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公開日:2021年12月29日

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知事記者会見 令和3年12月28日(火曜日)

仕事納めにあたっての知事記者会見録

  • 日時:令和3年12月28日(火曜日)13時00分から13時16分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

質問項目

  1. 今年を振り返って
  2. 新型コロナウイルス感染症の患者の発生について
  3. 年末年始の呼び掛けについて
  4. 県議の海外派遣に係る住民訴訟の判決について

質問事項

幹事社:今年一年を振り返っての所感と、来年特に力を入れて取り組んでいきたいことをお伺いいたします。

知事:まず今年の所感と言いますか、感想ですけれども、まずこの一年間、皆さま方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
やはりこの一年、振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の、それに対する対応の長期化、これが最も大きな印象に残ること、また課題でもあったと思います。このような中で、様々な他の課題も山積しておりますけれども、そうしたことに対応するために、今年は県において、いわゆる「総合計画」、令和3年度から5年間の新たな香川づくりの指針となる「みんなでつくるせとうち田園都市・香川」実現計画、これを秋に策定しました。それに基づいて、三本柱「安全と安心を築く香川」、「新しい流れをつくる香川」、「誰もが輝く香川」、この実現に向けて取り組んでいきたい。それが来年、特に力を入れて取り組んでいくということになろうかと思います。「せとうち田園都市の確かな創造」というのが目標でありますけれども、それに向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。
いずれにせよ、やはりこの一年は「コロナに始まり、コロナに終わる」というような感覚を持っております。様々な検査、医療等の拡充、また経済的な対策、こうしたものも、この1年ずっと途切れることなく、そうした対応に努めてきたと、それが率直な感想であります。来年の話については、さらに詳しくはまた年明けにお話しさせていただければと思います。

記者:今の質問に関連してなのですけれども、今年一年を振り返られてみて、去年も同じ質問をさせていただいたと思うのですが、一年を漢字一字で表すとしたらということで、去年は、起承転結の「転」という漢字を選ばれたと思うのですけれども、今年をもしそういったふうに漢字一字で表すとしたら、どういったことになりますでしょうか。

知事:去年も同じような質問でちょっと困惑したのですが、あえて言えば、「走る」と言いますか「走」、音で読めば「走(そう)」という一文字かなと。走り続けてこの1年間、様々な問題にいろいろな関係者の方が走り続けて対応をそのそれぞれの課題について急いでいると。そういう一年だったのかなと思っております。そういう意味では、攻・走・守の「走」ですね、それの一文字かなと思います。

記者:ありがとうございます。それと、先ほど発表をいただいた、新たに新型コロナの感染者がまた出たということで伺っていきたいのですけれども、2点ほど伺えればと思うのですが、まず今、全国でオミクロン株が脅威とされている中ですけれども、これが既にオミクロン株か判明しているものなのかどうか、詳細は高松市さんが発表されるということだと思うのですけれども、そこだけ皆さん気になっていると思うので、オミクロン株と判明しているのかどうか、それともまたこれから調べていくものなのかどうかというところについて1点お聞きしたいのと、久しぶりの感染者の発表となったということで、それについての受け止めをいただければと思います。

知事:御指摘のように、県内1ヵ月以上、新規感染者、コロナの感染者が確認されておりませんでしたけれども、昨日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が確認されました。11月12日以来、45日ぶりということになります。現在、高松市において積極的な疫学調査が進められておりまして、このあと15時から、いわゆる追加の情報提供が高松市からされる予定と聞いております。この感染者の関係では、まず、いわゆるオミクロンとの関係では、変異株PCRによって、この変異株というのはデルタ株の変異株という意味で、そのPCR検査によってスクリーニングをすると。ここでデルタ陽性ということであれば、すなわちオミクロンではないと。デルタ陰性であれば、疑いがあるというような流れになろうかと思いますが、いずれにせよ、今その変異株(デルタ株等)の変異株PCR検査をやっているところと。その途中時点であると聞いておりますので、本日中に結果が判明次第、御報告することになると思います。

記者:分かりました。久しぶりの感染ということで、全国知事会の方でも今度の年末年始の帰省について慎重な呼び掛けというのもされていたと思うのですけれども、知事の方から県民に対してそういった呼び掛けなどがあればお願いします。

知事:ずっと申し上げておりますけれども、やはりオミクロン株のそういう動向も非常に懸念されるわけですけれども、その如何に関わらず、まずマスクの着用、そして手洗いの励行、また人と人との距離の確保、そして屋内においては換気の徹底、こうした基本的な感染防止策をぜひ引き続きお願いしたいと。これはもう事あるごとに申し上げております。そういう点をぜひ徹底していただくとともに、ワクチンについても、まだ1回目、2回目がまだという方、まだ可能ですので、ぜひワクチン接種を検討いただきたいと。また3回目については、現在、各市町において準備を進めておりますので、これが円滑に進むよう、県としても支援していきたいと思っております。

