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公開日:2020年11月18日

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知事記者会見 令和2年11月16日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見録

  • 日時:令和2年11月16日(月曜日)13時00分から13時41分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 鳥インフルエンザの発生について
  2. 新型コロナウイルス感染症対策について

質問事項

幹事社:2問伺います。1点目が、鳥インフルエンザについてです。県内では、短期間に5例の鳥インフルエンザが発生しました。改めて、この危機的状況に対する知事の受け止めと、鳥インフルエンザの続発を防ぐための具体的な手立てとして検討していることがあれば教えてください。また、防疫措置に必要な防護服や消石灰など資材の備蓄、調達の見通しについても教えてください。
2点目が、新型コロナウイルスについてです。県内でもそうですが、全国で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあります。他県では、県民に改めて東京などの感染拡大地域への不要不急の移動自粛を呼び掛けているところもありますが、香川県の今後の対応について教えてください。

知事:まず、鳥インフルエンザの発生についてでありますが、今回、三豊市の1例目、東かがわ市の2例目、さらに三豊市の3例目、4例目に続きまして、短期間、11日間のうちに、5例目が県内で発生したということにつきまして、非常に厳しい事態であると重く受け止めております。
この三豊市の5例目の防疫措置につきましても、これまで同様、国のリエゾン職員、連絡職員等を通じて、随時、関係者の情報共有を図りながら、国や自衛隊をはじめ、地元の三豊市、また、各種作業を請け負っていただいている関係者等の応援をいただき、県民生活に影響が及ばないよう、できる限り迅速に防疫措置を実施してまいります。
続発を防ぐための手立てとして検討していることということでございますが、これまでも農場への指導に努めておりますけれども、これ以上、発生が拡大しないよう、4例目の発生を受けて、県内全養鶏場、また関係機関等に対しまして、この13日付けで通知を出して、飼養衛生管理基準の遵守、再徹底とともに、国の疫学調査チームの現地調査報告を踏まえた再点検を重ねて要請いたしました。
さらに、5例目の発生を受けた昨日15日に、「壁の破損や隙間の修繕」など、特に小型野生動物侵入の予防対策の重要ポイントについて、具体的に写真や図をお示しして、再点検、対応するよう、改めて通知をいたしました。
加えまして、先ほどプレスリリースがあったかと存じますが、相次いで発生している三豊市の4つの発生農場に隣接する主要道路、また、水鳥類なども確認されている近隣のため池の外側などにおいて、現場の状況を確認したうえで、本日午後から消毒作業を実施することとしておりまして、一層の発生拡大対策を講じていくこととしております。
資機材等の調達につきまして、11月5日、1例目が発生してから、短期間のうちに5例目が発生するという、大変、時間的に厳しい、また、複数地域での対応を迫られ、迅速に防疫措置を実施しなければならなかったということで、国、また自衛隊をはじめとする関係者等から応援、また協力もいただきながら、必要となる人員、資機材等を確保、対応してきてまいりました。
具体的には、東かがわ市の2例目の発生農場で不足が見込まれていた防護服等の資材については、県対策本部に常駐する国のリエゾン職員に相談いたしまして、国において調整していただいた結果、徳島県から提供していただくことができました。
また、三豊市の3例目においては、不足が危惧されていたマスクについて、同じく国の調整をいただいた結果、岐阜県から提供していただくことができました。
今後、移動制限区域の解除、12月上・中旬までの見込みと考えておりますが、その間、必要となる数量の資機材をそれぞれの発生農場等に残し、その他は、防疫措置に当たっている三豊市の発生農場に搬送して使用することとしており、現場で必要となる資機材は一定程度確保できているものと考えております。
なお、このたびの案件が収束した後に、有事に備え、早急に防疫資材の備蓄想定量まで、買い戻しておくこととしたいと考えております。
2点目の新型コロナウイルス感染症対策につきまして、御指摘のように、最近、全国的に新規感染者が増加している中、他の都道府県でも、感染者が急増している地域もあり、国の分科会等におきましても、「急速な感染拡大に至る可能性が高い」として、今までよりも踏み込んだクラスターへの対応など、より一層の対策強化について、さまざまな提言がなされております。
香川県におきましては、現在、「準感染警戒期」として、県民の皆さまに対しては、この段階におきましても、外出について、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が5人以上の感染拡大地域への不要不急の移動につきましては、慎重に検討していただき、当該地域に移動した場合は、帰県後14日間は行動記録を取っていただくように協力依頼をしております。
なお、その他、発熱等の症状がある場合には、都道府県をまたぐ移動はもとより外出そのものを控えていただくこと、また、業種ごとの、いわゆるガイドライン等に基づく感染防止対策が徹底されていない施設等への外出を控えていただくこと、さらに、国の接触確認アプリ「COCOA」や県のLINEアプリ「かがわコロナお知らせシステム」を積極的に活用していただくこと、また、「三密の回避」、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」をはじめとした基本的な感染対策を徹底することなど、各種の協力を依頼しております。
事業者の皆さまに対しては、ガイドラインなどに基づく適切な感染防止対策の徹底、また「かがわコロナお知らせシステム」の導入、在宅勤務、テレワークやオンライン会議の積極的な活用などもお願いしております。
このようなことを協力要請しておりますけれども、県の体制といたしましても、これまで医療提供体制について、196の病床、また、101室の宿泊療養所を確保するとともに、検査体制につきましても、県内6カ所の地域外来・検査センターや民間検査機関での検査の実施など、その検査体制の充実・強化を累次図ってきております。今後のインフルエンザの流行に備えましては、先般も申し上げましたように、発熱患者等が帰国者・接触者相談センターを介することなく、かかりつけ医などの身近な医療機関等に電話相談の上、必要に応じて検査を受けられる体制を構築し、診療・検査を受けられる「診療・検査医療機関」として、現時点で191カ所の医療機関を指定しております。
なお、明日17日火曜日には、最近の国の分科会でのさまざまな議論等も踏まえ、県の対策本部会議を開催し、その中において、年末年始に向けて、外出、飲食の機会も増えてくるに当たって、より一層の感染防止の徹底について、先ほど申し上げたことについて、改めて、県民の皆さま、事業者の皆さまに呼び掛けをしたいと考えているところでございます。

