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公開日:2017年10月31日

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第8回知事意見交換会 平成29年10月11日(水曜日)さぬき市

平成29年10月11日(水曜日)

第8回目として、さぬき市を訪問し、視察や意見交換を行いました。

訪問先

【視察先】(有)アイヴエモーション

【視察・意見交換先】南川自主防災会

(有)アイヴエモーション

集合写真 話しを聞く知事

説明を聞く知事

(有)アイヴエモーションは、「Tyrell(タイレル)」のブランド名で小回りが利く小型のタイヤを使用した高級なミニベロ(小径自転車)を製造・販売している会社です。

平成22年に開発した世界最軽量・高性能折り畳み自転車のヒットを契機にブランド力が向上したため、台湾などアジア諸国にも輸出を行っており、また産学官連携によるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製高性能ロードバイクの研究開発にも取り組み、今後は自転車市場の中でシェアの高いロードバイク市場への参入を予定しています。

同社を訪問し、廣瀬社長から会社概要や愛好家の方の用途に応じた自転車の使い分けなどを御説明いただいたほか、展示しているデザイン性や機能性にも優れ、世界最軽量である高性能な自転車を拝見させていただきました。私からは、瀬戸内国際芸術祭やサイクリング大会などでのPRを兼ねたレンタサイクルによる活用、県内や四国をサイクリングで一周するなど自転車を使った観光などについて提案するとともに御意見もいただきました。

その後、工場内に移動し、他社と差別化を図るための製品開発現場や受注後、1台1台、工程ごとに丁寧に製造している作業風景を拝見させていただき、ものづくりに真摯に取り組む熱意、情熱を感じることができました。

私としては、今後も引き続き、私自身が先頭に立って県内企業の優れた技術の売り込みを行うほか、見本市などへ県内企業ブースを出展するなど、販路開拓や受注拡大に向けた支援に積極的に取り組んでいき、有望技術の発掘から販路開拓まで切れ目のない企業支援を行っていきたいと考えています。

南川自主防災会

集合写真 意見交換の様子

視察をする知事

次に、南川自主防災会を訪問しました。
南川自主防災会は、さぬき市大川町南川地区で活動している自主防災会です。

同地区は、平成16年の台風被害により、土砂崩れが起こり、家屋が流され、お一人の方がお亡くなりになられたほか、地区内を流れる爛川(ただれがわ)が氾濫し、避難路が寸断され、「陸の孤島」となり、復旧にかなりの時間がかかるなど、大きな被害が発生しました。

そのような状況を踏まえ、同地区は7つの自治会から構成されていますが、そのうちの一つの自治会の自主防災会が中心となり、人口減少や高齢化などで防災活動を休止してしまった他の自治会を巻き込み、南川地区全体の広域的な自主防災組織体制の構築に取り組みました。その結果、7つのうち6つの自治会で組織する「南川自主防災会」を平成28年10月に結成しました。

まず、同地区の発災時の第一活動拠点である「南川自然の家」前に設置している防災倉庫を見学し、次に、災害の起きやすい地形を持つ川の様子や同地区の危険箇所、平成16年の災害で実際に被害を受けた現地を視察し、現状についてのご説明をいただきました。

現地の視察後、同会の役員の方々と意見交換を行いました。

意見交換会の概要について

1.活動状況について

意見交換会には、同会の役員の方々にご参加いただき、活動状況や取り組み内容などについてお聞きしました。

同会は、本県の補助事業を受け、簡易ポンプなど防災資材を整備したり、地元のさぬき南小学校との合同防災訓練を行ったりするなど、災害に対してできる限りの準備を行い、地域の防災意識を高めています。

今後は、危険箇所を確認するため、地区内を歩き、平成16年の被災後に一部の自治会で作成していた防災マップを、今年度中に同地区内全域の最新の防災マップに再作成するほか、要配慮者支援体制や連絡網などを構築し、来年度には地域全体での避難訓練、30年度には避難所運営訓練を行う予定とのことでした。

2.参加者の皆さんの意見

「神社の地鎮さんや、一斉清掃、敬老会など、いろいろな集会があるたびに声をかけて、南川地区65世帯で自主防災会を組織できた。」という苦労話、「南川地区は山間部で避難する道路は一本しかなく、集中豪雨がいつ頃、どれくらいあるかわからないので、いち早く避難することが大事、夜間や身に危険を覚える状態では避難はできない。」といった心構え、「20名の要配慮者の避難が難しいので、近くに避難所があれば良い。」、「流れてきた土砂や木の堆積により川底が浅くなり、流水が阻害されている。」といった現状、「かつては若い人も多かったが、限界集落に近付きつつある中、特産品の自然薯を活かして、何とか若い人を呼び戻し、地域を活性化したい。」などのご意見をいただきました。

私からは、最近では気象に関する情報も早く受け取れるようになっているので、危険が近付く前にご自身やご家族を守るためにも、無駄になっても早め早めに行動し、避難をしていただきたいことをお願いしました。

また、現状では危険な箇所も見受けられ、また避難先での高齢者等の要配慮者への支援など課題もありますが、県としても、さぬき市と連携して、皆様と共に考えながら、それら課題の解消に向けて協力・支援していきたいと説明しました。

昨今では、東日本大震災や熊本地震など、多くの尊い命が犠牲となる大規模地震が各地で発生し、また、今年の7月には九州北部での豪雨災害、9月には本県でも台風第18号の影響により土砂崩れが発生し、お一人の方が亡くなられたほか、県内各地で河川氾濫、床上・床下浸水が発生するなど、雨の降り方の局地化・集中化・激甚化が顕著であり、風水害対策も喫緊の課題となっています。

大規模災害の発生時に被害を軽減するためには、行政が支える「公助」に加えて、自らの身の安全は自ら守る「自助」、自らの地域の安全は地域の住民が助け合って守る「共助」が連携・協働して行われることが極めて重要です。

「公助」の部分として、本県では、地域防災計画について、適宜・適切に見直しを行うなど防災施策の充実に努めていますので、県民の皆様には、「自助」は当然のこと、今後も引き続き、「共助」の要としての自主防災組織の活動に積極的に取り組んでいただきたいと考えています。

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