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公開日:2020年12月30日

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知事記者会見 令和2年12月28日(月曜日)「香川県」

仕事納めにあたっての知事記者会見録

  • 日時:令和2年12月28日(月曜日)13時00分から13時31分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

 

報告項目

  1. 申請用QRコード付きマイナンバーカード交付申請書の個別送付について

報告事項

まず、私からマイナンバーカード関係でございますけれども、マイナンバーカードの普及を加速するため、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LIS(ジェイリス)からの申請用QRコード付きマイナンバーカード交付申請書の個別送付が、今月下旬から来年3月中旬にかけて、順次行われることとなりました。
送られてくる交付申請書にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取りメールアドレスとメール連絡用氏名、顔写真データ、生年月日を登録するだけで、オンラインで簡単に申請ができるということであります。
紙の交付申請書と返信用の封筒も同封されているので、切手なしでの郵送申請も可能であります。
来年3月からは、マイナンバーカードの健康保険証としての利用が順次開始される予定です。
また、当初、今年度末、令和2年度末までの実施とされておりましたマイナポイント事業について、今年度末までにカードの申請までの手続きを済ませた方については、令和3年9月末までにマイナポイントの申し込みと、申し込んだキャッシュレス決済サービスを利用することによって、マイナポイントの対象となることとなりました。
このマイナンバーカード交付に関する交付手数料は無料でありますので、県民の皆さまには、この機会にぜひ、マイナンバーカードの申請をお願いしたいと思います。

