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公開日:2021年9月15日

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知事記者会見 令和3年9月13日(月曜日)

知事定例記者会見録

  • 日時:令和3年9月13日(月曜日)13時00分から13時39分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告項目

  1. 新型コロナワクチン接種に係るSNS広報の実施について

報告事項

新型コロナワクチン接種に係る広報、これをSNSを用いて実施するということについて御報告いたします。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種につきましては、国において、10月あるいは11月のできるだけ早い時期に接種を終了する目標を掲げており、ワクチンの供給につきましても、10月初旬までに、県内の12歳以上人口の8割に相当する量が配分されることとなっておりますことから、県としては、この配分計画に沿って、ワクチン接種をより一層推進してまいりたいと考えております。
9月9日時点での県全体の接種率につきましては、1回目の方が58.6%、2回目終了の方が47.2%で、ほぼ全国平均並みとなっておりますけれども、年代別に見ると、1回目の接種率が、65歳以上では約90%、60歳~64歳が73.9%となっているのに対しまして、50代で約64.2%、40代で51.6%、30代が44.4%、さらに20代が41.0%、12歳~19歳の10代では32.4%と、これは資料を以前お配りしたと思いますが、年代が若くなるにつれ、接種率が低い状況となっております。この要因としては、現時点では、各市町における接種券の発送が年齢の高い世代から順に行われた、あるいは予約の順番に差をつける形になっていたことが主な原因と考えておりますが、一方で若い方々の間に、SNS上での誤った情報あるいは風評により、接種をためらう方がいらっしゃるという声を聞きます。
こうしたことから、ワクチン接種を迷われている若い年代の方々の疑問等の解決につながる効果的な広報を実施し、ワクチンに関する理解を深め、接種につなげていただくことが重要であると考えておりまして、若い世代に馴染みの深いSNS(Facebook、Instagram、Twitter、LINE)を活用した広報を、本日より開始したいと思います。具体的には、こちらで今パネルを掲げておりますけれども、3種類のいわゆるバナーを制作しまして、今、申し上げた各種SNSに1ヵ月間、表示回数約450万回、クリック回数約1万6千回数を目安に、繰り返し広告表示しまして、リンク先であるワクチン接種に関する県のホームページに誘導したいと思います。リンク先となる県のホームページにつきましては、今回の広報にあわせてリニューアルを行っておりまして、ワクチンの効果、接種の予約方法、あるいは接種後の副反応、さらには、若い世代の方に特化した情報提供など利用者が分かりやすく、的確に情報が入手できるよう工夫を行っております。
ぜひ、ワクチン接種を迷われている方は、これらの情報を確認いただき、前向きに御検討いただきたいと思っております。
こういったものが3種類あるわけでありますけれども、これはその一つで、「迷っている」と、それにチェックを入れた人が、そういう声に応えるヒントを「こちらを見てください」ということでクリックして、県のホームページに誘導する。そちらを見てもらいたいということが、これが一つであります。
そして、どのSNSにおいても、この二つ目、三つ目、全部で3種類あるわけですけれども、それぞれ少しずつ感じが違う、いろいろな方に興味をちゃんと持ってもらいたいということで3種類を作成しております。これら3種類を繰り返し、このSNS上で表示して、そして若い方にもこうしたメッセージが伝わっていくように努めていきたいと思っております。
ぜひ報道の皆さまにも御協力いただいて、こういったものをSNS上で見かけたときには、さらにクリックして、県ホームページにつながるように御協力をお願いしたいと思います。

質問項目

  1. 県のデジタル化の推進について
  2. シルバーウィークに向けての呼びかけについて
  3. 新型コロナワクチン接種に係るSNS広報の実施について
  4. まん延防止等重点措置について
  5. 県内の感染者の発生状況について

