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公開日:2013年9月26日

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知事意見交換会第1回 平成25年8月29日(木曜日)

平成25年8月29日(木曜日)

琴平町を訪問し、視察や意見交換を行いました。

視察先

視察の様子

  • 特定非営利活動法人ねむ工房
  • 琴平ニンニク加工場
  • ゆうゆうクラブ
  • ちょっとこ場<こんぴらにんにくを活用した6次産業化に取り組む方々と意見交換>

特定非営利活動法人ねむ工房

ねむ工房1 ねむ工房2

障害者の地域社会での活躍と共生を目的とした就労支援施設「ねむ工房」を視察しました。

琴平町は、全国第2位の生産量を誇る香川県の中でも、最大のニンニク生産地です。一つ一つ形・大きさが違うため機械での皮むきが難しいニンニクの一次加工を、ねむ工房は手作業で行っています。まさに、ニンニク加工の生命線といえるでしょう。

皮むきから根っこ切り、そして袋詰めまで請け負うねむ工房。根っこ切りには、障害者の方も安全に使えるよう、爪きりのような形をした、専用の器具が用意されていました。

「立ち仕事は疲れませんか?」とお尋ねしたり、色々とお話をしている間も手を休めず作業をされている根っこ切り作業の方や、地域の方と談笑しながらニンニクの皮むきをされている方など、ねむ工房には、イキイキと輝く障害者の方々の姿がありました。

今はニンニク加工で忙しいとのことですが、時期によっては木工作業を行うほか、新たに綿花の栽培・製糸・染色にも挑戦されているとのことです。

琴平ニンニク加工場

にんにく化工場1 にんにく化工場2

ねむ工房の近くにある、香川県農業協同組合が設置したニンニク加工場を視察しました。ここには、ねむ工房で荒く皮むきをしたニンニクを、さらにきれいに皮むきするための機械が設置されています。高圧のエアーを吹き付けることでニンニクの皮をむく機械は、ねむ工房で作業を請け負った2年目から導入されたそうで、視察当日も大活躍していました。

機械導入前は手作業で行っていた作業ですが、ニンニクの汁は刺激が強いため、作業者の方の手がかぶれてしまいます。機械の導入によって、作業効率は飛躍的に向上したそうです。

ここでも、熱心に機械を操る障害者の方々を拝見することができました。黙々と作業に取り組む皆さんからは、作業に対する責任感が伺えました。

ゆうゆうクラブ

ゆうゆうクラブ1 ゆうゆうクラブ2

琴平町社会福祉協議会の取り組み、「ゆうゆうクラブ」は、長期休暇の間、昼間の世話が受けられない町内児童が安心して過ごせる居場所をつくる取り組みです。児童への食事サービスや、調理実習等も行われているというお話でした。視察当日はお泊りサービスの翌日だったため、社会福祉協議会の建物の中には、多くの子どもたちのにぎやかな声が響いていました。

ゆうゆうクラブの運営は、同じくゆうゆうクラブで育ってきた学生たちのボランティアによって支えられているそうです。年齢の違う子どもたちが仲良く過ごしている様子からは、ゆうゆうクラブが仲間づくりにも役立っていることが伺えます。

今はしゃいでいる子どもたちが、将来のゆうゆうクラブを、また支えていくのでしょう。地域住民同士で支え合っていく日々の大切さを、再確認する思いがしました。

意見交換会(於:ちょっとこ場)『こんぴらにんにくを活用した6次産業化について』

こんぴらにんにくを活用した6次産業化に取り組む方々と意見交換を行いました。

地域の人々の交流や、観光客の方が休憩しながら地域の情報を仕入れることができる場として、琴平町社会福祉協議会が設置している「ちょっとこ場」で、琴平のニンニクを生かしたプロジェクトについて、小野琴平町長さんをはじめ、関係者の方々からお話を伺いました。

地産地消のための取り組みから出発したプロジェクトは、農・商工・福祉のマッチングによって大きく成長し、オリジナルブランドのガァリックオイル「ガァリック娘」の開発にも成功。これからも成長し続けていくことでしょう。

要旨

プロジェクトについて

まず前提として、琴平町のそれぞれの組織が抱える様々な課題がありました。ニンニク農家は、規格外品を役立てることができないか。社会福祉協議会は、障害者の自立支援を、もっと進めていけないか。

そんな課題が、地元のものを使った地域の特産品を作れないかという琴平町の課題と結びついたことによって、ガァリック娘が誕生したそうです。それぞれの組織が知恵を出しあい、自分たちの出来ることで協力し合いながら進んでいった「キーマンのいないプロジェクト」なのだと、参加者の方は話して下さいました。

プロジェクトの特徴

一般的な6次産業との違いとして、障害者の方の参画があげられます。また、主体が社会福祉協議会というのも、大きなポイントです。売り上げが子どもたちに還元されるから、ボランティアも頑張れるのだと、そんなお話を伺いました。

また、規格外品を使用することで、規格外品が売れるならともう一度栽培をはじめた農家の方もいらっしゃるそうです。

さらに、ガァリック娘の名前とラベルデザインは地元の高校生からの公募であり、まさに地域が一丸となって作り上げた、琴平のまごころの集大成として誇ることができる商品になっていると、参加者の方はお話して下さいました。

最近では琴平町商工会も、ニンニクを使ったふりかけ、味噌、しょうゆなどのラインナップを揃える「ガァリック侍シリーズ」を開発。ガァリック娘とのセット販売など、連携にも力を入れられているそうです。ガァリック娘を使った料理コンテストなども開催されているそうで、こんぴらにんにくの今後の展開に期待が膨らむところです。

このページに関するお問い合わせ

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