質問項目

  1. 今年を振り返って
  2. 例年と異なる仕事納めを迎えた感想について
  3. 新型コロナウイル感染症に関する年末年始の対応等について

質問事項

幹事社:今年を振り返ってということで、今年1年を振り返っての所感と、来年、特に力を入れて取り組んでいきたいことを伺います。

知事:この1年間、報道の皆さま方には大変お世話になりました。感謝申し上げます。
さて、この1年、やはり世界中に拡大した新型コロナウイルス感染症ということが一番印象にございます。いまだ収束が見通せない状況にあるわけですけれども、県民の皆さま、事業主の皆さまには、改めて、新しい生活様式の実践や、感染防止対策の徹底に御協力をいただいていることに感謝申し上げますとともに、なお一層の徹底をお願いしたいと思います。
あわせて、同じ感染症ということになりますが、高病原性の鳥インフルエンザがおよそ3年ぶりに発生したと。しかも、前回3年前と違いまして、非常に規模の大きい、また短期間に同じような地域で連続して多発したということも大変印象が強いわけでありますけれども、この処理にあたって、県庁職員一丸となって、県民の皆さまの安心安全のために、全力を尽くしてまいりました。
また、国、自衛隊はじめ、他の都道府県、自治体、各種作業の請負事業者の皆さま方など、多くの方々からの御協力をいただいたことにつきまして、改めて心より感謝申し上げたいと思います。
こうした中ではありますけれども、やはり、直面する大きな課題、「災害に強い香川づくり」ということと、「人口減少問題の克服と地域活力の向上」、さらには、本年に入っての新しい課題である「新型コロナウイルス感染症拡大やそれに伴う社会変革等への対応」ということに最も力点を置いて、今年度、最終年度となります「新・せとうち田園都市創造計画」、県の総合計画の仕上げに向けて、各種の施策に取り組んでまいりました。
わかりやすい例としては「さぬきこどもの国開園25周年」、4月であります。また、番の州臨海工業団地の新規分譲先の決定により、この工業団地の県所有の分譲地が完売になった、8月から9月にかけてでございます。さらに、情報通信関連産業の育成・誘致拠点となる「Setouchi-i-Base」を11月にオープンし、その他、さまざまな空港連絡道路等、社会資本の整備も進めてまいりました、という点で、着実な成果が出た年ではないかと思います。
来年については、またいろんな課題があるわけでございますけれども、今、申し上げた、本年度のいろいろな問題が引き続くことが予想されます。そうした中で、本県の将来の発展に伴う、発展のための施策に積極的に取り組んでいきたいと思っておりまして、一つにはやはり、防災・減災対策の推進、7月に御案内のとおり、九州を中心に甚大な被害をもたらした豪雨があったわけでありますけれども、近年、日本各地で大規模な自然災害が多発しております。南海トラフ地震の発生確率も高くなっており、いつ発生してもおかしくない状況であります。
こうした状況を踏まえて、「災害に強い香川づくり」に向けて、ハード・ソフト両面で取り組んでまいりたいと。河川改修などの建設整備、また、ため池の老朽化対策等々がございますけれども、とりわけ、治水・利水機能を併せ持つ椛川ダムは、来年3月末までに試験湛水の開始を予定しておりまして、来年夏の竣工に向け、工事を進めていきたいと思っております。
水害、土砂災害等からの「逃げ遅れゼロ」を目指し、繰り返しになりますが、ハード・ソフト両面から、災害対策に積極的に取り組んでまいりたいと。
もう1点は、この令和2年において、大変多発した交通死亡事故の対策、これを改めて強力に推進する必要があると思っております。昨年に比べて今年、令和2年一年が、現時点で12名多い58名ということでございます。死亡事故の死亡者数ですね、1月、4月には「緊急事態宣言」もいたしまして、非常に厳しい年だったわけでありますけれども、新しい年において、シートベルトの全席着用の徹底、また歩行者においても、横断の際の、横断歩道の利用、こうしたことも徹底していく必要があると思っております。
もう1点は、やはり産業成長戦略に基づく産業振興といったこと。例えば、AI技術の活用というのがありますけれども、日本での、我が国でのAIの第一人者、本県の産業活性化アドバイザーである東大の松尾先生などから、引き続き、助言をいただいて、国の産業技術総合研究所とも連携した支援に取り組んでいきたいと思います。
また、希少糖についても引き続き、香川の希少糖ブランドの推進の確立を進めてまいりたいと思います。
「子育て県かがわ」の実現ということで、もう一つ、この力を入れていかなければいけないと思っております。
新型コロナウイルスの影響で、出生数が減少しているのではないかという懸念もありますけれども、令和3年度において、ぜひ、この「子育て県かがわ」を実現するために、さまざまな対策を引き続き推進してまいりたいと思っております。
また、四国の拠点性という意味で、四国の新幹線の実現、空港連絡道路、さぬき浜街道の整備、あるいは新県立体育館の整備推進、そうしたことに努めていくとともに、県産品の振興も重要だと考えております。
一方、豊島廃棄物等処理施設撤去等事業について、今後、国の財政支援を受けられる令和4年度末までに、地下水浄化対策や豊島処分地の関連施設の撤去、遮水機能の解除等が完了するよう、引き続き、徹底した経費削減と県民負担の軽減に努め、最後まで、安全と環境保全第一に全力で取り組んでいくこととしております。
来年度の大きな話としては、やはり全国的に東京オリンピック・パラリンピックが行われるわけですが、4月の17日、18日は、香川県内の、県内全市町でオリンピック聖火リレーが実施されますので、この聖火リレーが安全かつ着実に実施され、県民の皆さまの心に深く、永く残るようなものとなるよう、準備を進めてまいりたいと考えております。
いずれにしましても、本県出身の選手が多数出場して、昨日、桃田選手も復活して、見事国内で優勝を飾ったようでありますけれども、オリンピックでの活躍をそれぞれの各選手に期待したいと思っております。
私からは以上です。

幹事社:改めてなのですけれど、新型コロナと鳥インフルエンザ、この二つの感染症とはどう向き合っていきたいと思われますか。

知事:先ほども申し上げたとおり、コロナについて、なかなか収束とは全国的にも、世界的にも、言い難い状況でありますけど、それが来年のスタートの状況になりますけれども、やはりこれは国を挙げてですね、予防を、いろいろな予防措置を徹底する。さらには、春には始まるとされておりますワクチンの接種、これに全力を挙げて、ぜひ、成功させていきたいと思っております。
治療薬の開発も極めて重要であると思いますけれども、この徹底した予防、またワクチンの接種、治療法の確立、こうしたことによって、このコロナ対策、合わせて経済対策を行い、感染予防と経済の活動の両立を目指していきたいと思っております。
鳥インフルについては、まだまだシーズン、いわゆるそういう渡り鳥のシーズンでもあるということで、3年前の発生は1月10日だったわけでありまして、現時点で来年1月16日にはすべての制限が解除されることを目指しておりますけれども、まだまだその時点では、警戒を、厳戒を要すると考えておりますので、いろいろな、すでに生じております殺処分に対する国の手当金の交付、あるいは、国・県による売り上げ減少等に伴う負担金の給付、こうしたことを進めながら、一方でやはり、再発防止に努めていく必要があると思っています。

