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公開日:2014年1月31日

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知事意見交換会第5回 平成25年11月15日(金曜日)

平成25年11月15日(金曜日)

まんのう町を訪問し、視察や意見交換を行いました。

視察先

集合写真

  • ビレッジ美合館
  • かがわ・山なみ芸術祭(旧琴南東小学校)
  • 平野地区の見守り声かけ・ほっと安心活動
  • まんのう町内の見守り・声かけ・ほっと安心活動(意見交換会)

ビレッジ美合館

美合1 美合2

間伐材を使用できるボイラーを開発して温泉を沸かし、環境に配慮した営業を行っているビレッジ美合館を視察しました。

林野率68%という県内屈指の自然を誇るまんのう町で、運び出されることなく放置されている間伐材を利用できないかと開発されたボイラーは、間伐材をチップ等に加工せず丸太のまま使用することで環境負荷をなくし、重油の使用をなくすことで二酸化炭素排出量をボイラー導入前に比べ88%削減、焼却後の灰まで家庭菜園の肥料として利用できるということです。環境に配慮しつつ、また重油購入経費を大幅に減らすことで経営にも役立たせる先進的な取り組みは、本当に素晴らしいと感動しました。

かがわ・山なみ芸術祭(旧琴南東小学校)

芸術祭1 芸術祭2

かがわ・山なみ芸術祭の会場となっている旧琴南東小学校を視察しました。視察には作家の千葉尚実さんも来てくださり、お話を伺うことができました。千葉さんの作品は高校の卒業アルバムの生徒の顔を墨で描いたものだそうです。教室の黒板いっぱいに貼られた生徒達の顔がユーモラスで、思わず笑みがこぼれました。

芸術祭期間が終われば展示されていた作品は作家の元へ送り返され、再展示されることもあるとのことでしたが、まんのう町の自然・生活を一体として感じ取れる展示は、当然ながら、まんのうでしか見られない特別なものです。展示されている様々な芸術作品を鑑賞しながら、今この時にしかない、豊かな時間を感じることができました。

平野地区の見守り・声かけ・ほっと安心活動

平野地区1 平野地区

地区の見守り運動の拠点となっている、平野集会場を視察しました。到着した時、集会場には地区の方々が大勢集まり、マップづくりの真っ最中でした。

一つの机に大きなマップを広げ、皆さん顔を突き合わせて話し合いをしながら、地区の危険箇所などを書き込んでおられました。話し合いをすることで地区の共通理解を深め、またそれが、活動のステップアップにつながっていくのだそうです。

集会場の中は熱気にあふれており、皆さん熱心に参加しておられることが伝わってきました。にぎやかな雰囲気ながらも、それぞれの真剣な表情からは自分の住む地域を守りたいという思いが伝わるようで、活動を拝見しながら、身が引き締まるような思いでした。

まんのう町内の見守り・声かけ・ほっと安心活動(意見交換会)

交換会1 交換会2

まんのう町の各地区の代表者の皆様に、吉野公民館にお集まりいただき、見守り・声かけ・ほっと安心事業の活動についてお話を伺いました。

要旨

まんのう町社会福祉協議会が支援をしてすすめている「見守り・声かけ・ほっと安心事業」は、見守りや声かけにより、集落内のコミュニケーションを活発にし、つながりを強めることを目的として取り組まれています。それぞれの集落では、一人暮らしの高齢者世帯の郵便物や洗濯物など、日常の様子をさりげなく気にかけたり、小中学生の登下校の際の声かけ活動を実施したりと、日常生活の中でのさりげない見守り活動をされています。見守りの方法も、地区の全体で一人一人が気をつけたり、班を決めて班ごとで活動をしたりと、集落の実体に見合った方法をそれぞれ考えて、実行されているそうです。

関係者の皆さんの意見

各地区の代表者の方々からそれぞれご意見を伺いましたが、やはり共通する悩みは高齢化と人口減少とのことでした。過疎化が進むにしたがって常会も開催されなくなったという意見も多く、地域のつながりが薄くなってきていることを問題視する声が多く聞かれました。その反面、見守り事業を通して、なくなっていた地区の集会が復活した話や、地区の子どもたちも参加してマップづくりをしているという話も聞くことができ、見守り活動が地区によい影響を与えている様子が、どの代表の方のお話からも伺えました。

皆さん、見守り事業を本当に大事なものとしてとらえ、地区全体で取り組んでいこうとする決意をお持ちの方ばかりでした。

意見交換会には栗田町長もご出席くださり、見守り事業は素晴らしい事業に成長しているが、まだまだ事業のリーダーになれるような方が誕生していない地区もあるということでした。県としても、高齢化や過疎の問題は重要なこととしてとらえており、買い物支援事業の他、長寿大学での地域リーダーの育成にも力を入れています。長寿大学の卒業生がまた、見守り活動のリーダーにもなっていってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

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