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公開日:2017年9月7日

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第4回知事意見交換会 平成29年8月8日(火曜日)善通寺

平成29年8月8日(火曜日)

第4回目として、善通寺市を訪問し、視察や意見交換を行いました。

訪問先

【視察先】松浦産業株式会社

【視察・意見交換先】善通寺市農業経営者協議会

松浦産業株式会社

社長と知事の写真 説明を聞く知事1

説明を聞く知事2

松浦産業株式会社は、ビールや菓子用のプラスチック容器・紙袋に付帯する手提げ袋用把手の全国トップシェアを誇っている会社であり、昭和7年の創業以来、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)延伸ロープ、紙袋用把手など常に新しいプラスチック製品を開発し、製品化を図っています。

同社の業界では、安価で付加価値の低い海外製品に受注が流出していますが、そのような中、ユーザーからの依頼もあり、平成27年度にデザイン性を重視した高級感のある把手「ハッピーサークル」を開発しました。

同社を訪問し、松浦社長とコスト縮減の取り組みや苦労話、経営の多角化、東京オフィスで情報をキャッチし、四国で製造、東京で販売する同社の一連の販売までの流れなど、率直なご意見をお聞きすることができました。

その後、展示している製品を見学しました。創業以来、開発・商品化してきた製品を目の当たりにし、同社の歴史を感じることができました。また、ユーザーのニーズに応えるため、細かな点まで細心の注意を払ったうえで製品化し出荷していること、同社の技術を利用したアイデア商品の開発などをお聞きし、新商品にかける熱い想いを感じることができました。

私としては、今後も引き続き、産業振興の指針となる「香川県産業成長戦略」に沿って、本県の強みを生かした新たな活力と付加価値を生み出す成長産業の育成や、独自の強みを持つ企業の競争力強化に全力で取り組んでいきたいと考えています。

善通寺市農業経営者協議会

集合写真 意見交換会の様子

説明を聞く知事3 説明を聞く知事4

次に、善通寺市農業経営者協議会を訪問しました。

善通寺市農業経営者協議会は、地産地消をテーマに地元の野菜・果実などを活用した加工食品の開発販売を行い、また、若手農業者に対し、同協議会への参加を呼びかけ、世代を超えた交流の場を設けるなど、将来を見据えて活動するために昭和57年4月に設立された団体です。

まず、同協議会の役員をされている山田唯可(ゆいか)氏、深井稔氏の共同農場を見学しました。両氏は、平成21年に大阪府から善通寺市に移住し、同協議会の副会長を務めている島田満沖(みつおき)氏に師事し、平成24年にキウイ農家として独立されたそうです。現在では、さぬき讃フルーツである「香緑」、「さぬきゴールド」、「さぬきキウイっこ」などを栽培されており、「さぬきキウイっこ」の育て方の工夫や現農場の課題などについてのお話しをお伺いしました。

次に、島田副会長が代表を務められている「農業生産法人 キウイベリージャパン選果場」を見学しました。同選果場は、「さぬきキウイっこ」に特化した選果機を備えています。「さぬきキウイっこ」は主に京阪神のデパートなどに出荷されているキウイフルーツの香川県のオリジナル品種です。同種は、通常のキウイフルーツとは貯蔵の温度も異なるため、生産から出荷まで細心の注意を払っており、そのような創意工夫や生産農家のご努力により、全国にも誇れる高品質な「さぬきキウイっこ」があることを改めて感じることができました。

共同農場、選果場の視察後、同協議会の方々と意見交換を行いました。

意見交換会の概要について

1.活動状況について

意見交換会には、主に同協議会の役員の皆さまにご参加いただき、活動状況や取り組みなどをお聞きしました。

特に、将来を見据えた組織づくりとして、同協議会の平尾会長によると、他の地域同様、高齢者の会員が多くなり、一時は解散も考えたそうです。解散について、会員に諮ったところ、約35年の歴史がある団体を解散するのは惜しいという意見が多くあり、現在では年1回の研修旅行やイベントの開催などにより積極的に若手農業者を勧誘する取り組みを行い、将来的には、会員の半分くらいを若手農業者が占め、スムーズに農業を続けていける環境を作っていきたいとのことでした。

2.参加者の皆さんの意見

ご参加いただいた役員の皆さんは、それぞれ各種作物を栽培しており、生産に関する現状や課題などをお話しいただきました。

その他、「県外から移住してきた新規就農者への空き家の情報提供」、「新規就農者に対する助成」、「耕作放棄地の再生に対する助成」、「効率化のための貸借ほ場の集約化」など、農業全般に関する幅広いご意見をいただきました。

私からは、既存の助成制度を説明するとともに、助成制度の応用などの検討について、説明しました。

本県では、昨年3月に、「香川県農業・農村基本計画」を策定し、「農業の持続的な発展と笑顔で暮らせる農村の実現」に向けて、攻めの農業を積極的に展開しています。中でも、本県農業の中核となる力強い担い手の確保・育成は、特に重要であると考えており、多様なルートから意欲ある新規就農者を確保・育成するなど、各種施策に全力で取り組んでいます。

今後も引き続き、同団体を含め、各種団体と連携しながら本県の農業・農村の振興に協力・支援していきたいと考えています。

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

電話:087-832-3021

FAX:087-862-3000