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知事定例記者会見要旨

日時:平成25年7月22日(月曜日)13時00分〜13時18分
場所:県政記者室
作成:広聴広報課


質問事項
第23回参議院議員選挙の結果について

幹事社: 昨日の参議院議員選挙の結果を踏まえて、投票率や開票結果など今回の選挙を総括して、知事の見解をお伺いしたい。投票率に関しては、過去ワースト2位ということで低迷したといえると思うが、その点を含めて伺いたい。 

知事: 今回の選挙は、内外に山積する課題、近隣諸国との外交、防衛、TPP等の通商問題、エネルギーの確保、安定的な供給、我が国の経済のデフレからの脱却、地方分権、医療・福祉等のさまざまな問題に対して、我が国の国政として進むべき方向性を問う重要な選挙であったと思います。  

 その中でご指摘にありましたように投票率が低かったことは、大変残念であります。期日前投票制度は定着いたしまして、本県では10万6,271人と、前回より利用された方が7.0%増加しております。しかしながら、最終投票率は52.08%で、これまでで2番目の低さとなりました。また、全国の52.61%をわずかに下回った結果となりました。

 県、市町の選挙管理委員会におきましては、投票率が低いとされる若者に呼びかけるため、いろいろな試みを行いました。大型ショッピングモールでの啓発に大学生に参加していただいたり、大学構内における啓発も初めて実施したと聞いております。CMの動画配信やインターネットでも呼びかけたところであり、マスコミの皆様方にもご協力をいただいたわけですが、このように低下という結果となったことを大変残念に思っております。  

 開票結果につきましては、ご案内のとおりでございます。香川県選出議員選挙で選出された三宅伸吾さんには心からお喜びを申し上げたいと思います。また、比例代表では、本県関係で木村義雄さん、山本博司さんが当選されました。心からお喜びを申し上げたいと思います。

 これらは、各政党や各候補者がそれぞれ公約を示し、また、様々な課題について政策を訴えて、県民の皆様、国民の皆様が判断した結果だと思っております。  

 また、インターネット選挙がはじめて実施されました。その効果や実施状況についての評価は、これからメディアの方でも検証されると思います。選挙民が知りたいと思う情報を選挙期間中もリアルに知ることができるという意味では、手軽に知ることができる選挙の手段として十分活用されるということが、ある程度示されたのではないかと思います。

 当選された方々におかれましては、国会において、是非この国政の諸課題の解決、また、地方や香川の課題につきましてもご尽力いただくようお願いしたいと思っております。  

《関連質問》

幹事社: 投票率が低かったということで、全国的に低下の傾向があったと思うが、今回の選挙の投票率が低かった理由や背景について知事の考えを伺いたい。 

 また、今回、自民党が圧勝する結果になり、各候補者はアベノミクスの成果や今後の経済成長について強くアピールしていた。当選された方々に対して、香川県として何か期待するところがあれば伺いたい。 

知事: 投票率低下の原因については、全国的なものであり、今後さらに分析が必要だと思います。

 参議院選挙は従来からこの季節ですが、ちょうど夏休みに入ったところでもあり、天候にも恵まれました。また、期日前投票制度があり、それを利用された方も多かったわけですが、肝心の投票日当日に足を運んでいただけませんでした。 

 この点については、他の国政選挙あるいは大きな選挙でも共通しているところであり、個人的には何らかの対策を制度的に考えていかなければならないのかなと思いますが、率直に言って、一人一人の方に投票所に足を運ぶということを実行していただけなかったということについては、県の選挙管理委員会も苦労しましたが、一概に原因はこうだと言えないところもあると思っています。

 今後の国政において期待することについては、やはり安定した政治運営を行っていただきたいということです。内容としては、経済の問題として、デフレ脱却というのはもちろん、経済を強くして、一刻も早く財政面の展望をきちんと示していただきたいと思います。財政というのは、社会保障、教育、医療・福祉等々のために活用されなければならないものですが、なかなかそういう課題に対応できるような余力がない、余力がないどころか、国際的にも指摘されていますが、我が国の財政を立て直していかなければいけない状況です。そういった意味でも、経済の行革というのがまず必要だと思っております。