幹事社:今年を振り返ってなんですけれど、今年の1年を漢字一文字で表すと、ありますか。

知事:なかなか漢字一字で表すというのは難しいというか、あまりそういう表現が、非常に良い表現にはならない年だったなと改めて思いますけれども、強いて言えば、いろんなものが非常にこれまでの状態と違ってきている、いろんな状況も変わっていく、それがその状態を表すものとしては、「転」という字でしょうか。車編の「転々とする」という「転」ですね、状況がまさに変わって、社会状況、経済状況、何よりも安心安全ということについて、状況が転化している、転換している、そういったことが1年を通じてあったと思いますけれども、さらに言えば、来年、ぜひ良い方に転化していく、転換していく。いろいろな場面で私は、四字熟語では「一陽来復」というような言葉を新年にあたってお示ししておりますけれども、「一陽来復」という言葉も厳密に言えば、冬至の時点を指す、そこまで「陰」が極まって、初めて「陽」が暦の上で現れてくる、それが冬至ということになり、それを「一陽来復」という言葉で示されている訳ですけれども、転じて、まさに物事が、あまり良くなかった事柄が良い方向に向かっていく、それを表すと言われておりますけれども、ぜひ新しい年は「一陽来復」の、すべての皆さまにとっての良い年となることを願っております。

幹事社:転換の「転」ということなのですけれど、社会状況が変わってきたというところで、具体的にどういう点が特に変わってきたなというふうに感じておりますでしょうか。

知事:これはもう気持ちと言うか、その受け止めの問題ですので、そういうふうにいろいろと問われると、ちょっともうそこは、そういったお答えに答えるのも難しくなるので、まさにこの字を思い浮かべたということで御理解いただきたいと思います。

幹事社:例えば、オンライン会議の導入ですとか、そういった人との接触を減らすという意味でも、特にITの推進というのも全国的にも進められているのかなと思うのですけれど、そういった点での変化というのは感じられていますか。

知事:そういった点もいろいろあったと思いますけれども。全体として、そもそも漢字一字で表しなさいというのがですね、ちょっと難しいお話ではないかと。清水寺に納めるのであれば別ですけれども、ちょっとそういった点、なかなか通常のこの会見でのお尋ねとは違う面があるので、御容赦いただきたいと思っています。

記者:今年もありがとうございました。仕事納めに際して、今年は各界のあいさつ回りであるだとか、仕事納め式であるだとかがなかったり、あと新年も同様かと思うのですけれども、実際にこういう仕事納めの日をお迎えになられた御感想をお聞かせいただければと。

知事:現時点でもコロナウイルスに関して、医療機関の方々が本当に全力を挙げて取り組んでおられるわけですし、県の環保研でも、今日も検査を朝から全力で行っております。そういう意味では、なかなか「仕事納め」という状況ではないという感じが率直にいたしますけれども、県民の皆さまの安全と安心のために、我々としても、どこがゴールなのかというのが見えない中、いろいろと持続可能な体制で臨む必要があるとは思っておりますけれども、引き続き、自らの体調にも十分留意して、ここまで県民の皆さまに御協力をいただいてきている訳ですので、さらにそれにお応えしていかなければいけないと感じています。

記者:持続可能な体制でというお話もありましたけれども、今回のこの対応というのは、分散休暇を取りやすくするという狙いもあったかと思うのですけれども、今日までの状況として、そういった休暇を取れているというふうにお考えでしょうか。