幹事社:鳥インフルエンザに関連して、何点か追加で伺います。先ほどプレスリリースがあって、知事もおっしゃっていただいた、三豊の周辺の幹線道路の消毒と、ため池の消毒ですが、これは、県や国のマニュアルでこういう消毒というのはうたわれているのか、それとも今回、緊急的にやるのか、どちらですか。

知事:これは、マニュアル、指針にそこまでは書かれていなかったのではないかと思いますが、いわゆる先例としては、宮崎県で非常に感染が拡大したことがございます。20例以上発生したことがあったと思いますが、そのときにもとられたということで、国の助言もあり、こういったことについて実施することにいたしました。
なお、ため池そのものに消毒するわけではありませんので、念のため、ため池の外側ということですね。御理解いただきたいと思います。

幹事社:次に、先ほどの12月上・中旬の防疫措置完了ですかね、移動制限解除ですかね、ちょっと聞き漏らしたのですが、1例目、2例目の防疫措置が昨日までに完了して、5例目は殺処分が今朝完了しているのですが、今後の移動制限、搬出制限の解除などの時期について、今、見通しは分かりますか。

知事:それは、基本的には防疫措置が完了して10日目、またその次は21日目という段階。半径3キロ以内の移動制限区域においては、防疫措置完了後、21日経過後にすべての制限が解除されると。また、搬出制限区域においては、これは、3キロから10キロ以内の区域ですが、周辺農場のいわゆる清浄性確認検査、これが防疫措置完了後10日経過後となっておりますけれども、それで陰性確認をした後に解除されるということになっておりますので、上・中旬までと申し上げたのは、それを現時点で見込むと、そういった時期かなということでございます。

幹事社:三豊の4例は、すごい近接した場所で、半径3キロ、10キロの円も近くて、ただ、若干ずれているのですが、これはやっぱり、まず1例目の円から解除していって、順番に解除していくんですかね。それとも、最後の5例目の解除まで他のやつも待つんですかね。