 その中で地方の問題として、地方の税財源を確保していかなければ、なかなか現実的に地方で直面している問題の解決にあたることができないと思います。 

 国全体としても非常に厳しい財政状況ですが、地方にしわ寄せが及ぶことのないようにしていただきたいと思います。国、地方は車の両輪でもありますし、また、国民の皆様、県民の皆様の生活や仕事が円滑にいくような政治の道に進んでいってほしいと思います。  

記者: 先ほど知事は、ネット選挙について、「手軽に候補者の情報を知ることができる」や「選挙運動の手段として活用されることがある程度示されたのではないか」という見解を示されたが、そう思われた理由を伺いたい。

知事: ネット選挙については、双方向ということで、候補者の方から情報を発信して、それを有権者あるいは支持者に届けることができる、また有権者が、自分達が知りたいと思うことについて、以前であれば公示日前日で画面が止まってしまって、候補者がどこでどのように動いているのかわかりませんでしたが、ネット選挙では、ツイッターやフェイスブックなどで発信されている情報を、有権者の方から夜中やいろんな時間に把握することができるということで、その点はやはり、前回までとは違うのかなと思います。

記者: 知事もご覧になったか。

知事: これはなかなか、夜中とかそういった時間になってしまいますので。それだけに、便利だなと思いますが、これはネットそのものの特性かなと思います。  

 ただ、SNSに慣れないと、お年寄りの方などは、そういうのはよくわからないという方もいらっしゃって、そういった点はひとつの課題かなと思います。  

 ネット選挙は万能ということではありません。一部の国ではネットで投票もできるところまでなっているそうですが、まだまだそこまでは、ネット環境の問題もあると思います。 

記者: 与党が圧勝したわけだが、選挙期間中に憲法改正や原発の再稼動など、与党によって表立って語られなかったテーマがあると思うが、与党が圧倒的な力を手にした今、どのように対処していってほしいとお考えか。 

知事: 語られたかどうかという点については、メディアでもいろいろ取り上げられていましたし、そういう判断に必ずしもならない面もあるのではないかと思います。 

 いずれにせよ、今の我が国のいろいろな問題、先ほど冒頭にも申し上げたような問題について、これから与党、野党ともにあらためて見解を示して、そして国民の前で十分な議論をしていただきたいと思います。  

 また、地方の問題に関しては、我々地方に対する説明をこれから是非十分に行っていただきたいと思います。これまでもそういったことが努力されていたと思いますが、これからの政治を進めるにあたっては、そういった考え方、背景も含めて、それぞれの立場からの十分な説明、情報発信がされるのが望ましいと思っています。  

記者: 今回の選挙で衆参のねじれが解消され、安定した政権運営が可能になってきたという一方で、与党の力が強すぎるのではないかという懸念があると思う。知事は、与党が議席を伸ばし、ねじれが解消されたという今回の結果についてどのようにお考えか伺いたい。 

知事: 先ほども申し上げたとおり、投票された国民の判断の結果だと思います。いわゆる「ねじれ」というのは、両院で多数派が違うという状況で、これについては日本だけではなく諸外国でも現にある話ですし、大統領制の国では、大統領の属する政党と議会の多数派が違うなど、そういったことはいろいろとあり得ることだと思います。

 しかし、先の国会の最終日の幕切れのような、ああいう事態に結果的に陥ってしまうというのでは、国民としては率直に言って困るわけでありまして、そういったことが生じないように、多数党は少数党の意見を聴いて、先ほども申し上げたように十分にその立場を国民に対して説明して、最終的に多数派も少数派もルールに従って議会運営にあたるということが重要だと思っています。 

「以上」




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