質問事項

幹事社:幹事社から2点質問します。1点目は、県のデジタル化の推進についてです。今日開催されたデジタル化推進戦略本部会議において、「かがわデジタル化推進戦略(仮称)」の素案が示されましたが、盛り込まれた内容のポイントについて教えてください。また、県は今年4月に「デジタル戦略総室」を新設し、国内の喫緊の課題であるデジタル化への対応を進めていらっしゃいますが、これまでの成果や見えてきた課題、特に県として優先的に実施すべきと考えている点についても伺いたいです。
2点目は、シルバーウィークに向けての呼びかけについてです。今日から今月30日まで「まん延防止等重点措置」が延長されましたが、今週末から始まるシルバーウィークで再び人の移動が活発になることが懸念されます。この連休を前に、県民の方々に避けてほしい行動など、あらためて呼びかけがありましたら教えてください。

知事:本日、香川県デジタル化推進戦略本部会議を開催し、御指摘の「かがわデジタル化推進戦略(仮称)」の素案を決定いたしました。戦略の基本理念として、「安心・便利・豊か 人が主役のデジタル社会・かがわの形成」、これを掲げ、県民の皆さま一人一人が主役となって活躍できるデジタル社会の実現を目指すこととしております。今回、とりまとめた素案におきまして、基本理念を実現するための手段・「推進戦略」として、県民の皆さまや民間事業者、また各市町などとともに進めていく「共創戦略」、共に創る、創造する戦略と、環境の変化に柔軟に対応するよう進めていく「創発戦略」、創造し、発展するという字が当てられる「創発戦略」、この二つを掲げるとともに、戦略の推進役である県として、自ら取り組みを進める施策についても整理し、これらの施策に全力で取り組んでいきたいと思っています。
この「共創戦略」と「創発戦略」を実行するための県・各市町・民間事業者が共創する、「共創戦略」の共に創る、その「共創」でありますけれども、そういったコミュニティとして、「かがわDX Lab(ディーエックス ラボ)(仮称)」、DXは大文字のアルファベットでありますけれども、それからLabは、大文字でL、そのあと小文字でabと、仮称でありますけれども、これを来年度に設置したいと考えておりまして、現在、その準備を進めております。
今後は、県内各界各層の方々で構成する「香川県デジタル化推進戦略委員」や、また県内各市町、そしてパブリックコメントを9月下旬から実施予定でございますが、これらを通じて、県民の皆さまからも御意見をいただきながら、さらに検討を進め、年内の策定を目指してまいりたいと考えています。
デジタル戦略総室としての成果、あるいは課題と、また県としての優先的に実施すべき点ということでございますけれども、今回、戦略素案を取りまとめたところであり、成果という点については、まだまだこれからと思いますけれども、4月からの約半年間で見ましたときにも、コロナ禍において出勤抑制等を行う中で、モバイルパソコンを利用してテレワークにより自宅等で業務を継続できたことや、会議や研修等をオンライン会議システムを活用することにより円滑に実施できたことは一つの成果と言えるのではないかと思っています。
そのほか、この総室設置前からでありますけれど、昨年度から情報通信産業の育成・誘致について取り組んでおりまして、サンポートのシンボルタワーに昨年11月に整備いたしました「セトウチ・アイ・ベース」を拠点として、地域、企業のデジタル化を支え、イノベーションを創出するデジタル人材の育成を行っておりますが、その講座受講生の起業あるいは県内企業への就職など、少しずつ成果が上がってきていると考えております。