知事:基本的には、順次だと思っております。

幹事社:分かりました。もう1点だけ。県職員の方、今まで延べ何人、現場に投入されているか、データはありますか。

知事:延べですと、時点がちょっといろいろありますけれども、16日の朝の時点で、延べ人数としては、県職員の動員数、合計4901名と聞いております。

幹事社:体調不良などを訴えてらっしゃる方はいらっしゃいますか。

知事:具体的に体調不良で手当を受けたというようなことは聞いておりませんけれども、大変厳しい環境であると、また、2回目、3回目、さらにそれ以上の動員となった方もいらっしゃるということで、非常に心身ともに負担が大きい状況に陥っていると私も思っております。本日の部長会議におきまして、各部局長に、この動員に参加した職員について、本来業務についての進度調整等を配慮して、年次休暇等も取れるように、動員に当たった職員に職場全体としてもケアするようにお願いをしたところであります。

記者:新型コロナに関係して質問させていただきます。11月に入って、11月4日から昨日までで13人、香川県で新規の感染者が確認されたという事態を踏まえて、各県ではもう第3波が到来しているというようなお話もありますけれども、香川県では、今、第3波というふうに御認識されているのかどうかをまず伺わせてください。それと、実際に今後、年末年始を迎えるに当たって、会食の機会なども増えてくる可能性がありますけれども、具体的な県からの呼び掛け、ないし、感染予防に対する新たな取り組みというものがあれば教えてください。

知事:いわゆる第3波かどうかという点については、国においては、そういうことではないと言いますか、当たらないということを、これ何日前の話だったか、ちょっと正確に覚えておりませんけれども、現状は、全国的に拡大しているという認識は国においても同じであって、私どもも同様に認識しておりまして、現在までに、「波」というよりも、香川県では「山」が4月頃、それから7月と8月、これが二つの山と見るか、一つの山と見るか、そういった状態が生じましたけれども、今回は、全国的な感染拡大の中で、その影響が香川県にも及んでいるというふうに認識しております。
それから、何か新しい措置はということでございますけれど、これは、いろいろなところで議論されておりますけれども、いろんな行事等のイベントの開催等につきましては、明日改めて、政府の取り扱いも踏まえて、香川県での方針を確認したいと思いますけれども、新規に新しい対策というものが、今の段階で何か必要ということではなくて、先ほど、るる申し上げた基本の徹底ということで、国の方でもこれは同じことだと思いますけれども、ぜひ事業者の皆さんも含めて、改めてこの基本的な予防の手段の徹底ということをお願いしたいと思っております。

記者:鳥インフルエンザに関して、先ほど幹事社さんからの質問に対して、受け止めをお答えいただいたかと思うのですけれど、私が記憶している限りでは、3例目以降、知事のお言葉として、「厳しい事態だと重く受け止めている」ということは、変わらない御認識だとは思うのですけれど、今回、相次いで3例目、4例目、5例目、しかも同じ範囲内で見つかっているということに対しての緊張感と言いますか、危機感みたいなものは、知事としてはどういうふうにお感じになられていますでしょうか。

知事:表現としては、4例目までは「大変厳しい」と申し上げましたけれども、今日は「非常に厳しい」と申し上げたつもりであります。緊張感を我々が不足するようなことは、あってはならないわけであって、全職員一丸となって取り組んでおります。この防疫措置が、可能な限り迅速に終了するよう、まずは全力を挙げてまいりたいと思っております。

記者:国内の中で家畜に確認されているのは、さぬき市以来、香川県のみということになりますけれど、香川県独自として、コロナと被ってしまう部分があるかもしれないのですが、緊急事態であったり、何か「今こういう非常事態なんです」というような、何か宣言等を出されたりというのは、お考えにはなっていないですか。

知事:鳥インフルエンザについては、そういうことは考えておりません。

記者:分かりました。あと、国に対して、いろいろと協力体制を敷かれて、支援をしていただいたりしていると思うのですけれど、改めて、県と国と協力してやっていく中で、国に対して、こういったことをもう少ししてほしいとか、要望の部分で何か考えていらっしゃるものはありますか。

