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公開日:2019年2月14日

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知事記者会見 平成31年2月12日(火曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:平成31年2月12日(火曜日)11時00分〜11時15分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 県立ミュージアムで開催中の常設展について
  2. 児童虐待にかかる事案について
  3. 豚コレラについて

質問事項

幹事社:県立ミュージアムは現在、「建築家・山本忠司」展を開催している。山本氏は県の職員として多くの県有施設を設計した。中でも瀬戸内海歴史民俗資料館は、日本建築学会作品賞を受賞するなど優れた功績を残し、今言われる「建築王国」「アート県かがわ」の基盤を築いた一人と言える。瀬戸内国際芸術祭開催が近づく中、今回の常設展を企画したねらいと意義を伺いたい。また、山本氏はヘルシンキ五輪に出場したユニークな経歴を持つ人物だが、こうした職員がかつて県に勤務していたことを、知事としてどのように思っているのか所感を伺いたい。

知事:お尋ねの「建築家・山本忠司」の展示は、戦後の瀬戸内・香川を代表する建築家である山本氏に焦点を当てた展示でありまして、早くから瀬戸内固有の伝統・風土に関心を寄せながら、独特の建築のあり方を問い続けた山本氏の功績をこの度まとめて紹介するというものであります。
山本氏は、御指摘のように県職員として在職中に「瀬戸内海歴史民俗資料館」の設計を行い、それにより日本建築学会作品賞を受賞するほか、学校・集合住宅等の公共建築、さらに直島の最初の家プロジェクト角屋(かどや)の改修にいたるまで、数多くの優れた建築を残しており、平成2年度には、県の文化功労者も受賞されています。
今回の展覧会では、山本氏の残した建築11作品の建築写真、また建築模型、そして設計原図を中心に、山本氏設計のインテリアも紹介しておりまして、21世紀に通じる建築への思いを感じていただくとともに、4月から開催します「瀬戸内国際芸術祭2019」また秋に県立ミュージアムで同じく開催を予定しています「日本建築の自画像展」に繋がる展示、これを目指したいと考えております。
御指摘のように、山本氏は、建築の分野に加えてスポーツの分野でも大変マルチな功績を残した優れた県職員であったと思っております。
オリンピックでの見聞、また国内外の世界的な建築家あるいはアーティスト達との協働・交流がこの山本氏その天分を触発させ才能を発揮させることになったのではないかと思っております。
瀬戸内国際芸術祭をはじめ観光交流分野等で、当時に増して国内外との交流が盛んに行われている中で、こうした国際的な視野と多様性を持った職員が今後も輩出することを期待しております。

記者:千葉県野田市で、10歳の女の子が虐待を受けて亡くなった事案が発生しているが、これを受けて、先週、政府は虐待が疑われる事案について、緊急安全確認を行うという表明をしているが、香川県では、今、何件ほどこういった事案があるか把握しているのかお伺いしたい。
また、1ヶ月間でということなので、職員の負担等もかなり多いかと思うが、どのように迅速に知事として進めるのかということについてお伺いしたい。

知事:先週末のその話は、私も報道で承知しておりますけれども、率直に言って、まだ詳細は連休明けで把握しておりません。件数等については、担当課に聞いていただければと思いますけれども。本当に、今回の事態、非常に痛ましい、あってはならない事案が、またも発生したということで、お亡くなりになられた児童には、本当に心からお悔やみ申し上げたいと思います。
その再発防止のために、国を挙げて取り組むということですけれども、そういった前倒し等、いろんな医師の配置とか、いろんなことが検討されているとも聞いておりますけれども、この点については、やはり医師そのものは医師不足の中で、都会と同じように、果たして地方でそういう常勤の方が確保できるのかなというような気持ちもしておりますけれども。まだ、詳細、どういうふうなですね、国としての具体的な案なのか把握しておりませんので、また、それをよく踏まえて、もちろん県としてはこれまでも、いわゆる本県にかかわりのあった児童の件も踏まえて、全力を挙げて取り組んできているところでありますので、その再発防止について、これをさらに、着実に進めていきたいと思っております。