課題としましては、今年6月に県政モニター223人に回答をいただきましたが、デジタル化が進むことについてのアンケートへの回答ということでありますけれども、これは既に県のホームページに載せておりますが、デジタル化が進むということに対して、県民の皆さまが期待を寄せておられる反面、「とても不安だ」という人も6.7%、「どちらかといえば不安だ」という人が39.9%となっておりまして、これは予想したよりも多い割合であったと思っております。また、その中で、「個人情報の漏えいなど情報セキュリティが不安」という回答が最も多かったところであります。この辺が「デジタル」という言葉はよく聞くけれども、何か実体がない、仕組みが分からないものではないかというような御不安があり、こうしたことがマイナンバーカードの普及にも影響している一つの原因ではないかとも考えておりますが、このほかにも課題は様々あるものの、情報セキュリティの確保、また個人情報の保護がそういう意味で大きな課題と考えております。
県としての優先的な実施すべき点ということでありますけれども、どれも重要でありますけれども、戦略の中の各項目は。強いて挙げるならば、一つは、県民の皆さまがデジタル化の恩恵を実感できるよう、「行政手続のオンライン化」につきまして、既に県では電子申請・届出システム等を整備しているものの、まだ利用できる手続き数が少ないということなので、100%を目指して積極的に進めてまいりたいと考えています。
あわせて、オンライン手続きを進める上で、確実な本人確認ができるデジタル社会の基盤であるマイナンバーカード、先ほども触れましたが、この利便性・安全性について、様々な広報媒体を活用した広報啓発活動を行うとともに、各市町の取り組みも支援してまいりたいと考えております。
また、戦略の示している「共創戦略」と「創発戦略」を実行する県・市町・民間事業者が共創するコミュニティとして「かがわDX Lab(ディーエックス ラボ)(仮称)」を、先ほど申し上げたとおり来年度に設置したいと考えておりますけれども、その準備及び検討について、県と市町で連携して取り組みたいと思っております。
なお、「かがわDX Lab(ディーエックス ラボ)(仮称)」の検討状況、詳細につきましては、担当部局に御確認いただければと思います。
2問目のシルバーウィークに向けての呼びかけでありますけれども、現在「まん延防止等重点措置」が引き続き適用され、県民の皆さま、また事業者の皆さまの御協力をいただきながら、各種の対策を行っております。こうした中、感染が再び拡大しないようにするために、御指摘のような週末からのいわゆるシルバーウィークでの行動について、ぜひあらためて以下のような点に留意していただきたいと思います。
具体的には、一つは、日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛。二つ目に、外出する必要がある場合にも、極力、一人で、また家族あるいは普段行動を共にしている仲間と少人数で、混雑している場所や時間を避けて行動していただきたいと思います。また、他の都道府県との不要不急の移動・往来についても、自粛をお願いしたいと思います。県境をまたぐ旅行や帰省、イベント参加等は、御家族、御友人等とも慎重に今一度相談し、「行かない」「呼ばない」あるいは「延期」等の選択をお願いしたいと思います。路上・公園等における集団での飲酒など、感染リスクが高い行動については、ぜひとも避けるように、控えるようにお願いしたいと思います。
県民の皆さまには、今般、非常に強い感染力を有する変異株によりまして、特に若い世代の方々でも重症化することがあり得ること、また、現実に感染後の重い後遺症に苦しんでいらっしゃる方がいるということを御理解いただきまして、大切な御家族、友人、仲間に感染させることがないよう、また自分自身のためにも、御自身のためにも、これまで以上に緊張感を持って、感染防止対策の一層の徹底をお願いしたいと思います。

