ページID:23359

公開日:2021年4月7日

ここから本文です。

知事記者会見 令和3年4月5日(月曜日)

知事定例記者会見録

  • 日時:令和3年4月5日(月曜日)13時00分から13時25分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

【10分17秒付近の知事の発言を次のとおり訂正します。】
誤)香川県の人口規模で換算すれば、250人程度にのぼると思いますが、…
正)香川県の人口規模で換算すれば、280人程度にのぼると思いますが、…

質問項目

  1. 飲食店に対する時短要請について
  2. 東京2020オリンピック聖火リレーの観覧について
  3. 国のJR四国への支援等について

質問事項

幹事社:幹事社から2点お伺いします。1点目は、飲食店に対する時短要請についてです。県は、4月7日から20日まで、飲食店への営業時間短縮の要請を行うと発表しました。本日、飲食店向けコールセンターが開設されましたが、改めて飲食店への呼びかけと、飲食店を利用しようと考えている県民に対するメッセージを伺いたいです。
また、飲食店の感染対策を強化するため、飲食時にマスク着用の呼びかけやアクリルパネル設置を実施しているかの確認を含め、飲食店を巡回するなどの考えがあるかを伺いたいです。
2点目は、東京オリンピックの聖火リレーの観覧についてです。今月17、18日に県内でも東京オリンピックの聖火リレーが行われる予定となっています。一方で、県内では新型コロナウイルスの感染が拡大しており、県は、昨日4日から24日までを「感染拡大防止集中対策期」に位置付け、注意を呼びかけています。聖火リレーでは観客が密になるリスクがあり、他県では一部無観客にするケースも見られますが、現段階で、リレーの観覧についてどのように考えているか伺いたいです。