記者:「年末年始の帰省を慎重に検討するように」ですとか、そういった呼び掛けというのは、特に知事の方からはされませんか。

知事:今の段階で、総理がそうおっしゃったと聞いておりますので、それを否定するものではありませんけれども、県内の状況としては、先ほども申し上げたような注意をお願いしたいという点で、そこは変わっておりません。

記者:分かりました。ちょっと話が変わって、この間の県議の皆さんの海外視察の件でお伺いします。これで一部、海外視察費の返還が命じられたということになると思うのですけれども、これ被告が県ということになっていると思うのですが、これの控訴の判断について伺えますか。

知事:まず、この議員派遣そのものについては、地方自治法第100条第13項で、「議会は、議案の審査又は普通地方公共団体の事務に関する調査のためその他議会において必要があると認めるときは、会議規則の定めるところにより議員を派遣することができる。」と定められているわけでありまして、これに基づきまして、本県も含め、各自治体において、海外等への議員派遣が行われていると承知しています。今回の訴訟の対象となった4つの海外派遣は、いずれも議決を得ており、議会において適正な手続きを経たものでありますけれども、今回の地裁判決で、一部適法と認められなかったという点については、残念であると受け止めております。今回の控訴について、ということでありますけれども、いずれにせよ、この一審で主張が認められなかった部分について、今後どのように対応していくか、判決内容を、たいへん膨大な判決文全体になりますけれども、十分精査した上で、弁護士の意見もよく伺って、検討してまいりたいと考えているところです。

記者:関連で、県議の海外視察の判決についてなのですが、先日控訴を取り下げた政務活動費の訴訟もそうだったのですが、やはり議員の皆さんがこれまで常識と思ってやってきたことが、司法によって「そうではないんだよ」というような結論が一部下された部分はあると思うのですけれども、そのあたりの「認識のずれ」みたいなところについてはどう感じられますか。

知事:司法?地方によって?司法ですね。

記者:司法の裁判所が、かなり厳しい判決を今回下されたと思うのですけれども。

知事:これは、裁判は三審制度ですから、あるいは各地裁等で違う判決が、考え方のものもあると思いますし、司法全体がそういうふうに三権分立の中の司法そのものがそういうふうに、もうすべからく考え方が同じだというふうには、私は必ずしも受け止めておりません。それぞれの個別の訴訟についての、いわば法律的な判断、事実認定、そういったものによってそれぞれ違ってくる問題だと思っておりまして、そういう意味で、政務活動費の件とも全く別の訴訟であり、事情も異なると思っておりますけれども、いずれにせよ、こうした件についての対応ということについては、先ほど申し上げたとおり、判決内容を十分精査して、弁護士の意見も踏まえて検討していく必要があると考えています。

記者:ありがとうございます。今回の4つの視察についてというわけではなく、一般論としてですけれども、このコロナ禍になって、「オンラインで」という形での、これまで皆さんでそろって行かれていたのをオンラインで代替できるというのも、けっこう浸透してきたと思うのですけれども、官公庁に関わらず、企業においても。そのあたりも踏まえて、今後望まれる視察のあり方みたいなところについてはどのように考えられますか。

知事:それは、今回の4つのケースも、2つはいわゆる「周年行事」でありまして、もちろん、周年行事についてもオンラインで参加するというやり方ももちろんあると思います。そこはこの目的と言いますか、派遣目的をどう考えるかというところに帰する話であって、今回もすべからく、そういうものはオンラインで用が足りるのではないかというのは、当事者の議員としてもいろいろなお考えをお持ちだと思いますし、それがまた法律なり規則に従って、どのように今後、この視察、国内もそうですけれども行われるのか、議会において、その点については、訴訟ということとは別に、またいろいろな御議論もあるのではないかと思っております。

記者:議員の海外視察、それから先日の政務活動費の返還と、続けて司法の判断が示されたり、県議側の判断があったりしたわけですけれども、県議はそもそも行政の監視役、有権者を代表してそういう立場に立っているわけですが、一方で、県も議員に対して適正な対応をとる必要があるかと思います。ここ香川県においては、そういったそのチェック・アンド・バランスの機能がどうも働いてないのではないかというふうに見えるのですが、つまり、議員の希望がほぼそのまま通るような、そういった側面があるように思います。その点、知事のお考えはどうでしょうか。

知事:御指摘ではございますけれども、私は、特にそのようなことはないと思っております。そういう御意見があるということは承りたいと思いますけれども、私はそうした、一概には言えないのではないかと思います。

以上

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