ページID:28067

公開日:2021年11月4日

ここから本文です。

知事記者会見 令和3年11月1日(月曜日)

知事定例記者会見録

  • 日時:令和3年11月1日(月曜日)13時00分から13時19分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告項目

  1. 新型コロナワクチン接種の推進について

報告事項

新型コロナワクチン接種の推進につきまして、現在、10月30日土曜日時点の接種率につきまして、ワクチン接種記録システム、いわゆる「VRS」の集計で見ますと、1回目接種の方は県人口全体の74.6%、2回目の方が69.4%となっておりまして、また、市町別の接種状況を見ますと、1回目の接種率については全ての市町で7割を超えているなど、その終盤を迎えているとも言えるわけでありますが、多くの市町において、予約に空きが出始めていると伺っております。このため、各市町においては、ワクチンを有効利用するため接種体制を集約するとともに、今後の接種日程につきまして、防災無線や有線放送、あるいはSNSや全戸配布等により丁寧に周知して、未接種の方に対して早期の接種を呼び掛ける、きめ細やかな広報を実施していると伺っています。例えば、高松市においては、市役所本庁舎で今後実施される集団接種を予約なしでも受けられるようにするなど、希望者の利便性に配慮した取り組みを行うと伺っております。
この夏の感染拡大期におきましては、やはりワクチンの感染予防・発症予防・重症化予防について、高い効果が得られたのではないかと考えております。これからの季節、寒くなる、気温が下がってくるわけでありまして、換気の方も、窓を開けるということが少なくなってくる、そういった時期に感染の再拡大が懸念されるわけでありますが、御自身あるいは御家族を感染から守るためにも、ぜひ、このワクチンの接種について、まだの方は真剣に考えていただきたいと思います。県といたしましても、県民の皆さまの健康を守ることを最優先に考えて、一人でも多くの方に11月までに接種を終えていただけるよう、各市町とともに、一層の接種率の向上に取り組んでまいりたいと考えております。

質問項目

  1. 第49回衆議院議員総選挙について
  2. 児童相談所の対応について

質問事項

幹事社:第49回衆議院議員総選挙についてです。昨日、投開票された衆院選についてですが、県の選挙管理委員会では投票率アップに向けて様々な広報活動を行ってきたと思われます。その結果、期日前投票の状況も踏まえて、今回の結果について知事の所感をお聞かせください。

知事:まず、昨日の開票の結果、小選挙区第1区で小川淳也氏、第2区で玉木雄一郎氏、第3区で大野敬太郎氏、また、いわゆる比例代表では平井卓也氏が当選されました。皆さま方に心よりお喜び申し上げたいと思います。国政の様々な問題の解決に向けて、有権者にお示しになったいろいろな公約と言いますか、お考えをぜひ実施、実践していっていただきたいと、有権者の方が寄せた信頼と期待に応えていただきたいと思っております。
投票率に関しましては、前回よりも上がっているということについて、それはいろいろな要因があるかと思いますけれども、基本的には結構なことでありまして、さらにまたこの投票率が上がっていくことを今後とも望みますけれども、いわゆる期日前投票者数については、前回の0.96倍と、ちょっと低くなっておりますが、基本的に選管において、コロナ感染症の影響下にあって、当日の投票所の混雑緩和のために、期日前投票の積極的利用を呼び掛けたと聞いておりますが、こういう0.96倍というふうに減少したのは、前回の総選挙では、投票日当日に台風が接近していたということもあり、投票日前日及び前々日にかなり多くの方が期日前投票を行ったという、いわば特殊要因があり、これが影響、その反動という形になるわけではないか。選挙管理委員会からはそういったお話も聞いております。実際に、今回の期日前投票者数、前回と比べると、投票日から4日前までは1.20倍、3日前まででも1.17倍と前回を上回っていたと。それが、前回が投票日の前日、前々日に急に増えているということで、その比較においては、今回、その直近の2日間が低くなっているということかなと思います。
いずれにせよ、小選挙区選出議員選挙の投票率56.09%と、3.01ポイント上昇しております。現段階では、全国平均は55.93%前後ではないかと聞いておりますので、全国平均を上回っておりますけれども、県民の皆さまが今回の選挙の重要性を認識され、御自分の意思を票に託された結果ではないかと考えております。
県選管におきましては、いろいろと若年層、子育て世代への啓発に重点を置いた啓発事業を実施したと聞いておりますけれども、大学生の協力を得て、投票率向上を目的として、大学生がインスタグラムで情報発信を行ったほか、県内の子育てひろば連絡協議会会員団体の協力を得て、子育て世代の有権者に対し、主権者教育の重要性を発信しながら投票日や期日前投票の活用について呼び掛けを行ったと聞いております。
また、インターネット、SNSを活用した啓発を充実し、いわゆるYahooやGoogleでも広告掲載をし、Twitter、インスタグラム、YouTubeにも広告を掲載して、投票日の周知などを行って、投票総参加を呼び掛けたと伺っております。
こうした取り組みの詳細につきましては、選挙管理委員会の方にお問い合わせいただければと思います。

