ページID:4303

公開日:2019年4月10日

ここから本文です。

知事記者会見 平成31年4月8日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:平成31年4月8日(月曜日)11時00分〜11時21分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

【知事の発言のうち、2分48秒周辺の発言を次のとおり訂正します。】
誤)・・・過去最高・・・
正)・・・過去最低・・・

質問項目

  1. 4月7日に投開票された香川県議会議員選挙の投票率について
  2. 高松−台北線デイリー化について
  3. 栗林公園周辺の無電柱化について

質問事項

幹事社:1 昨日投開票された県議選での投票率が38.40%と過去最低を記録した。この投票率をどのようにみているのか所感を伺いたい。また、県選管が実施していくことになるが、投票率向上に向けた取り組みとして、どのような啓発活動が必要と考えているのか伺いたい。
2 今春から高松−台北線がデイリー運航になった。高松空港発着の国際定期路線では、ソウル線に続くデイリー運航となるが、インバウンドなど期待する効果、また、他の国際線増便への期待などを伺いたい。
3 県が「香川県無電柱化推進計画」を策定し、2020年度までに栗林公園周辺の県道などで工事に着手する方針が出された。栗林公園周辺での工事の狙いと期待、また、今後の工事予定やその狙いなどを伺いたい。

知事:最初の、昨日の香川県議会議員選挙の投票率についてでありますが、まずは、この度の県議会議員選挙で当選されました皆様に、改めて心からお祝い申し上げたいと思います。
今回の選挙は、県民生活にかかわりの深い身近な選挙であり、県民の皆様にとって、県政の将来を託する代表者を選ぶ大切な選挙であったと思いますが、御指摘のように、投票率は、38.40%と、4年前に比べ10ポイント以上下回り過去最低の30%台となりました。
報道によりますと統一地方選の41の道府県議会選挙の平均投票率は、44.08%ということで、これも前回の45.05%を下回る過去最低となったと聞いております。
県選挙管理委員会においては、御案内のように、ゆるキャラの「うどん脳」をアレンジした「せんきょ脳」を起用したポスターなどの啓発資材や、あるいは啓発動画を作製して、インターネット・SNSを活用し、若年層をターゲットとした情報発信を行い、さらには投票日当日まで広報車あるいは香川県独特の広報船、船などによる広報にも努めたわけですけれども、過去最低の投票率となったことは、大変残念に思っております。
投票率向上のための取り組みにつきましては、今、選管の今回の取り組み、申し上げましたけれども、これも選挙管理委員会において、主権者としての自覚を促して必要な判断力を養う主権者教育を充実させるために、日頃から高校、専門学校への出前授業のほか、民間企業の若手社員、市町の若手職員、大学生を対象とした異業種交流研修や、県内大学生等への選挙講義など次代を担う若年層の選挙や政治に関する意識の高揚を図る取り組みを行っていると聞いておりまして、こうした地道な取り組みを続けていくことが重要であると考えており、これらが今後投票率の回復につながっていくことを期待しております。
2点目の高松−台北線デイリー化につきまして、この度のデイリー化は、これまで週6往復で運航してきたことが定着してきていることに加えまして、本年「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催され、さらに、昨年4月の高松空港民間委託の開始により、空港サービスや2次交通の充実なども図られており、今後の需要拡大が見込めるということで、デイリー運航が実現したものと伺っております。
高松−台北線がデイリー運航となることによって、路線としての利便性が大きく向上して、ビジネス、観光などで様々な旅行プランがアウトバウンド・インバウンド双方とも可能となり、利用者の増加が見込めるとともに、香川県のみならず四国と台湾との、より一層の交流の拡大によりまして、県経済の発展、また県民生活の向上にもつながっていくものと大いに期待しております。
さらに、今月2日、高松空港と台湾の桃園国際空港が提携協定を締結しておりまして、この協定締結によって、両空港間の幅広い情報交換や交流が行われ、これによって高松空港の空港自体の魅力が一層高まることも期待されるところであります。
また、上海線・香港線につきましても、個人観光客の増加などにより、昨年度の利用率は、上海線が約84%、香港線が約86%と好調に推移しておりますので、今後、高松空港株式会社と連携・協力して、インバウンド・アウトバウンド両面からの利用促進を図りたいと考えておりますが、これらのデイリー路線がソウル線も含めて2路線となるわけですけれども、空港としての拠点性の向上につながり、香港線や上海線の路線拡大にも、利用者の一層の増加また路線の拡大にもつながることを期待しております。
3点目、栗林公園周辺の無電柱化についてであります。県といたしましては、平成28年12月施行の「無電柱化の推進に関する法律」第8条に基づき、2020年度までに優先的に取り組む箇所など、無電柱化の推進に関する方針を定めた「香川県無電柱化推進計画」を本年3月に策定しております。
防災性の向上、そして安全で円滑な交通の確保という狙いがありますけれども、この栗林公園周辺につきましては、訪日外国人も急増する中、人気観光地である栗林公園の観光振興策として、良好な景観の形成が必要と考えておりまして、今回、電線を管理する電力会社等との調整も整ったことから、栗林公園周辺での無電柱化事業に着手することとした次第です。
この周辺につきましては、すでに国が管理する中央通り、国道11号では、無電柱化が完了しておりまして、今回、栗林公園への重要なアクセスルートである公園東門とことでん栗林公園駅を結ぶ県道、高松港栗林公園線及び高松香川線におきまして事業を実施して、この無電柱化により景観形成が行われ魅力が向上するよう観光振興に資することを期待しております。
また、この路線では、近くに学校もあり、学生などの歩行者も多いことから、無電柱化により、安全な歩行空間を創り出して、歩行者の方が安心して通行できるように整備を進めたいと思っております。
今後の予定としては、今年度から現地調査を実施する予定としておりますけれども、早期完成できるように取り組んでまいりたいと思っております。