幹事社:冒頭に御報告のあった件について1点だけ確認なのですが、このバナー広告というのも今日から表示をされるのですか。

知事:今日からであると思っています。これを既にプレスリリースも出していると思いますけれども、ちょっと念のため確認しておいて。今日からです。

幹事社:SNSの広告の実施期間ですけれど、いつまでを目途にされておられますか。

知事:1ヵ月間です。

幹事社:1ヵ月間ですね。ということは、10月12日までですか。だから「まん延防止」が過ぎてもということになりますね。

知事:それはちょっと別の話だと思っております。

幹事社:そうですね、分かりました。あと、SNSへのバナー広告ということで、これは香川県内の方限定ではなくて、不特定多数への発信ということになるのでしょうか。

知事:基本的にそうなると思いますけれども。何かそこは。

担当課:香川県内の方に限定して配信します。

知事:配信がそうなるの。失礼しました。

記者:今、御紹介のあったこの広告の件なのですけれども、11月頃までに県民の8割の配分があるということなのですが、広告の出す期間を1ヵ月にされた理由というか、もうちょっと延ばすという選択肢はなかったのですか。

知事:時期的には、予約を含めれば、むしろもっと早くてもいいのではないかという気もいたします。そこを厳密にリンクさせているわけではありませんけれども、先ほど申し上げたように、既にですね、既にと言いますか、現時点ではやはり年代別に差がついている、接種率にですね。他方、東京などで直接予約等があるいはホームページ上で抽選でいけるというのに、かなり多くの方が申し込まれていますけれども、倍率が非常に高いという、そういう現象もありますけれども、やはり依然として、いろいろとSNS上でこのワクチンに対する疑問が多く見られるということも含めれば、早い方がいいと思いますし、回数等には、やはり経費等の面で限りがありますので、このタイミングで行うということが適当ではないかと考えた次第です。

記者:分かりました。それともうちょっと話が変わるのですが、最近の感染者の傾向でいいますと、1桁台が2日連続で続いて、かなり減ってきているような印象は受けるのですけれども、これが仮の話なのですが、どんどん減っていって、療養者数や病床の使用率とかもかなり改善されてきた場合に「まん延防止等重点措置」の中身を、例えば、酒類の提供を緩めたりですとか、あるいは国に早めに解除するように要請したりというようなことというのは、選択肢として考えられていることはありますか。

知事:いつもそういう御質問に「選択肢として」とか「検討をしているのか」と聞かれて、それに対して肯定的な答えをすると、もうそれは実施されるというような、どうもトーンになってしまうのではないかという懸念をしております。そういう点について、いろいろな、当然「感染防止」と、従来から申し上げていますように「社会経済活動の維持回復」、この両立を図っていきたいと思っておりますので、日々の状況を、御指摘のような感染者数だけではなくて、病床使用率等も、日々これを注視しながら、今、申し上げた二つの目標の両立に向けて、様々なできるもの、必要なものの検討は常にしているところです。

記者:今の質問に関連するのですけれど、今日発表していただいたものも含めると、3日連続で感染者数については1桁になっていると。それに関しては、知事の受け止めというか、現状に対するその分析というのはいかがですか。

知事:感染者数が減少して1桁の日も続くようになったこと、これはもう大変結構なことだと思っております。ここまでやはり県民の皆さまがいろいろとこの防止策に御協力を、まん延防止措置に御協力をいただいてきた、その効果が表れつつあるのではないかと思います。ただ、何度も申し上げていますけれども、フローの数字と、ストックの数字というか状況とは、ちょっとやはり乖離がある。いつも御覧いただいていますが、ステージ3相当という数字があるわけでありまして、そういった点で「今どんどん少なくなっているから、もう問題ないのではないか」、あるいは、行動について「こういう感染者が非常に多かった時と違って、少し安心できるのかな」と、あるいは思われている方もいらっしゃるかと思いますけれども、特にこの3連休、多くの方が3連休になる期間、ぜひいつも申し上げていることを、ひょっとしたらもう念仏のようなものだと思って聞かれている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の個々の感染事例を、いわゆる行動歴等を、我々も個人情報もありますので詳細に御説明していない部分がありますけれども、やはり「こういう行動を取らないで」ということは、もし本当によく考えていただければ、それは控えていただく、あるいはもっといろいろなその行動自体を短縮したものにするとか、人と会う、その中で、人と会う、食事をする、そういったことにももっと注意を払っていれば、恐らく感染にまで至らなかったんじゃないか。そしてまた濃厚接触者の方に、さらに二次感染というようなことにはなっていないのではないか。具体的に申し上げると個人情報になりますので、非常にちょっともどかしいところがありますけれども、やっぱり真面目にと言いますか、仮に、自分ではなくて他人の行動としてそれを見て本当にどう思うか、あるいは、もしも他の人が、友人が「自分はこういう行動計画を持っているけれども、どう思うか」と聞かれたら、「それは普通はやめたほうがいいんじゃないか」あるいは「もっとちょっと変えたほうがいいんじゃないか」と、恐らくそう、もし自分のことでなければ、明らかにそう答えるのではないかというような、それが自分のことになると「ちょっとそれは別」というような形になっていないか、その辺を非常に懸念しております。現在のこのデルタ株のやはり感染力、毒性についてはまたちょっと弱毒性じゃないかという話もあるようですけれども、それは決して衰えているものではないと、各地域の状況を見ても、様々なところがありますので、全体としては、感染者数が東京をはじめ、減少してきておりますけれども、やはり十分な感染防止をぜひお願いしたいと思っております。
(※「ステージ3」の「3」は正しくはローマ数字です。)