知事:まず、飲食店に対する時短営業の要請についてであります。本県の新規感染者は、4月に入って、4月1日23人、2日16人、3日13人、4日13人と、連日2桁の発生が続いており、その前も2桁はございましたけれども、直近1週間で119人となり、その前の週の1週間との比較におきましては、19人と119人という、そのような比較になる訳でありまして、6.3倍ということであります。この間、途中においては、もっと高い倍率になっていた時もありますが、いずれにせよ、急激に感染が拡大しております。その意味で「感染急増段階」というべき今の状況を何としても食い止めるために、昨日4日から24日までを「感染拡大防止集中対策期」に位置づけたところであります。
これまで、県民の皆さまお一人お一人が感染防止対策を徹底していただくことで、その感染を抑制していくことを基本としてきた訳でありますけれども、変異株の広がりにも対応する必要があること、加えて、4月12日から始まる高齢者へのワクチン接種を円滑に進めていかなければならないことから、短期間で集中的に一定レベルまで抑えていく必要があると考えておりまして、対策期間中の4月7日水曜日から20日火曜日までの2週間、飲食店に対して営業時間を午前5時から午後9時まで、酒類提供は午後8時までに短縮していただくよう協力要請し、当該要請に協力いただいた飲食店には、協力金を支給することとしております。
なお、この要件といたしましては、時短要請の全期間を通してということでありますので、具体的には、4月7日から4月20日までの間、午後9時を過ぎての営業の休止、つまり、先ほど申し上げたような営業時間の短縮ということになりますが、あわせて酒類の提供は午後8時までとすると、そういったことに御協力いただいた飲食店としておりますので、この期間中に、一日でも、営業時間短縮等に御協力いただけない日があれば、この協力金支給の要件を満たさないということになりますので、ぜひ御注意をお願いしたいと思います。この点につきましては、報道の皆さまにも注意点、留意点として、ぜひとも御協力をお願いしたいと思います。
支給額につきましては、1店舗当たり1日4万円、日数は、本来の営業日を対象とすることとしておりますので、この間に定休日があれば、それは除いて計算いたします。申請受付につきましては、今のところ5月上旬からを予定しており、本日からコールセンターを開設、平日午前9時から午後5時までの間、要請の内容や協力金につきまして、お問い合わせに対応することとしております。
県民の皆さま、飲食事業者の皆さまにこのような要請を行いますことは、改めて、大変心苦しいところではありますけれども、感染拡大を何としても抑えるため、御理解と御協力をお願い申し上げます。
会食をはじめとするリスクの高い場面は、これまで以上に慎重な検討が必要であり、実施の際、参加者全員が感染防止対策を徹底して、感染防止がとられていない会食への参加は勇気をもってお断りすることをお願いしたいと思います。
また、感染者の多い地域との往来に起因するとみられる感染も増えており、不要不急の外出は、県内外を問わず慎重に検討していただき、感染リスクの高い5つの場面を避けて、マスク・手指消毒の徹底をお願いしたいと思います。
飲食店の感染対策強化の取り組みといたしましては、これまでもあらゆる機会を通じて、「三つの密」の回避、「人と人の距離の確保」、また「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」をはじめとした基本的な感染対策を徹底することを県民の皆さまにお願いするとともに、飲食店をはじめとする事業者の皆さまに対して、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン、あるいは県が策定した適切な感染防止対策に基づき、感染防止対策の徹底を図ること、また、店舗の感染防止対策を徹底していることを示す様式を掲示することなどをお願いしてきたところであります。
「感染拡大防止集中対策期」となったこの機に、改めて、飲食時における会話の際のマスク等の着用や、パーティションの活用など、ガイドラインの徹底による感染防止策の確実な実践について、関係団体と連携しながら、飲食店等に周知するとともに、協力を働きかけてまいりたいと考えております。
具体的には、関係団体等と連携して、飲食事業者等の皆さまへ、ガイドラインの遵守、徹底について、改めて御協力をお願いするほか、実施方法等については、今後、詰めていくことになりますけれども、個別店舗への訪問、巡回等についても、御協力を得ながら行いたいと考えております。
先ほども申し上げましたが、マスコミ・報道関係者の皆さまにおかれましても、本県がこの「感染拡大防止集中対策期」にあって、飲食店に対して営業時間短縮の協力要請を行っていること、そのこと自体を含めまして、県として、感染拡大防止に向け、集中的な対策に取り組んでいることを、ぜひとも広くメディアで周知していただきたいと存じます。
いずれにしましても、本県の感染拡大を何としても抑制し、一日も早い社会経済の回復に向かっていけるよう、引き続き、全力を傾けてまいりますので、県民の皆さま、事業者の皆さまの御理解・御協力を重ねてお願い申し上げます。
2番目は、東京オリンピック聖火リレーの観覧についてであります。何度もお答えしておりますけれども、4月1日に実施された長野県における聖火リレーで、一部区間のリレー及びセレブレーション、これは、1日のゴール地点でのセレモニーのセレブレーションだと聞いておりますが、無観客として実施したと聞いております。
これは、長野における状況として、長野市を含む「長野圏域」で、当時、3月22日から28日まで1週間、人口10万人当たり新規陽性者数22.15人と、本県の人口規模で換算すると220人程度にのぼっている、そのような状況で、警戒レベルを引き上げたということを踏まえた御判断であったのではないかと思います。
それから、大阪府におきまして、3月25日から31日までの1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数28.58人となり、これも香川県の人口規模で換算すれば、280人程度にのぼると思いますが、今月1日に、政府が「まん延防止等重点措置」の適用を決定したことを踏まえ、今、この大阪市内での聖火リレーの中止を検討されているものと理解しておりますが、なお、報道によれば、リレーの全面的な中止ということではなくて、公道ではない別のところでリレーの形とする、走るということも検討されているやに聞いております。
香川県におきましては、昨日から「感染拡大防止集中対策期」に移行したところでありますが、昨日現在では、先程来、申し上げている、1週間の人口10万人当たり新規感染者数は12.4人ということで、この二つの例の半分程度、あるいは半分以下となっております。今後、仮定の話として、この感染が更に拡大して、数字も引き上がってくるようなことになり、結果、県民の皆さまに外出自粛の要請等をするような場合には、大会組織委員会や各市町等の関係者と、どのように対応するか協議することになるとは考えておりますが、現段階では聖火リレーを中止することは考えておりません。
なお、このリレー自体、NHKさんの東京2020オリンピック聖火リレー ライブストリーミングで中継が行われております。先ほど私も拝見しましたけれども、愛知県の瀬戸市から名古屋市に向けての、午前中のリレーだったようですけれども、それほど密集しているような状況は見受けられませんでした。
いずれにせよ、これにより屋内で、御自宅でも御覧になることができますので、できるだけこの聖火リレーを、そういったネットの利用ということになりますけれども、御利用いただきたい、隣のちょっと外れた、同じ県内であっても別の町まで出かけるようなことはせずに、また、同じ町内であっても、できれば密集を避けるよう御協力をお願いしたいと思っております。
なお、このリレー観覧の際の注意事項ということで、いろいろとお願いをしておりますけれども、一つには、具体的には、発熱等の体調不良の際には、当然、控えていただきたい。お住まいに近い場所での観覧ということにしていただきたい。すなわち、県外での観覧は控えていただきたい。マスクを着用してほしい。大声は出さずに、拍手等で応援してほしい。観覧時は、前後左右の方と適切な距離を取ってほしい、ということをお願いしておりまして、密集が生じた際には、大会組織委員会からは、当日、沿道で密集が生じた場合には、聖火リレーの先導車両から、密集を避けるよう呼びかけを行うと聞いております。また、県実行委員会の沿道のスタッフが、随時、密集の回避を訴える掲示を掲げ、注意喚起を行うこととしております。その状況が改善されない場合等の手順も組織委員会の方で決まっておりまして、現在まで、それが実施されたことはないと考えておりますけれども、そういった状態が、密集が改善されない、エスカレートが予想されるような場合には、さらに強い指導を実施して、なお、解消されない場合に、そのスロットでのリレー取りやめの検討ということも、これは、あらかじめ予定されていることであります。
いずれにせよ、この聖火リレーについて、ぜひ円滑に実施できるように御協力をお願いしたいと思っております。

