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知事定例記者会見要旨

日時:平成24年4月16日(月曜日)13時00分〜13時25分
場所:県政記者室
作成:広聴広報課


報告事項
(1)平成24年5月県議会臨時会の招集について

知事: 4月12日に、県議会議員の方々から、常任委員会・議会運営委員会の委員・正副委員長の選任等の案件について、県議会臨時会招集の請求がありましたので、臨時会を招集することにしました。 

 招集日時は、平成24年5月2日、午前10時です。

 付議事件は、「常任委員会委員及び同正副委員長並びに議会運営委員会委員及び同正副委員長の選任について」、「閉会中継続調査事件について」と「専決処分事項の承認について」これは香川県税条例の一部を改正する条例です。

 招集告示日は、平成24年4月25日です。

(2)大韓民国トップセールスについて

知事: 大韓民国へのトップセールスについて報告します。 

 高松−ソウル線が、4月20日に就航20周年を迎えることを機に、4月22日(日)から23日(火)の3日間、県議会の山本議長、高松市の勝又副市長、海運関係の皆様とともに、本県と韓国を結ぶ交通基盤であります「高松−ソウル定期国際航空路線」の振興のために、ソウルのアシアナ航空本社を訪問するほか、「高松−釜山国際コンテナ定期航路」を運航しておりますコンテナ船会社3社(高麗(こうらい)海運(かいうん)・興亜(こうあ)海運(かいうん)・汎(はん)洲(しゅう)海運(かいうん))、さらに韓国観光公社、そして訪問時にフェア開催中の新世界百貨店も訪問したいと思っております。

 アシアナ航空を訪問しまして、これまでの運航に対する御礼を伝えますとともに、今後、一層の路線振興に向けて意見交換を行いたいと思います。また、韓国観光公社とも相互交流の拡大に向けて意見交換を行いたいと思います。

 コンテナ船会社3社に対しても、これまでの運航に対する御礼を申し上げるとともに、現在進めております高松港国際物流ターミナルの整備事業計画について説明し、意見交換をしたいと思っています。

 最後に県産品の販売促進ということで、新世界百貨店において、香川・愛媛物産展が行われていますので、お伺いするとともに百貨店関係者との意見交換をしたいと思っています。


豊島産廃の水洗浄処理について

幹事社: 豊島産廃の水洗浄処理の開始時期は早くても5月以降と知事は述べている。先般大津市の住民が来県し、豊島の汚染土壌が搬入されることについて厳しい意見が相次いだようだが、スケジュールも含めた今後の見通しについて伺いたい。 

知事: 先週4月11日に、大津市の地元土地改良区の役員を中心とした皆様が来県されました。地元自治連合会とは異なるお立場かと思います。豊島処分地を実際にご覧になった後、環境森林部長に対し、計画中止を求める署名が提出されました。私どもからは丁寧に従来の私どもの立場を繰り返しご説明申し上げましたが、「生活用水や農業用水の水源である処理場周辺の和邇川や真野川に汚水が流出することはないのか。流れ込んだらどうするのか。」あるいは、「近畿1400万人の水がめである琵琶湖が汚染されるのではないか。」といった意見が相次いだと伺っております。 

 また、翌4月12日には、急な話ではありましたが、伊香立学区で地元説明会を開催することができるとの連絡が大津市より入り、環境森林部長ら職員が、大津市を訪れ大津市に説明するとともに、伊香立学区の地元説明会に出席しました。

 先月、大津市長が来県した際に、私からも地元説明会の開催にご尽力いただきたいということで、3つある自治連合会のうちのひとつであり、一番処理場の地元である伊香立学区で説明会を開いていただけました。  

 内容としましては、当日、自治会長など約20名がお集まりいただき、率直な意見交換、また、当方からいろいろとご疑問、認識が異なる点についてのご説明を丁寧にいたしましたが、先方の、基本的に豊島の汚染土壌の搬入は反対との立場は変わらず、進展はなかった旨の報告を受けており、私としても大変残念に思っております。