知事:国に対しては、本日午前中から、県の選出国会議員の方々が農水大臣に面会いたしまして、要望が行われたと聞いておりますが、あわせて、私が東京に行けないものですから、代わりに西原副知事が同行していただいて、県としての要望も行っております。県選出国会議員の皆さんの要望と重複する部分が多いわけですけれども、具体的な要望の内容としては、6項目、1が「被害を受けた養鶏農家への資金の早期交付及び支援制度の充実」、また「国による財政支援の拡充」、これが2点目ですね。3点目が「養鶏農家による防疫対策への支援の充実」、3点目がこれです。4点目が「移動制限の早期解除」、5点目が「風評被害への対応」、6点目が「高病原性鳥インフルエンザの感染ルートの早期解明」、概要としてそういったことを文書で要望して、大臣、農水省の方へお願いしたと聞いております。

記者: 1点目とか、4番目もそうだと思うのですけれど、まさにその同じ地域内で被害が続発していて、移動制限区域、搬出制限区域もかなり被っていると思うんです。その中で、卵・鶏の出荷が、なかなか再開しようとしても、また止まってしまうという状況がある中で、農家さんへの影響、経済への影響というのは、知事はどういうふうに見られていますでしょうか。

知事:食用の卵については、制限、基本的にはされておりません。ただ、種卵、あるいは雛、ブロイラー等については、厳しく制限されていることは、御指摘のとおりであります。こうした点が、いろいろな影響を及ぼしてくるのではないかと想定されますので、その影響について、把握に努め、必要な対策については、さらに検討してまいりたいと考えております。

記者:細かいですけれど、その影響の中には、やっぱり三豊というのは、かなり鶏の主要産地というふうになっているわけであって、そこへの何て言うか、県内全体で見たときの影響自体も避けきれないというふうにお考えですか。産出量だとか、経済的に販売をしていくという中で。

知事:養鶏業が、県全体としても農業の中で重要なウエイトを占めておりますけれども、その中でも、三豊地域が非常に盛んなところであって、したがって、県全体に生産・流通両面で影響を及ぼすと、そういう恐れを持っております。

記者:あと、県として対策を今回、ため池周辺とか県道に消毒をされるというふうにおっしゃっていましたけれど、何か他に考えていらっしゃる、先手、先手の対策みたいなものはありますでしょうか。

知事:必要な対策はこれまでも講じてきております。過去の、非常に多発した他の県の例も踏まえて、防疫措置等で必要なことを国とも相談しながら進めているところであります。

記者:対策の一つとして、先ほど、各養鶏農家さんに対して、通知を再三出されましたと、それで飼養衛生管理基準の徹底と再点検をお願いしたということですけれど、ここまで、1例目から3例目が国の発表で「何かしらの穴がある」とか「長靴の取り換えをしていなかった」とか、不備が指摘されている中で、このタイミングでの再徹底というか、元はと言えば、徹底がされているはずのものだと思うのですけれど、このタイミングでもう1回再徹底するというのは、タイミングとして遅くはないのですか、適切ですかね。

知事:もともとその徹底を要請しているところでありまして、1例目が起きた時には、周辺、今、御指摘のあった、重なっている地域を検査したところ、陰性であったわけで、2例目は全然別の、東の方の地域だったわけであります。そういった時点で、徹底はもちろんお願いしたわけでありますけれども、その御指摘の国の報告書における指摘も踏まえて、かつ、13日にも一度出しておりますけれども、非常に、文章で、やや抽象的なものとして受け止められていないか。やはり、具体的に、国のマニュアル等でも示されていますけれども、写真や図を使って、こういうところに気をつけてほしいと。非常に大規模な農場が多いので、そうした点、そのいわゆる小さな隙間を普段から注意をしてもなかなか見落としている場合が、見つけられなかった場合が、今回あったということなので、それについて、この時点でさらに重ねて注意喚起、また要望したということでありますので、それは順次、状況に応じてのものであると御理解いただきたいと思います。

