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公開日:2017年7月27日

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第2回知事意見交換会 平成29年7月4日(火曜日)まんのう町

平成29年7月4日(火曜日)

第2回目として、まんのう町を訪問し、視察や意見交換を行いました。

訪問先

【視察先】仲南町森林組合 新目倉庫
株式会社 四国テクノ

【視察・意見交換先】まんのう町ものづくり推進協議会

仲南町森林組合

集合写真1 視察写真2

視察写真3

まず、仲南町森林組合の新目倉庫を訪問しました。

仲南町森林組合は、昭和38年2月に設立され、放置竹林を伐採し、里山の整備と伐採した竹材を有効に利用している組合です。

最初に、同組合の大西組合長から組合の概要や活動状況についてお話を伺い、次に、同組合の小山参事から、放置竹林対策と竹パウダーを製造するようになった経緯、現状について、説明いただきました。説明後、実際に植繊機により製造される竹パウダーの製造工程を見学しました。竹パウダーは主に農作物の土壌改良材(肥料)として利用されており、できあがった竹パウダーは甘い香りが漂っていました。

私から竹パウダーを使用した際の農作物への利点、竹を伐採することによる竹林所有者の利点などをお聞きしたところ、農作物については、お米は旨みが向上したり、果物では糖度がUPしたりする効果や鮮度が長持ちすること、また、除草効果と耐病性が増すことで農薬の使用量を減らせるということ、竹林所有者には放置竹林として手を付けられなかった竹林の後に檜などを植林できる利点があるということでした。

また、竹パウダーの販売価格や販売方法などについての質疑を行い、その現状や課題など率直なお話しをお聞きすることができました。

株式会社 四国テクノ

集合写真4 視察写真5

視察写真6

仲南町森林組合と同様に、伐採した竹材を有効に活用している(株)四国テクノを訪問しました。

(株)四国テクノは平成6年2月に農業生産法人として設立され、平成6年度に竹粉炭・竹酢液製造施設を導入するなど、早くから地域の竹林資源の活用に取り組んでいる法人です。

同社の近石代表取締役社長から、農業生産法人としての四国テクノの創設から竹炭・竹酢液製造機械などの導入や、今春設置し現在試験稼働中のプール式平窯での竹炭・竹酢液の製造過程などの概要を説明いただきました。

続いて、連続竹粉炭・竹酢液製造施設に移動し、製造工程の流れと、竹粉炭を土壌改良材だけでなく、畜産飼料としても販売していることについて説明を受けました。

その他、竹粉炭、竹酢液の製品流通や価格、工場の稼働率などについても質疑を行い、伐採した竹材の活用法についてこれまで聞けなかったお話を伺い、今後の確かな展望を感じることができました。

まんのう町ものづくり推進協議会

集合写真7 意見交換会写真8

視察写真9

仲南町森林組合などの訪問後、まんのう町ものづくり推進協議会を訪問しました。

まんのう町ものづくり推進協議会は、農産物の特産化やブランド化、6次産業化を図ることにより地域の活性化を推進することを目的に、平成28年7月に設立された新しい団体です。

同協議会は12の組織・団体で構成されています。これまではそれぞれの団体が町内の各場所で活動していましたが、地方創生拠点整備交付金を活用し、旧仲南町東小学校をものづくり拠点施設にリノベーション(模様替え)のうえ集約し、今後はその拠点施設で町の特産品として注力しているひまわり、かりんやドクダミなどの薬草の加工を行うとともに、製品開発・商品化のための研究・検査を行うとのことです。特に「ひまわり油」について、これまで生産量や品質の問題から町内のみでの販売でしたが、今後は、工程の見直しを図り、安定供給と高品質化に取り組み、全国展開していくため、「ひまわり油」搾油プラントなどを整備する予定とのことです。

まんのう町内には、約20ha・100万本のひまわりが栽培されており、特に帆山地区と中山地区では団地化されています。今回は中山地区のひまわり畑を見学しました。5haもの広大な畑一面に約20万本もの満開のひまわりが広がる光景は、圧巻の一言でした。

ひまわり畑の視察後、協議会の方々と意見交換を行いました。

意見交換会の概要について

1.各団体の活動状況について

意見交換会には、まんのう町ものづくり推進協議会に属する12の組織のうち、まんのうひまわり振興協議会、まんのう町地域振興研究会、まんのう町農業経営者協議会、まんのうそば生産振興会、まんのう町かりん生産者会の代表者や、地域おこし協力隊の皆さまにご参加いただき、各団体の活動状況をお聞きしました。

どの団体も従事者の高齢化などの課題はありますが、ひまわりの種を利用したひまわり油の搾油、搾油後の搾りかすを飼料として与えたひまわり牛、竹パウダーを利用した米や野菜作り、どくだみやウラジロガシの研究栽培を行い、将来的に健康食品や医薬品としての販売を目指していること、そばと野菜の栽培による畑の有効活用、かりんの種や果肉から化粧水やジャム、せんべいを作り、町おこしに繋げていることなど、各団体が町の将来を考え、さまざまな事業、活動に熱意をもって取り組まれている状況が伝わってきました。

また、今年は、町内に100万本のひまわりを植えており、観光列車がひまわり畑の近くではスピードを落として通過しており、ひまわりを鑑賞していただければ、観光面での集客も期待できるとのアイデアもいただきました。

その他、本年の11月にはまんのう町内の満濃池森林公園で第41回全国育樹祭が開催されますが、その際にかりん化粧水やひまわり油を配布し、全国へPRしたいとのことでした。

2.参加者の皆さんの意見

「子育て世代が移住してくれたら地域が活性化する」、「中山間地域に特化した空き家バンクを作ってはどうか」、「児童の減少による学校の廃止を休校扱いにできないか」など地域活性化についての意見をいただきました。「空き家はたくさんあるが、大きな家が多く需要と合致していない」、「家主が仏間は季節に応じて利用したいので手放さない」など、現状についてもお話しいただき、地域の特性に合った対策を進めることが大切であると考えています。

また、「町の財産であるかりんの栽培技術の指導を県農業試験場にお願いしたい」、「中山間地に特化したブランド米の開発をお願いしたい」など農業に関する新たなご提案もいただきました。6次産業化に向けた町の取り組みは素晴らしく、県としても協力して、取り組んでいきたいと考えています。

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