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公開日:2014年1月31日

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知事意見交換会第7回 平成25年12月5日(木曜日)

平成25年12月5日(木曜日)

さぬき市を訪問し、視察や意見交換を行いました。

大山市長が、お忙しい中、視察から意見交換会までご同席いただきました。

視察先

意見交換会の様子

  • 鴨庄漁業協同組合
  • 筒野工区(中山間地域総合整備事業)
  • 豊田自治会の鳥獣害対策(意見交換会)

鴨庄漁業協同組合

鴨庄漁業協同組合の担当者から説明をうける知事 集合写真(鴨庄漁業協同組合)

鴨庄漁業協同組合(以下「鴨庄漁協」)にて、鴨庄漁協女性部の皆さんの活動を視察しました。女性部の皆さんは、カキの燻製の商品化など、鴨庄のカキの知名度向上のために活動されています。到着すると、女性部の皆さんがカキの燻製作りの真っ最中でした。できたてを試食させていただきましたが、カキの風味と漬け込んでいるハーブの香りが絶妙にマッチし、使用しているさくらチップがほのかに香る奥深い後味で、大変おいしいものでした。このカキの燻製は、水産加工部門で農林水産大臣賞も受賞しています。皆さんのPRの甲斐もあってか、鴨庄漁協が出荷している源内牡蠣は、築地では一個500円の値がつくこともあるそうです。やはり香川の水産物は素晴らしいと感心しました。

筒野工区(中山間地域総合整備事業)

筒野工区にて説明をうける知事1 筒野工区にて説明をうける知事2

中山間地域総合整備事業として、ほ場整備や営農労力の省力化などに取り組んでおられる筒野工区を視察しました。当日は大勢の地元の方が、県の職員とともに、筒野工区を案内してくださいました。また、筒野工区では鳥獣害対策として、受益者による直営施工方式で、鳥獣侵入防止施設を設置しています。地元の方が田畑のまわりを電子柵で囲う作業をしやすいよう、県の職員が開発したという専用の器具も見せていただきました。地区の皆さんからは自分達の住む地域を整備していくことへの誇りがうかがえ、行政と住民の方々が協力しながら地域を守っていくことの大切さを感じました。

豊田自治会の鳥獣害対策(意見交換会)

豊田自治会での意見交換会の様子 集合写真(豊田自治会)

共同作業での侵入防止柵の設置、各世帯から一名以上参加しての作業道作り、草刈りなど、地域をあげての鳥獣害対策に取り組んでおられる豊田自治会を視察し、その後、豊田自治会堂で意見交換を行いました。

豊田自治会堂での意見交換会

鳥獣害対策に取り組む豊田自治会の皆さんと意見交換しました。

要旨

豊田自治会では、平成7〜8年頃からイノシシやサルが出没し、農作物に被害が発生するようになりました。それに伴い、集落内に耕作放棄された田畑が目立ち始めましたが、平成18年に地区の共同菜園に鳥獣害防止柵を設置し、効果を確認したことをきっかけに、鳥獣害対策に動き出しました。経費や労力の問題もありましたが、平成19年からは国や県の補助事業等の活用によって住民の負担軽減も図られ、鳥獣ストップゾーンの整備・侵入防止柵の設置など、今に至るまで、地域ぐるみでの鳥獣害対策を推進されています。サルの被害こそなくならないものの、今ではイノシシの被害はゼロになり、獣害のために諦めていた田畑の作付け意識も戻り、120アールが復田しました。

また、豊田地区では有害駆除したイノシシの肉を販売されているそうです。イノシシ肉は道の駅牟礼でも販売されています。イノシシの肉を使った猪汁をふるまっていただきましたが、イノシシと聞いて想像するような臭みもなく、大変おいしい肉でした。

関係者の皆さんの意見

鳥獣害対策は、柵を作って終わりというものではなく、その後の維持管理が重要になってきます。年二回の草刈りなどの作業は土日祝日を利用して行われており、その時には地区の女性が炊き出しもされるそうです。また、日ごろからの活動として、各家の付近に管理区域を設定し、それぞれ見回りをされているそうです。当日用事があり、参加できない方もいるので、活動は強制ではなく自主参加という形で行われています。皆が活動に参加することで施設への愛情も生まれ、地域の繋がりも復活したと関係者の方々は話してくださいました。設置した鳥獣害防止施設を子や孫に受け継いでいきたいと話す地域の方々からは、自分たちの地域を守る誇りと自信が感じられました。

豊田自治会では、非農家の方も協力しての鳥獣害対策が行われているそうです。活動が強制ではないため、非農家の方も自主的に参加し、協力していこうという気持ちになるのだと地元の方が話してくださいました。こういった作業の中で培われる地元の絆は、本当にかけがえのないものです。鳥獣害対策だけでなく、防災対策などの中でも生きてくる、地域の宝ではないでしょうか。

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