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公開日:2017年9月28日

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第7回知事意見交換会 平成29年9月12日(火曜日)琴平町

平成29年9月12日(火曜日)

第7回目として、琴平町を訪問し、視察や意見交換を行いました。

訪問先

【視察先】415(よいこ)のわ

【視察・意見交換先】琴平町商工会

415(よいこ)のわ

集合写真 415のわの説明を聞く知事

活動を見学する知事

「415(よいこ)のわ」は、琴平町公会堂にある「絵本文庫どり〜む」を拠点に、子育て支援活動を行う、20名(平成29年9月現在)のメンバーで構成されている平成24年12月に結成された団体です。

平成24年度に、琴平町と琴平町社会福祉協議会が、将来を見据えた街づくりに住民の声を反映させることを目的として「プラットフォーム(=町民が気軽に集い、協力し合う場所)事業」を実施しました。その事業の中で、「環境・美化」「安心・見守り・防災」「子育て・次世代支援」のWG(ワーキンググループ)が作られ、「子育て・次世代支援」のWGの一つとして、結成されました。

主な活動としては、町民から2,000冊以上の絵本の寄贈を受け、琴平町公会堂の中に「絵本文庫どり〜む」を開設し、毎週日曜日に絵本の貸し出しを行うとともに、子育て世代の交流場所を提供しています。このほかにも、子どもたちが楽しみながら英語に触れる「えいごのおはなし会」や、著名な講師を招き、読書の重要性や子育てのヒントとなる内容の講演会を行う「どり〜むまつり」など様々な活動を行っています。

同会は、子育て中の女性だけでなく、子育てが一段落した女性や男性も参加しており、多様なメンバーが互いに刺激を受け合って活動されており、子育て中の女性からは、「子どもと家にばかりいると、大人と話をする機会が少ないので、交流の場があるのはありがたい。」といったご意見や、今後は、町なかのちょっとしたスペースに本をおく、小さな『まちなかとしょかん』を計画し、子ども達が本に触れ合う機会を増やしていきたいというお話も伺うことができました。

活動の拠点である琴平町公会堂は、昭和9年に建てられ、登録有形文化財にも指定されていますが、文化財として保存するだけでなく、琴平町の協力も得ながら、その建物を有効に活用している点も素晴らしいと感じました。

県では、子育て世代と高齢者世代が地域で交流することで、地域のつながりを深め、保護者が安心して子育てや相談ができるよう事業も進めていますが、今後も引き続き、次代を担う子ども達を安心して生み、健やかに育てることができる「子育て県かがわ」の実現を目指していきます。

琴平町商工会(新町商店街)

集合写真 意見交換会の様子

肉まん店を視察する知事 惣菜店を視察をする知事

次に琴平町商工会を訪問しました。

今回意見交換を行った琴平町商工会は、高齢者のための惣菜、弁当などの食料品販売店や、近隣住民に加え、観光客をもターゲットにおいた飲食店の出店を支援する空き店舗対策事業の取り組みを積極的に実践している会員数459名、職員数6名(平成29年4月現在)の、昭和36年1月に設立された団体です。

最初に、新町商店街を訪問し、空き店舗対策として県の商店街活性化支援事業補助により整備した肉まん店「Oops(ウップス)」とお惣菜店「もぐもぐ」を視察しました。

両店とも、琴平町商工会が新町商店街内の空き店舗で食料品を提供してくれる事業所を公募したところ、それに応募して開店したお店です。

「ウップス」は、台湾のテレビ局も取材に来たほどの平成29年1月に開店した人気の肉まん店です。同店は美味しいだけでなく、お洒落な店構えで若者や観光客にも人気があり、SNSなどでその人気が拡散し、情報を得た若者が県外からも同店に訪れているそうです。

「もぐもぐ」は、地域のお惣菜・パンの製造業者と連携した高齢者向けの食料品の製造・小売りを行っているお店で、平成28年3月に開店しました。町内には一人暮らしの高齢者が多く、わざわざ油を使って、天ぷらなどを作らない方が多いことから、高齢者の方にはかき揚げや天ぷらが人気があるとのことです。

それぞれのお店では、一押しの商品の試食もさせていただき、地元の方や観光客にも人気があるということが納得できました。

商店街の見学後、同商工会の方々を中心に意見交換を行いました。

意見交換会の概要について

1.活動状況について

意見交換会には、同商工会の役職員のほか、琴平町社会福祉協議会、元琴平専門店会の代表の方にもご参加いただき、活動状況や取り組みなどをお聞きしました。

同商工会は、以前活気のあった「土曜デー」の復活を目指し、今年初めて「こんぴら夏夜市」を8月26日に開催し、「こんぴら歌舞伎のお練り行列」にも負けない賑わいが生まれ、大盛況を収めました。また、「こんぴら夏夜市」のプレイベントとして、8月19日に「こんぴらエンタメ×街あかりルネサンス」の開催支援を行いました。

このプレイベントは音楽や演芸のほか、同町は日本一高いとされる高灯籠に代表される『灯りの門前町』であり、国際的な観光地である台湾の九処ヘ(きゅうふん)とも類似していることから、台湾のランタンも参考にして、多くの住民や琴平高校の生徒とともに行燈を約300個手づくりし、アーケードに飾りました。その他にも、「灯り和傘」や「キャンドルライト」といったいろいろな「灯りアート」に挑戦するなど、工夫を凝らし、住民と一体となり、町を活性化させるための様々な活動に取り組みました。

また、同町には高齢者の独居世帯が多い現状を踏まえ、商店街が単に買い物の場だけではなく、地域コミュニティの場として、地域の発展や多くの人とのつながりを図るうえで重要な役割を担ってきたことから、高齢者への対策として、同町の社会福祉協議会が、商店街内にコミュニティセンター「ちょっとこ場」を設け、高齢者が気軽に集える場を提供しているそうです。

2.参加者の皆さんの意見

ご参加いただいた皆さんからは、「琴平町は観光地なので、空き店舗への出店希望も少なくないが、店舗の奥や2階が住居になっているところは、持ち主が貸してくれない。」、「従来の夏祭りは商店街から離れた開催場所だけの局地的なイベントで終わっていたが、メイン会場の変更や商店街と一体となって夏夜市を行うことで、観光地区からの人の流れができ、広域的なイベントになった。」、「こんぴら詣りだけの通過型観光地になってきているので、琴平町、観光協会、地域住民とともに、町全体が一体となって着地型観光地を目指し、活性化につなげていきたい。」といった取り組みの課題や、今後の展望などについて率直なご意見を伺うことができました。

私からは「空き店舗対策など難しい課題ではあるが、食べ物のお店が多くできれば、それが核となり、若い人も足を運び、話題作りにもなり、人の流れもでき、活性化にもつながる。」など、活性化策について提案しました。

県では、香川づくりの指針である「新・せとうち田園都市創造計画」に沿って、「成長する香川」、「信頼・安心の香川」、「笑顔で暮らせる香川」の3つの基本方針のもと、人口減少の克服や地域活力の向上につながる効果的な施策に重点的に取り組んでいます。とりわけ、「成長する香川」では、活気ある商店街の再生に向けた取り組みの促進や地域経済の発展と活力ある地域づくりのため、今後も引き続き、商店街の環境基盤整備やにぎわいの創出など、中心市街地の活性化や魅力ある商店街づくりに取り組む市町、商店街団体の支援に努めていきたいと考えています。

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総務部知事公室広聴広報課

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