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公開日:2019年2月18日

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平成31年2月県議会定例会提出議案知事説明要旨「県政運営の所信について」

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平成31年2月県議会定例会提出議案知事説明要旨平成31年2月県議会定例会の開会に当たり、県政運営の所信及び平成31年度当初予算の概要と主要施策等について御説明し、議員各位、県民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。

本年平成31年は御代(みよ)替わりの年であり、平成最後の年であります。

一昨年11月、「第41回全国育樹祭」で御来県されました皇太子殿下が、新たに天皇陛下として御即位されるとともに、元号も平成から新元号に改まり、新しい時代がスタートする年となります。

このような歴史の新しい一歩を目のあたりにすることに、身が引き締まる思いでありますが、あらためて平成という時代を振り返ってみれば、国際社会では、冷戦の終焉とともに、地球規模で人やモノの移動が大幅に拡大していき、グローバル化やICTなどの技術革新の進展もあいまって、政治・経済は大きな変化を遂げてきました。

国内では、いわゆるバブル経済の崩壊後、低成長が続き、その間、阪神・淡路大震災、東日本大震災という2つの大震災が発生しました。近年では、大規模な自然災害が頻発化するとともに、急激な人口減少と少子高齢化という大きな社会構造の変化に直面しています。一方で、こうした社会変化を捉え、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など新たな技術を活かした、スマート社会の実現に向けた取組みも始まっています。

会社や組織といった集団に属して、高度経済成長や人口増加を経験した昭和の時代に比べ、一人ひとりの幸せや多様な働き方を模索してきたのも、平成という時代の特徴の一つであったのではないかと感じます。

私は、知事就任以降、こうした潮流により、国内外において様々な環境が変化する中で、常にこれからの香川県に何が必要かという視点に立って、郷土の発展のために全力を尽くしてまいりました。

現在、国際的な政治・経済情勢は、より複雑となり、不透明となっていますが、新しい時代に向かって、持続可能な平和で豊かな地域社会を創り出していくため、私は、これまで時代を築き上げてきた先人のたゆみない努力に思いをはせるとともに、現下の山積する諸課題に対し、私自身が先頭に立ち、気概をもって挑む決意を新たにしているところです。

その大きな課題が、まず、「災害に強い香川づくり」であります。

昨年は、島根県西部、大阪北部、北海道胆振東部で、今年に入り、再び熊本で大きな地震が起こり、南海トラフ地震についても今後30年以内の発生確率が、70%ないし80%へと引き上げられ、もはやいつ発生してもおかしくない状況にあります。また、昨年7月の西日本豪雨は近県に大きな被害をもたらしましたが、本県で同様の被害が生じなかったのは、気象状況の紙一重の差ではなかったかと思います。

こうした状況を踏まえ、私は、「災害に強い香川づくり」を強力に推進し、県民の皆様の生命と財産を守ることが、県にとっての最大の責務であると考えております。

そのため、海岸・河川の地震・津波対策やため池の耐震改修等のハード整備を着実に進めていくと同時に、各市町とともにソフト面の対策について改めて見直しを図り、県民の皆様の防災意識の向上と万が一の備えを、家庭、学校、企業等を通じて再構築していき、一人ひとりの命を守る防災・減災対策を強力に進めてまいります。

もう一つの大きな課題が、「人口減少問題の克服と地域活力の向上」であります。

私は、知事就任以来、人口の自然動態、社会動態ともに減少が続く香川の現状に危機感を覚え、これまで人口減少対策に最優先で取り組んでまいりましたが、改めてこの問題が「今、そこにある危機」であると認識し、人口の社会増減を継続的にプラスに転換させるとともに、人口の自然減を抑制し、次の世紀には人口増を目指していける社会の構築を目指して、引き続き全力で取り組んでまいります。

一方、「かがわ人口ビジョン」では、2060年に約76万人の人口を維持する目標を掲げておりますが、今後も当分の間、人口総数は減少が続くと見込まれることから、人口減少に適応した社会の構築も重要であり、自然、歴史、文化など本県独自の資源を生かし、国内外から多くの人が集う、活気ある香川づくりにも取り組んでまいります。

今年の干支は、己亥(つちのとい)であります。

「己(つちのと)」は「草木が生い茂って整然としている状態」を表し、「亥(い)」は「草木の生命力が種の内部にこもっている状態」を表しているとされ、物事の条件が整い、力が充填する年と言われております。また、動物のイノシシは、運動能力が高く、突進力に優れています。

私は、こうした干支にちなみ、今年1年を、これまで鍛え、蓄えてきた力を磨き上げるとともに、様々な課題の解決に向けて突き進んで、前進を続けていく年にしたいと考えております。

平成から新しい時代へと変わる節目の年にあたり、私自身、今一度初心に立ち返り、多様で活力ある豊かな郷土香川を実現するため、県議会はもとより、県内8市9町とのより密接な連携のもと、誠心誠意、全力で取り組んでまいりますので、引き続き、議員各位の格別の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。

浜田恵造

平成31年2月県議会定例会提出議案知事説明要旨全文はこのリンクから

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