記者:個別具体例というのは少し避けられるというお話でしたけれど、いわゆる不要不急で、例えば「感染拡大地域に特に仕事とかじゃなくても行く」とか、あとは「マスクをせずに会食を長時間する」とか、そういうものを指されているということでいいのでしょうか。

知事:そのとおりです。

記者:SNSのバナー広告のことに関連してお伺いします。今回の広告は、正直迷っているという方に正しい情報を届けて、接種を促すということだと思うのですけれども、一方で、ワクチンを打てない人、打ちたくない人への差別とかハラスメントといったようなものも、今後さらに表面化するのではないかなと思っていますが、知事は会見のたびに差別について呼びかけてはいらっしゃいますけれども、あらためてこのワクチンを打っていない人、打ちたくない人への差別とかハラスメントの知事の御認識とか、県民の方への呼びかけがあればお願いします。

知事:いわゆるワクチンを接種している、していないで、いわゆる差別的な対応になるということ、これは厳に慎んでいただきたいと思っております。先ほどのバナーからクリックして行けば、県のホームページに行けば、そうした点も十分注意をお願いしたいという点が伝わるようになっておりますけれども、アレルギーの問題等も含めて、打ちたくても打てない人もいらっしゃると。そういった点には十分注意していきたいと思っています。

記者:あらためてこのバナー広告の件なのですけれども、やはり現時点での接種率1回目は58.6%、2回目は47.2%ということで、やはりその80%を達成するためには、若い人への呼びかけが必要だという御認識なのでしょうか。そのあたりをあらためて。

知事:この数字の捉え方が途中過程であり、この後、順調に時間が経てばと言いますか、11月頃には、少し遅くなっても80%をそれぞれの年代で上回るような状況になるとは、今の段階ではやはりちょっとそうならないのではないかという懸念があると。それでこういった広報活動を、他の県でもいろいろやっていますけれども、やはり若い方にはその情報自体、いろいろな立場の人もいますから、ある種それは行政の方の主張だということになるのかもしれませんけれども、基本的には科学的なもので裏付けられて世界共通の認識を、これをしかし現実にはその話自体をそれぞれの方の中には認識していないというか、むしろ逆に、前も申し上げましたけれども、いろいろ全く根拠のないワクチンについての、何て言うんでしょうか、批判というか、問題等をむしろそちらが正しいと思っていらっしゃる方もいるのではないか。そういった点について、とにかくこの情報が届くようにアプローチをしていくためには、その一つの手法、若い人に向けてということであればSNSということではないかなと思った次第であります。

記者:最初の方の質問にあったデジタル化の中で、デジタル総室の実績でテレワークの推進ができたという点について、以前、御質問させていただいた際に、一つテレワークを阻む要因として仕事の組み立て方、やり方というのがあると。この7月から8月にかけての感染の拡大、これまでと比べて異次元だったわけですけれども、仕事の組み立て方は、今回の感染拡大を経て、何か変わったようなことというのはございますでしょうか。