 見通しにつきましては、現状では、地元住民の皆様の理解を得て水洗浄処理を実施することは、大変厳しい状況にあり、進展が見られないと現状認識しており、今後、大津市とよく話をして、公害調停の期限である28年度を守りたいという中で、水洗浄処理の事業実施に向けて大津市に理解と協力を求めていきたいと考えております。

《関連質問》

幹事社:  先月の越市長の来県も含めて、大津市住民側との協議が平行線をたどっているように見える。また知事からも「進展がみられないことは残念」との意見をいただいたが、現時点で考えられる打開策について伺いたい。 

知事:  私どもとしては、これまで考えられるいろいろな提案を既に申し上げています。当初の実施計画に予定していなかった丁寧な処理、県職員の立会い、あるいは処理能力は十分ありますが、2,000トンを一時に処理するのではなく、500トンずつに分けて、きちんと事前、事後にチェックをしていく、専門家にも立ち会っていただく等々、私どもとしてこれまで考えられる限りの提案もし、説明会も6度、7度と、県職員が実際に大津市に伺っているのは十数回に及んでいるかと思いますが、手を尽くしてきているつもりです。 

 先ほども申し上げたように、こうした中で進展がみられないことは大変残念であり、こうした厳しい状況にある中で、大津市に対して、今後の事業実施に向けてきちんとしたご理解ご協力を求めていきたいと思っています。

記者:  4月11日に大津市の住民が来県した際に、「豊島内に水洗浄処理のプラントをつくってはどうか」とか「兵庫県に水洗浄処理ができる同業者があるが、そういったところも選択肢に入らないのか」といった代替案は作れないのかといった声も上がっていたが、それについてどう考えているか。 

知事: 豊島のオンサイトでといったことは検討過程でもありましたが、豊島管理委員会での専門家のご審議も踏まえて、2年半に及ぶ議論の末に、オフサイト処理は安全であるということで、水洗浄処理業者も日本全国十数か所あり、確かに、今おっしゃった兵庫県の業者もあったかと思いますが、その中で入札ということで公明正大に行った結果、この山ア砂利商店ということになったわけであって、そもそも契約からして、内容がそれでは、契約変更ではなく契約破棄といった形になろうかと思います。 

 物理的にも事業実施にあたってのいろいろな比較検討を行ったうえで現在の案になっているわけですので、オンサイトでといったお話も伺っていますが、誰が費用負担をしていくのか、あるいは、契約についてどう考えるのか、そもそも先ほど申し上げたように水洗浄処理については、確立している技術で当該事業者で豊島の重金属より汚染されている土壌を現実に毎日処理されているわけであって、それができなくて、オンサイトあるいは兵庫の業者というように簡単にできる問題ではないということは、これまでもご説明申し上げているとおりです。

記者:  大津との話し合いは先が見えないと感じている。この問題がこじれればこじれるほど、豊島や豊島住民に対しての風評が、それが先方の誤った理解だとしても、豊島も土壌は受入れできないほどなのかといった印象を与えてしまう気がする。知事は大津市に協力を求めていくとのことだが、具体的に何かしらのことも考えていかなければならないと思うが、オンサイトでといった話もあったが、24年度処理分の2,000トンに対してさらに安全策を考えて提案する考えがあるのかも含めて、今後の見通しを伺いたい。 

知事: 先ほど申し上げたとおり、私どもとしては、考えられる限りの提案をしています。それ以上と言っても、なかなか現時点で直ちに新規提案ができる状況にはないと思っています。今後の見通しについては、先ほど申し上げたとおり、ご指摘のとおり大変厳しいということで、大津市の地元の方々が、自分達が風評被害を受けるとおっしゃっていますが、その話が豊島に対する誤ったイメージに結びついていくのではないかというご指摘は、我々も懸念しています。 