記者:なかなか見つけられない隙間というのは、養鶏農家さんが御自身で点検をした上で見つけるというのは、もちろん大事だと思うのですけれど、それとあわせて都道府県の方で、基準に合った立ち入り検査というのを年1回されていると思います。今回、発生した養鶏農家さんは、県の去年の検査では、異常がないという形で判断をされていたわけですけれど、結局、国の疫学調査チームが見ているポイントと、県が毎年やっているポイントって、もちろん必ずしも一致する部分はないかとは思うのですが、その中で、でもやっぱり鳥インフルの侵入を防がなきゃという観点から見ると、県の立ち入りの検査というのも、十分だったのかというのは、疑問が残るかと思うんです。そのあたりの見直しだったりとか、どういうふうにやるべきだというのはお考えでしょうか。

知事:県の防疫担当者の検査が不十分であったのではないかという御指摘ですけれども、私としては、それらの検査にいわゆる手落ちがあったとは思っておりませんけれども、なおこうした事態を踏まえて、十分な検査、通年のそういう体制についても、改めて点検してまいりたいと思っています。

幹事社:鳥インフルエンザについて引き続きお伺いしたいのですけれども、県内で発生した養鶏場が、いずれも他県の県境と近いということもあって、例えば、徳島県であったり愛媛県の方でも出るんじゃないかと多分考えられていると思うのですけれど、何か香川県の方に問い合わせだったりということが、あるのかどうかというのを伺いたいのですけれども。

知事:各県の担当の部署とはいろいろな連絡をして、また、お尋ね、お問い合わせにもお答えしていると聞いています。

幹事社:具体的に、どういった問い合わせが来ているのでしょうか。

知事:それはちょっと事務方に聞いていただきたいと思います。畜産課の方にお聞きいただければと思います。

幹事社:質問が変わるのですけれど、三豊市でいずれも出てきているということに関して、県としては、やはり渡り鳥の影響が進入経路なんじゃないかというふうにおっしゃっていますが、要は、同じ所から出ているということで、その判断が変わられている、つまり、養鶏場から養鶏場に移っているという可能性が高くなっているように思うのですけれども、そこの点に関してはいかがでしょうか。

知事:養鶏場から養鶏場に、これは、いわゆる野鳥が直接侵入したという、そういう痕跡はないわけでありまして、渡り鳥が原因ではないかと申し上げているのは、北海道で発見された野鳥のウイルスの型と、今回の県内での実際に感染した養鶏等のウイルスの型とが、基本的には同じであると。細かい点は、いろんなウイルスのそれぞれの差というものもあるようですけれども、そこのところがどこまで近いかということも調査の内容の一つだと思いますけれども、いずれにせよ、そこからのルートというものが、必ずしも確定しているわけではないわけであります。何か人間のコロナと同じように、感染者が接触してというふうなイメージで思われているのであれば、ちょっと違うのではないかなと思っております。

幹事社:ただ、それですと、1例目の場合は、野鳥から侵入したというのは理解できるのですけれども、3・4・5例目に関しては、比較的近いところのエリアで、さらに1例目の後に、他の養鶏場の鶏も検査して、陰性が確認された後に出てきているわけですよね。それを考えると、養鶏場から養鶏場に移ったというふうに考えられなくもないのかなというふうに思うのと、あと、他県で出ていないということからすると、渡り鳥が原因だった場合に、なぜそこのエリアだけで出るのかというのが、ちょっと合理的に説明がつかないのかなというふうに思うのですけれど。

知事:ちょっとおっしゃっている点に的確なお答えかどうか分かりませんけれども、それは、同じ渡り鳥、あるいは一群の渡り鳥が、その当該地域の近くに飛来して、それがいろんなルートで、小動物というのもいろいろあると思いますけれども、同じものだから同じ日に発生するというものでは、これはないのではないかと。コロナの感染の症状の発症日を見ても、同じようなグループでも違う時に発生しているわけでありますので、何て言うのでしょうか、感染の経路というのは、基本的にはなかなか解明が難しいところでありますけれども、そうした点について、なお、陰性確認というのは、全部検査して陰性だったわけではありませんので、その点、御理解いただきたいと思います。