記者:先ほどお話いただいた衆院選の関連で、知事は当選された4名の方に対して「有権者の信頼と期待に応えてほしい」というふうに先ほどおっしゃられたと思うのですけれど、知事御自身から見て、新たに議席を獲得された4名の方に期待されることというのが何か具体的にあればお聞かせください。

知事:私自身が個人的にというよりも、やはり先ほど申し上げたことをもう少し詳しく申し上げますと、まずやはり今回の衆議院選挙、コロナ対策をはじめ経済政策、あるいは社会保障、そして安全保障、内政・外交の各方面にわたって重要問題が山積する中で、我が国の進むべき方向性を選択する重要な選挙であったと思います。その選挙において当選された方々、また政権を担う方々には、まず医療提供体制の確保などコロナ対策の強化、そしてまた、それに伴う経済対策、機動的な経済対策を早期に実施していただいて、そうした中、デジタル化について、いわゆるDXの推進、また脱炭素社会の早期実現、こういったことは誰しも重要な課題であると御理解いただいておりますが、地方の立場からすれば、地方税財源の充実、地方への人の流れの創出、そして、どの地方もそうだと思いますけれど防災・減災対策、これの強力な推進、日本全体としては先ほども申し上げましたが、持続可能な社会保障制度の確立、それに関連して少子化対策、人口減少対策というものがあろうかと思います。
香川県においては、新しい総合計画「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」実現計画を策定したところでありますので、デジタル社会の推進などにチャレンジしながら、「せとうち田園都市の確かな創造」の実現に取り組んでまいりたいと考えておりますので、是非とも今回当選された方々には、力強い後押しをお願いしたいと思います。
いずれにせよ、国民、地方の声を十分に聞きながら、耳を澄ませながら、持続可能な新しい日本の創生に向けて、正面から取り組んでいただければと思っております。

記者:今回の選挙結果についてなのですけれども、1区では、今までは結構長いこと平井さんが勝たれていた中で、小川さんが今回、小選挙区で勝たれて、2区でも玉木さんが大きく差をつけて当選されて、かなり野党に強い結果になったのかなという気がするのですけれども、これは県民がどういうことを考えているのかということにもつながってくると思うのですが、こういった結果になったことについて、知事はどういうふうに背景というか、県民がどういうふうに考えているからこういうふうになったのだろうというのは、何か考えられているところはありますか。

知事:そういった点はまさに、分析はですね、報道の皆さまのいわばエリアであって、私の方から選挙のいろいろなこの途中過程とか、またその現象の背景等々について、知事の立場で解説するということは差し控えたいと思います。