記者:もう一点だけ関連でお伺いしたい。逮捕された父親が、かなり職員の方に対して、高圧的なそういう言動とかが見られたという話もあるが、知事として、職員にマニュアルというか、今どのようなそういうふうに高圧的な態度を取るような事案に対して、対応するようにマニュアル等が設定されているのか、対応について教えてほしい。

知事:具体的なマニュアルというのは、私はちょっと承知していませんけれども、児相の現場で起こるもっとも典型的なトラブルの一つだと思います。親御さんにしてみれば、自分の思い、あるいは他者に介入されるということに対する不満というものが大いに出てくる、自分を正当化したいということも当然あるんだと思いますけれども、そうしたものについて、両親ともそうなのか、また児童自体がどう受け止めているのか、非常にこういったケースは、まさに児童相談所の一番難しい問題だと思います。その点には、やはり経験が必要だと思いますし、私も本当の現場というか、直面している、対面しているようなところを実際に立ち会ったわけではありませんので、なかなかこうでなければということを申し上げられませんけれども、職員のそれによって受ける非常なプレッシャーというものもあるんだろうと思います。これをですね、いやそういうことがあったら、直ちに一時保護すべきだという議論も一応あるようですけれども、そういうふうに、なかなか簡単に割り切れないというのが現場の実態ではないかと。やはり児童相談所の役割というものを考えたときに、家族を切り離しておけば、それでいいということになかなかならないというのが、現場の悩みなのではないかと思っております。
いろいろ経験された方が、評論家としておっしゃっていることも、いろいろお伺いしますけれども、なかなか児童の保護が最優先だと、それはそのとおりですけれども、その後の児童の人生というものをどう考えるのか、そういった重みのある話であると思います。

記者:昨年、香川県では四国で初めて鳥インフルエンザの発生が確認された。そして今日でも、岐阜や愛知、大阪などで豚コレラの発生が確認されている。今現在、香川県として、どういった対策を行っているのか。また行う予定などがあれば伺いたい。

知事:今月5日に、愛知県の養豚農場で疑い事例が発生したという農水省からの連絡を受け、県では、直ちに、県内34の養豚農場、農家数としては27戸、飼育頭数は約39,000頭でありますが、これを対象に、県の家畜保健衛生所が個別に電話で情報提供するとともに、飼養している豚について、発熱や元気消失、流産など豚コレラを疑う症状が見られないかを聴き取ったところ、県内全農場について異常がないことを確認しております。
また、これまで同様に、各養豚農場に対して、飼養衛生管理基準の遵守や異常豚の早期発見・早期通報の徹底について、改めて指導するとともに、各市町、またJAなど、関係機関・関係団体に対しても情報提供を行い、防疫対策の確認や指導の再徹底をお願いしております。
引き続き、他県の発生状況等を確認しながら、養豚農場、関係機関・団体に速やかに情報提供し、連携を図りながら防疫対策の徹底等を指導してまいりたいと思います。
なお、県内養豚農場あるいは2か所のと畜場との間で、今回、豚コレラの感染が確認された5府県、長野、岐阜、愛知、滋賀、大阪府との間で、直近においては、豚の取引実績、導入・出荷はないと聞いております。

記者:児童虐待の関連でお伺いしたい。先ほど話も出たが、緊急安全確認を1ヶ月以内ということ、このことについての受け止めと、あるいは現場の負担が増えるとか、そういうところも含めて、この意義とか受け止めをどのように感じているかお伺いしたい。

知事:先ほども申し上げたとおり、週末に私も報道で知ったということで、事前にそういったことの連絡なり、そういう予定だということを伺っていないわけで、実際にどういうことを求めているのか、求められているのか、ここが把握できておりませんので、詳細について、さらに担当から報告を受けたいと思っておりますけれども、まずその内容をよく確かめる必要があると思っております。当然、こういった対策を強化していくことに取り組んでいかなければいけないと思っておりますけれども、いろんな人員の問題等、あるいは予算等、全部国が手配してくれるわけではないわけで、そういった点については、どうしてもよく話を伺っていく必要があると思っております。

以上

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