記者:無電柱化の関連で、現状、県の状態というのはどのように考えられているのか伺いたい。

知事:この無電柱化というのは、先ほど申し上げたように、いろいろと普通の道路等の整備と違って、電力会社等との調整が必要となるわけです。全国的に見たときには、市街地としての整備率というものは、全国中位であると理解しておりますけれども、全体としてのケースについては、これはちょっといろんな取り方があるようですけれども、1%台というところで、30県ぐらい、数としては、そのあたりに多いと聞いておりまして、その中の一つであると、その中で、この時点にもよりますけれども、まだまだ整備が途上であるという現状であると理解しております。

記者:選挙の関係でもう1点伺いたい。投票率過去最低で大変残念という話であったが、大変残念というのは、香川県の数字と全国の数字、両方についてなのか確認したい。また、この低投票率、どういったところに問題があり、何が悪いというか、どういうふうに思っているか、改めて教えてほしい。

知事:全国的に投票率が下がっていること、また香川県でもですね、下がっているのが、各県ごとにやはり過去最低ということになっているところが多いと聞いておりますけれども、それは全体として非常に残念に思っております。
何が問題かというのは、いろいろな捉え方があろうかと思います。そこについて、やはりこの選挙権というものを行使していただくことによって、この地方の我々と議会が一緒になって、地方の行財政について取り組んでいく、これらについてさらに、活発な議論が起きる、そのためにも投票率がやはり高くなるといいますか、現状のような、今回のような率にとどまらず、やはり、政治への参加という観点からも、かつて非常に高い時期もあったわけでありますので、そういった投票率が実現していくことが望ましいのではないかと思っております。

記者:直接は高松市選管の話になるかもしれないが、県議選の開票作業が高松で大幅に遅れたことに関して、知事の所感を伺いたい。

知事:これは執行している市の選挙管理委員会の方でどのように受けとめているといいますか、その状況について私どもがお話を直接聞いているわけではありませんので、事実関係として、かなり確定が遅くなったということ、これはやはり、それこそいろんな関係者がこういう低投票率であっても非常に関心を寄せているわけですので、正確性といったことと裏腹になる、どうしても難しい問題かとは思いますけれども、全体として、より円滑な選挙執行に努めていただけるよう、関係者の皆様の、選挙に関して、その投開票に関連している関係者の皆様にも、御協力をお願いできたらよりよいのではないかと思います。

記者:低投票率の関係で改めてお聞きしたい。これだけ投票率が低いということは、県政に対する県民の関心が非常に薄くなっているのではないかという声もあるが、香川県の今後の発展に関して、知事の危機感を改めてお聞きしたい。

知事:これはですね、他の県においても過去最低を記録しているところが多いと、先ほども申し上げましたけれども、身近なやはり県政というものについて、より関心を持っていただきたいと、そういう意味で、どのような原因といいますか、そこに低投票率になってきている理由がですね、どういったものかというのもなかなか分析も難しいところですけれども、特に18歳、19歳の若い人たちには、関心がないということが、その周辺で当たり前だというようなことにならないように、私も香川大学の入学式で新入学生にお願いもしたんですけれども、そうしたことが結局は、自分たちの住んでいるこの地域の魅力といいますか、暮らしやすさといいますか、利便性の向上につながるということを、これはもちろん、若い人だけではなくてですね、全体的にもそうでありますけれども、そういったことを理解していただくために、私どもも含めて関係者、さらにまた努力していく必要があるのかなと思っております。

記者:今回、県議選で当選した女性議員は2人だけだったと思う。これは全国的に見ても少ない方だと思うが、そのことに関して知事の所感と、女性候補が少なかった理由についてお伺いしたい。

知事:なぜ少なかったかという後者のお尋ねはなかなか答えの難しいところで、今回法律も、男女同数での候補の擁立といったことを、一種の努力を促すような、そういう法律も施行されているわけですけれども、その中で実際に立候補する、しないというのは、これは男性、女性を問わず、非常に決意のいる問題といいますか、一般的にはそれまでの職業との関係等、いわゆる仮に当選できなかった場合に、それまでの生活が維持できなくなるという、そういったことから始まって、選挙に出ること自体の難しさ、そういったものが、この女性の場合であっても当然あるということかなと思います。お二人の女性議員が誕生して、よりですね、さらにそれに続くようなそういう意志といいますか、意欲を持つ女性の方、さらには、男性であってももちろん若い人、いろんな意欲を持つ方が政治に、この県政に参加していただきたい、そのように思っています。

以上

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

電話:087-832-3820

FAX:087-837-0421