知事:すいません、それは県庁においてということですか。

記者:県庁において。

知事:県庁において、そういうモバイルパソコンも導入して推進しておりますけれども、前にも申し上げましたけれど、本当のやはりテレワークを進めるには、いわゆるリエンジニアリングですね、本当の仕事のやり方自体をもっと根っこから変えていかないといけないのではないかと思っております。それが現実に香川県庁でできているかというと、まだまだだと思っています。県庁の場合、直接やはりコロナの感染防止対策に携わっている人、本庁でもあるいは保健所でもそういう方にはそもそもなかなかテレワークといっても難しい面が、特に休暇の取得等も含めればあるのも事実だと思っております。ただ、そういう中でも、できる限りこのデジタル化に、このパソコン等をモバイルで使うことをもっと、1人1台でもう既にできているわけですので、そういうことを活用していくようにはしていきたいと思っておりますけれども、なかなか難しいところは実際にはあると思っています。

記者:今後、仕事のやり方を変えていく上で、知事として心がけていきたいことだとか、目指していきたいことというのはありますでしょうか。

知事:コロナ対策というよりも、やはりこのデジタル化の利点というものを社会全体でやはり享受できるようにする。県の業務といいますか、職員だけが手間が省けるということではなくて、これはやはり県民の皆さまが利用する、活用するという中で便利だと、豊かな生活に繋がると、そういう点を目指しているわけですので、何かいい方法というものが、いろいろな事例があると思いますので、各業種にどこまで共通のものとなるかという点も含めて、これからデジタル化をさらに推進していく上で重要な課題と考えておりますので、それに力を入れていきたいと思っています。

記者:冒頭報告のSNS広告に関して、先ほど知事もおっしゃられたように、SNSで広告を出して、その先で県が発信しているホームページの情報に触れてもらうことが目的になると思うのですが、あらためて若い世代に対して、ここで発信している情報でどんなことを知って、どんなことを理解して、どんなことを考えてもらえたらというふうに考えられていますでしょうか。

知事:まず何といってもワクチンの有効性、我々としてはメリットと考えている部分は非常に大きなものがある。その点、実際の数字というのは、県の場合での生の数字は、前回、先般も御報告したので、その数字を見ていただきたいと思いますが、90%以上の有効率であると。これは感染しないということではなくて、重症化予防ということでの観点となりますけれども、いわゆる2回接種したのに感染したという人がいることも事実ですけれども、そういう場合でも重症化は防げていると。実際にも、前回も申し上げたとおり、今、感染事例としても、それ自体としても65歳以上の方というのが非常に少なくなってきているわけであって、ワクチンを早くやっぱり普及するといいますか、接種の2回完了と。これがいわゆる社会的な免疫、集団免疫というものまでならないとしても、それに準ずるいわゆる感染に対するバリア(壁)を少しでも作っていくのが、このワクチンの方が先になれば、ワクチンによりそういうものが作っていける。これはやはりどちらが先なのか、コロナウイルス、特に変異株がどんどん広がっていく、そのスピードと、ワクチンをどんどん打っていく、打ってもらうスピードと、その競争の面があると思っております。いずれにせよ、ワクチンの効果の方が上回るというような、現実にもそういう、世界各国でもそういう状況になっています。そして、心配な副反応の点についても、具体的な数字を挙げて、その事例も含めて説明しております。それについてやはりどう判断するかというのは、それぞれの御本人の問題だと思いますけれども、やはり全体としてメリットの方がデメリットよりも大きいと。現実に今、高校3年生、香川県ではもう先行して接種しておりますけれども、各地で受験生等が、やはり接種しておきたいという方が増えてきているようにも思いますので、その方達が感じていることと同じようなことを、このSNSを通じて同じ世代の人たちに伝えていきたいと思っています。

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