記者:今日は、県の児童相談所のことに関してお伺いしたいことがあってちょっと久しぶりにお邪魔しております。急なことなので、ちょっと知事が御報告を受けているか分からないのですけれども、ひとまずお尋ねしたいのは、9月に御自宅で流産をされた妻とその夫が、赤ちゃんの遺体を冷蔵庫に遺棄したということで県警に逮捕されて、その後、不起訴になったという事案があったのですけれども、その御両親は、かかりつけ医の再開を待つつもりだったとか、役場に相談していたとかいう経緯がありまして、その弁護人が、役場やその間に入っていた児相が事情を丁寧に聞き取っていれば逮捕には至らなかったんじゃないかというような指摘や問題提起をしているという件があります。それで、私たちの取材では、児相は逮捕までの間に、役場から情報提供を受けているのですけれども、御両親に一切アクセスすることなく、事情を直接聞くようなことはなく、警察が動いて逮捕に至ったと聞いています。こういった対応が児相として適切だったのかどうなのかというのをお伺いしたいなと思っています。

知事:その事案そのものについては、もちろん報告と言いますか、報道を踏まえて、事案の内容についても聞いておりますけれども、ちょっと今おっしゃったようなですね、ニュアンスの問題もあろうかと思いますけれども、「一切相談しないで」等々ですね、ちょっと私が伺っているような、何か児相の方で手落ちがあったというようなことは、そういうことはなかったのではないかと思っております。

記者:私たちも児相に取材しましたら、「個別の案件は答えられない」ということで、児相側からはお聞きできていませんが、御両親が言うには、「役場に相談して2時間半ぐらいで警察が来るまでの間、児相からのお電話も訪問もなかった」と聞いています。やっぱりどこかでケアなり福祉的な介入ということがあったり、御両親の対応に一定程度、落ち度があったかもしれないということは、皆さん指摘していますが、ちょっとそういうケアがあればよかったなと思っていて、そこの児相が本当に一切接触していなかったと認識しているのですけれど、それが知事の御見解は違いますか。

知事:申し訳ないのですが、そういった本当に個別のケースについて、こうした場で、私が資料も何も持たずに申し上げることは、それは非常に不正確なものになりかねないので、大変恐縮ですけれども、そうした問いにこの場でお答えすることは難しいと言わざるを得ません。

記者:了解しました。そしたらまた今度、言える範囲でお聞きしてもいいのですけれども、要はこの件で、行ったか、アクセスしたか、しなかったかということの有無自体を追及するというよりは、一つ問題意識としましては、いわゆる「結愛ちゃん」の事件を経て、児相に警察が常駐するようになったと認識しています。今回もそういう連携の強化が背景にあったと認識しているのですけれども、児相が非常に忙しいので、警察に頼っているというふうになっているのではないかというふうに懸念もしているので、そういう視点からの事案であるのか、ないのかという辺りを含めて御見解が伺えるようであれば、また来週ちょっとお尋ねできればと思います。

知事:警察との関係については、警察に頼るというか、むしろそこを今、御指摘のあった個別の事例について、警察と連携なり、むしろつながりが、これは全国的に言われたわけですけれども、それが東京の方でも十分ではなかったのではないかと。香川県についてもというお話もありましたけれども、その点については、警察との関係、必要な、また十分な連携はしてきているし、むしろ、お任せするというような形になっていると私は思っていないですけれども、逆に情報の全件共有とかですね、いろいろ言われている話がありますけれども、その具体的なやり方というのは、現場で十分お話をしていると思っておりますし、いずれにせよ、この種の問題を本当に固有名詞を挙げて、保護者の方も、あるいは警察関係者も、児相の関係者も「どう言った」「こうした」というのは、実際に裁判の場にまで行って、違っているといった話も多いわけですね、それは。それについて、知事が軽々に何かコメントするということは差し控えるべきだと思っております。

記者:了解しました。ありがとうございます。

以上

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

電話:087-832-3820

FAX:087-837-0421