 そうしたことも含めて、なかなか進展が見られない状況ですが、説明会もこれ以上どれだけできるのかといったこともありますし、大津市に対して事業実施に向けての理解と協力をさらに求めていきたいと考えています。

記者:  前回入札した際に応札した業者が他にも何社かあったが、現状で県の考え方として、再入札ではなく、大津市で処理をするということに変更はないか。 

知事: 28年度の公害調停の期限が一番重要なことであり、この事業完了に向けてできるだけ早く水洗浄処理を開始したいと考えていますが、現時点で具体的な目途が立っていないという現状にあることもまた事実ですので、そういった点を踏まえて、繰り返しになりますが、大津市に対して事業実施に向けてのご理解とご協力を求めていきたいというのが現在のスタンスです。 

記者:  知事としては、28年度の調停期限内に納めるために、どの辺りを目途として大津市と協議していく考えか。 

知事:  大津市に対しては、4月12日にも事業実施方法等について具体的な点も含めて説明しており、事業者にも細かい点の確認も行っています。そうした点も踏まえて、これで実施したいといった話が果たしてどこまでご理解いただけるか、おっしゃるように、28年度までの処理ということを考えたときに、現在の2,000トンの処理だけでなく、残りの処理を考えれば、何度も申し上げているとおり、できるだけ早く水洗浄処理に取り掛かりたいと思っていますので、その目途はということについては、できるだけ早く具体化していきたいということに尽きます。 


高松−ソウル便が就航20周年を迎えたことについて

幹事社: 高松―ソウル線が4月20日で就航20周年を迎える。20周年を迎えるに当たり、これまでこの路線が果たしてきた役割に対する知事の感想と、今後のさらなる発展に向けた取組みについて伺いたい。 

知事: 高松−ソウル線は、これまで68万人の方にご利用いただいております。香川はもとより、徳島や高知の皆さんにも親しまれている四国と韓国を結ぶ重要な社会経済インフラ路線であると認識しております。 

 昨年3月以降、東日本大震災等の影響もありましたが、ダイヤ改正で木曜日にナイトステイして、金曜日の朝にソウルに飛ぶという便ができ、これが週末を中心に大変便利であるということで、この便については需要が多く、なかなか予約ができないという声もお聞きしております。  

 一方、依然として、岡山便あるいは関空便を利用される方も県内の利用者には多いのではないかということ、もうひとつは韓国人の利用者の割合が比較的まだ低いのでこれを高めていきたいということ、この二つが課題であります。

 本来なら県内の皆様は基本的に高松−ソウル線を利用していただきたいのですが、ダイヤの関係等もあり岡山便あるいは関空便にその需要が流れているということの解決・解消と、韓国人利用客の増加、この二つの課題があるかと思います。 

 そうしたことに対応していくなかで韓国からの旅行客が最近、団体というより、個人客あるいは小グループでお見えになるというのが主流ではないか、特に一昨年の瀬戸内国際芸術祭以来、いろんな島々を巡っていくということを中心とした個人旅行の方がコンスタントにいらっしゃると聞いておりますので、瀬戸内のイメージを更に今回もPRして、個人型旅行の目的地として選ばれるようPR活動にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

 こうした交流によって文化・経済をはじめとした各分野で、相互交流が一層進むことを期待しておりますが、そのためにも、具体的な手段としましては、機材の大型化、そして週3便からの増便といった一層の路線の充実が望ましいと考えております。アシアナ航空に伺った際にもそうした点について意見交換したいと思っています。また、韓国観光公社の方とも、相互交流の促進について意見交換をしたいと思っています。 

 このような活動を通じまして、高松空港がもつ地理的な優位性を十分に生かして、四国の拠点空港として一層発展していくように航空ネットワークの拡充に努めてまいりたいと考えており、ソウル線についても20周年の節目を契機に、一層の利便性向上に取り組んでまいりたいと考えております。 

「以上」




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