記者:JR四国の経営問題についてお尋ねします。JR四国が3月31日に、向こう5年間の中期経営計画を発表しました。鉄道事業の赤字を、不動産や駅ビル事業といった非鉄道事業の収益拡大で補っていくというような内容なのですけれど、JR四国の思惑どおりに非鉄道事業の収益が伸びるかどうかも不透明ですし、また、向こう5年間の計画に当たっては、国が設備投資1,000億円を支援することが前提になっています。私は、こういった枠組みで、JR四国が経営の自立を目指すというのは、些か無理があるのではないかと思っています。例えば、JR四国が負っている膨大な施設管理費を自治体が負担する、上下分離といった方式も選択肢としてはあるように思うのですが、知事は上下分離について、どういった考えをお持ちでしょうか。

知事:まず、このJRの個別の経営については、JRが責任を持って取り組んでいくべき話だと思っております。その上で、この鉄道の場合、全くの一私企業ということではなくて、やはり公共交通を担う、特に、JR各社は、その柱となるべき存在であり、地域としてもその維持と言いますか、円滑な運行というものの維持が大事だと思っております。上下分離うんぬんというのは、私自身は、そのような、何て言うんでしょうか、今までのさまざまな議論、主として、いわゆる「ネットワーク懇」ですね、JR、この四国の公共鉄道、公共交通ネットワークのあり方を考える懇談会2(※)という方で、「あり懇2」と言っていますけれども、そこにおいて、そうした議論というのが、上下分離についての議論がきちんとなされたものとは受け止めておりません。私は、全回出ておりますけれども、もちろん、日本の各地でそういった例もありますし、学識経験者と言いますか、そういったことを研究されている方の中には、公共交通については、欧米で、ヨーロッパでしょうね、アメリカはちょっとまた例外になりますから、上下分離と言うか、インフラを自治体が持つのが通例であるというようなお話もお聞きしますけれども、率直に言って、それが可能か、また適当か、非常に難しい問題であり、それは、今の株式会社という、このJR各社の枠組み自体を、本当にどう考えるのか、自治体が税金で負担すればいいじゃないかというようなことが先にくる議論であれば、それは、あまりにも軽軽だと思います。そういうふうに、私はこの問題については、従来から、それほど簡単に俎上に乗せて、その方向で、というようなことを、何て言うんでしょうか、その方向で進めていくといったようなことは、現時点では考えられないと思っています。
((※)懇談会の正式名称は、「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会2」です。)
(※懇談会2、「あり懇2」の「2」は、正しくはローマ数字です。)

記者:加えて、JR四国が同日発表した、向こう10年間の長期経営ビジョンで、初めて「新幹線等の抜本的高速化の早期実現」という文言を盛り込みました。この点について、知事はどう評価しますか。

知事:これもJRの経営に関わることではありますけれども、そういった中長期の話が、四国全体の公共交通のやはり中心になる、このJRのあり方ということが、ひいては、四国の公共交通の大きな要素である。それについて、まさに先ほどの「あり懇2」で議論をして、新幹線を骨格とする公共交通ネットワークという中間報告が、いろいろな方の御意見を踏まえて、取りまとめられた訳でありまして、JR自身が懇談会の事務局だった訳ですが、そこにおいて取りまとめられた結論と言いますか、方向を、きちんとその10年の計画の中にも位置づけていただいたということで、それはある意味、当然ではありますけれども、きちんと示したということで、評価されるべきことではないかと思います。
(※「あり懇2」の「2」は、正しくはローマ数字です。)

記者:先ほどの幹事社質問の中の、時短要請についての質問の中でのことで、個別店舗への訪問や巡回も行われるというお話がございましたけれども、これは、具体的に例えば、どういった頻度で巡回されて、実際、その巡回先の飲食店ではどういった呼びかけがされるのかというのを教えていただけますか。

知事:その辺はまだ、そこまで具体的に決まっていません。いろいろ関係者、あるいは各市町とも御相談しながら、どういう形で実施していくのか、この点は、そういった連携・協力をいただかなければいけないと思っておりますので、まだ具体的に決まっておりません。

記者:はい、分かりました。始める日付というと、7日以降ということになるのでしょうか。

知事:それは当然、7日以降だと思います。

記者:先ほど、聖火リレーの呼びかけの中で、「ライブストリーミングなど、ネットを活用して御覧になるように」というお話があったかと思うのですけれども、これについては、県外はもちろん行かないように呼びかけをされていらっしゃいましたけれども、県内で行われているリレーにおいても、できるだけライブストリーミング等で、お家で見てくださいというような呼びかけという理解でよろしいでしょうか。

知事:そうです。

記者:行く場合は、密集にならないようにということでしょうか。

知事:はい、そのとおりです。

以上

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

電話:087-832-3820

FAX:087-837-0421