県の飯泉知事が会長に就任されるという結果になった。浜田知事は代表推薦者ということになっていると思うが、このことについての受け止めと、今後の期待等を伺いたい。

知事:四国からは初めての全国知事会長の就任ということであり、飯泉知事の就任、誠に喜ばしく、また、心強いと思っております。推薦に当たっては、全国知事会の中で、飯泉知事は、総合戦略・政権評価特別委員会委員長や地方創生対策特別本部副部長などを務められ、こうしたことを通じて、国の政策議論、地方創生施策の提言など、知事会の議論をリードしてこられております。そういう意味で、会長にふさわしいのではないかと、他の多くの知事さんも同じ考えということでしたので、やはり、お隣の県の知事ということで、私が代表となるのがよいのではないかということで、推薦を行った次第です。
現在の状況、非常に地方にとって厳しいものがあります。人口減少、自然災害、南海トラフ地震等への備え、地方の一般財源総額の確保、税財源の偏在の是正、そして地方創生の充実、地方分権の推進、これら課題が山積しておりますけれども、飯泉新会長の舵取りに、大いに期待をしているところであります。

記者:昨日、バドミントンで桃田選手が世界選手権2連覇を果たしたが、それに対する知事の受け止めと、今後の活躍にどう期待するか伺いたい。

知事:桃田選手の活躍、前回のチャンピオンということで、ディフェンディングチャンピオンということかと思いますが、貫禄も感じさせる素晴らしい試合だったのではないかと、連覇の重圧がかかる中での優勝ということで、心から称えたいと思います。県にとりまして、非常にうれしいニュースであり、県民の皆さまを元気づけるとともに、この後に続くジュニアの皆さんへの励みにもなると思います。来年の東京オリンピックに向けて、この後もさらに活躍していただき、東京オリンピック出場、そしてメダルの獲得を期待しております。
8月10日には、香川県後援会も設立されたところであり、県民の皆さまの応援も大きな力になっていると思いますので、今後とも地元から声援を送っていきたいと考えております。

記者:今日はインターンシップの学生さんもお見えのようなので、浜田知事の私見ということで結構ですが、いわゆる公務の魅力についてお尋ねしたい。香川県内では、昨日夏会期が終わったが、瀬戸内国際芸術祭の開催など、文化面での振興、さらに国際線の誘致ということで、空路も充実しているし、また、「うどん県。それだけじゃない香川県」ということで、香川県のPR発信も功を奏していて、「香川」という名前が全国的にも高まっている状況かと思う。
一方で、先ほど知事のお話にもあったが、財政状況は決して楽観視できない中で、にも関わらず担当の方が各種事業の取り組みを円滑に進められるよう、努力されているところですし、また、豊島産廃問題についても、共創理念に従って住民との対話を着実に丁寧に進めているというふうに思っている。また、地方創生の取り組みについても、一朝一夕には成果が出ないとは思うが、一つ一つ諸課題に取り組んでいるところだと思う。
こうした香川県の職員の方々が、朝となく夜となく職務に邁進しているところで、その点につきましては私も敬意を表するものであるが、今日はインターンシップの学生さんもお見えなので、将来、香川県を支えうる方々に、公務の魅力というものは、どういうところが魅力なのかというところをお聞かせいただきたい。

知事:県職員、香川県の取り組みに過分なお言葉をいただき、大変恐縮しておりますけれども、県庁で働くことの魅力といいますか、我々としてはぜひ一緒に働いていただきたいというその理由としては、一つには、働く立場から見ても、やはり非常にやりがいのある、今、御指摘にあったようなさまざまな課題、どれも県民の皆さん、あるいは地域の皆さんのために解決が求められる重要な課題であり、そうしたものを担っていく、責任を持って取り組んでいく、そういうことができるというのは大きなやりがいであり、それが魅力だと思います。
また、そうした課題がいくつもあるという中で、いろいろな分野に携わることができる、専門職・技術職で入庁された方は、ある程度幅が限られているところがありますけれども、専門職の場合でも、いろいろな異動によって、自分の専門一筋じゃなくて、他の違う分野に挑戦することもできると、そういった点、これは民間企業なり、他の職場でもそういったところは大なり小なりあろうかと思いますけれども、やはり、私自身は、いわゆる世の中のために役立つという、自分の仕事がそれに直結するという、いろいろな職業が、すべて世のため人のためということにつながっていると思いますけれども、公務員というのはやはり全体の奉仕者であって、すなわち、直接自分の仕事が公共の福祉・利益につながるという、この点はある意味で非常にわかりやすいところでもあり、組織の中の歯車というようなことではなくて、自分自身がその社会をよくするために、その社会をまさに動かしている、歯車を動かす、そういう責任を持っている、その辺もある種、やはり魅力と言えるのではないかと思います。

以上

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