知事:現時点での休暇の取得状況、特に年末と言いますか、12月後半に入ってからの数字というのは把握しておりませんけれども、取りやすい環境づくりということ、それは基本的には、今おっしゃった「分散」と言いますか、そうしたことを仮に出勤してきたとしても、いろいろと大人数で集まる従来のようなセレモニー的なもの、こういうものは今回見合わせると。そういう意味で、今後、さらにこの感染症をめぐる状況が好転してきたとしても、そういった点、どこまで必要なものなのか、そういった行事ですね、それは改めてまた議論になると思っております。ただ、対面で、やはり顔を合わせるということは、いろんな意味でやはり、この人間として必要なことと言いますか、そこが欠けたままでは、やはりこの円滑な、あるいは豊かな生活というものに、なかなかならない面もどうしても出てくるのではないかということで、これはこれでまた、教育等も含めて、どういったこのITなりそういう技術の活用をしていくのかということも考えていかなければいけないと思っています。

記者:新型コロナウイルスの関係の質問をさせていただきます。年末年始を迎えるにあたり、県内での検査体制、医療機関ないし行政機関の検査体制というのは、今どういう状況になっているのかを、まずお伺いしたいのと、年末年始に向けて、何度もお答えいただいておりますけれども、県民に向けて、帰省を考えているような県民の方に対して、どういうふうな過ごし方をするべきだというふうに今お考えかというメッセージをお願いいたします。

知事:年末年始、検査体制につきましては、先ほども申し上げた、香川県環境保健研究センターにおいて、年末年始も継続して検査を行います。疫学調査上、必要な検査については、さらに保健所とも調整して、随時検査を行っていくこととしております。保健所の体制としても、医療機関や健康観察期間中の方々との連絡調整等のために、日中は当番制で職員が出勤することとしておりまして、夜間についても緊急の場合には、電話連絡により対応できる体制としております。なお、香川県新型コロナウイルス健康相談コールセンターについても、年末年始を含め、24時間対応することとしております。そういう体制を医療の提供体制も含めて取ろうとしておりますけれども、やはり、県民の皆さまにおかれては、いろいろな、この年末年始に特有の場面、行事等もあろうかと思いますけれども、政府が言っている「五つの場面」では特に注意をして、この感染を避ける、それをぜひお願いしたいと思いますし、繰り返しになりますけど、マスクの着用、適切な距離、マスクの着用は特に会話の際、飲食中の会話の際もなるべくマスクを着けていただきたいということ、そうしたことに始まって、いろいろな、似たような同じような話ですけれども、大声を避ける、距離を十分にとる、いろいろ初詣等の時もですね、その点はぜひ実行していただきたいと。初詣そのものも、先ほどの「分散」という意味では、もうすでにお参りに行かれている方もいらっしゃるようですけれども、御利益には変わりないということでありますので、そうした少し工夫することによって、いろんなリスクを最小限にしていくということを、ぜひこの年末年始の間、大変そういった点で、ある意味、気を緩めないということにどうしてもなりますけれども、そこの点はぜひお願いしたいと思います。

記者:検査体制について、再質問なのですけれども、県の体制としては、従事させていくというお話でしたけれども、民間の検査体制というのは、今どういうふうに把握されている状況でしょうか。

知事:いわゆる診療・検査医療機関ですね、インフルエンザ流行期に拡大をして、民間の医療提供体制、コロナもインフルエンザも診ることができるように強化しておりますけれども、年末年始の医療提供体制としては、各市町が、県内9地区の郡市の医師会と連携して、12月31日から1月3日の間、休日当番医の体制を組んでおりまして、いわゆる今、申し上げた、新型コロナの疑いがある方などの発熱患者を診ていただける診療・検査医療機関も、その休日当番医の体制に含まれていると承知しております。
県としては、これら休日当番医の情報を集約しまして、県医療情報サイト「医療Netさぬき」で広く周知いたしますとともに、受診される場合の留意点としては、風邪、発熱の症状がある方は、医療機関に行く前に、必ずまず電話で御相談いただきたいと。これをこの医療情報サイトにも明記し、受診を希望する方が集中しないよう努めるなど、年末年始の円滑な医療提供体制の構築に取り組んでおります。
各市町に対しても引き続き、地域で求められる医療提供体制の構築をお願いしております。

以上

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