記者:消毒について確認したいのですけれども、主要道の消毒と、ため池周辺の消毒については、どのようなねらい、期待があってされるのかということを教えてください。

知事:これだけ連続しているわけですので、そういった道路について、これを封鎖するということもなかなかできないわけでありまして、やはり念のため、水鳥が、渡り鳥がいろいろと飛来している中で、人、モノが往来している道路と、それから、渡り鳥が群生と言いますか、多くそこで所在しているという場所、これが、やはり比較的、水の近くが多いということで、そのスポットを特定して、現地の協力もいただいて、そこに集中して消毒をするということで、一言で言えば「消毒の徹底」ということかと思います。

記者:周辺、環境の中にいるウイルス量を減らすという理解でよろしいでしょうか。

知事:ちょっとそこは、私の説明が科学的に正しいかどうか、表現として「環境の中にいる」というのがちょっと、私もそう言っていいのか、何とも申し上げられません。詳しくは、県の環境担当部署の方にも聞いていただければと思います。

記者:分かりました。あと、消毒のタイミングなのですけれども、先ほどの御説明の中でも、宮崎で発生が集中した際にされたということですけれども、前例があって、5例目が発生した後からの消毒を決断された、このタイミングについては、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。

知事:先ほども申し上げたとおり、状況に応じて判断をして、国からの御助言もいただきながら判断したものであります。

記者:鳥インフルエンザに関連してなのですが、5件発生しているものの、防疫措置に関して、詳しいことは畜産課の方からリリースをいただいているので大丈夫なのですが、今現在の、知事は最初から迅速な防疫措置、これをまずということでしたので、現状の進捗状況をどのように受け止められているか教えてください。

知事:これについては、まず殺処分が、非常な人手がいるわけでありますけれども、自衛隊、また三豊については、三豊市の御協力もいただいて、順調に、できる限りの早期の殺処分というものができたと思っております。そのあとの埋却、あるいは焼却ということも考えられるわけですけれども、そうした点については、やはり最初から準備ができているわけではありませんので、土地の選定、あるいは、どういった手段を選ぶのかということで、若干の時間はかかりましたけれども、それについても、土地所有者の理解というようなものも最終的にはいただいて、基本的には、自分の農場での埋却となっていると聞いておりますけれども、それ以外にも御協力をいただいたところがあると聞いております。そうした理解を得て、最善の対応として埋却等も進めておりますので、この進捗としては、私どもとしては、できる限りの対応として、これを実現することができたと、そのようなものであると考えております。

記者:あと、鳥インフルエンザでもう1点、昨日の朝、お話いただいたところと重複する部分があると思うのですが、県民生活への影響に関するときにおっしゃられていた部分で、いわゆるその直接的な被害の部分に関しては、国や県などの支援制度でサポートができるということなのですが、その時、知事がおっしゃられていた、間接的な部分の影響ですね、どういったところが今後、見えてくる恐れがあるというお話をされていたと思うのですが、このあたりというのは、これからということになるとは思うのですが、サプライチェーン関連であったりとか、懸念されている部分とかに関して、教えていただけますでしょうか。

知事:その点は、前から申し上げておりますように、まだ実際にその流通段階等での影響、卵については、これは消費者としても御心配、御懸念は、量として、衛生的に食べても問題ないというような点は、風評被害との関係では従来から何度も申し上げておりますけれども、そういう食用の卵以外の肉用、こうした面での影響、あるいは一定期間、やはり出荷が止まるということで、雛を出荷することが、空白の期間ができてしまう、その具体的な影響というものは、これからさらに把握をしていきたいと思っておりますけれども、今の段階で、数量的にどうとか、金額的にどうとかということを、確たることは申し上げられません。

記者:イメージされているものがあればなのですが、状況の把握の先に、県として、こういったことが今後必要になるのではないか、考えていかないといけないのではないかとイメージされていること、想定されていることはありますか。

知事:状況の把握に応じてということになろうかと思っております。

以上

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