選択された部分を音声で聴くにはJavaScript が必要です

知事のページ

知事定例記者会見要旨

日時:平成26年7月28日(月曜日)11時00分〜11時27分
場所:県政記者室
作成:広聴広報課


報告事項
香川用水通水40周年記念行事の開催について

知事: ご承知のとおり香川用水が昭和49年に通水を開始して、今年でちょうど40年でございます。取水量の累計も70億立方メートルに達する記念すべき年であります。これを記念して、「水の週間」に当たる8月3日 日曜日に、香川用水通水40周年記念行事として、「記念式典」および「式典イベント」を三豊市財田町公民館および香川用水記念公園でそれぞれ実施します。 

 「記念式典」は、香川用水の水源地域代表者の方をはじめ、国や四国各県の関係機関、関係団体の方々約170名にご出席いただき、三豊市、香川用水土地改良区、水資源機構、かがわ水と緑の財団との共催で行います。

 「記念式典」におきましては、香川用水をテーマとした記念番組の上映や、県内中学生が水源地域である高知県嶺北地域の間伐材で作製したベンチやプランターカバーの贈呈式も行います。そのほかにも、将来を担う若者を代表して地元中学生から水源地域の方や施設管理者など香川用水を守る方々に向けたメッセージが披露されます。  

 「式典イベント」は、毎年8月に行っています「水辺の納涼祭」と共同開催ということで、高知県いの町、旧本川村の本川神楽や愛媛県四国中央市の四国中央いわくら太鼓など、水源地域の伝統芸能を披露して、香川用水上下流地域の交流を図りたいと思っております。

 「水辺の納涼祭」では、このほかにも盛りだくさんのイベントを用意しておりますので、県民の皆様に是非ふるって参加していただき、香川用水の「大切さ」や「ありがたさ」、また、水源地域に対する感謝の気持ちを持つ機会にしていただければと思っております。  

 詳細につきましては、水資源対策課でお聞きいただければと思います。

質問事項
知事選実施に伴う取り組みについて

幹事社: 昨年夏の参院選で高松市選管職員ら6人が、票を不正操作したとされる事件を受けて、高松市選管が県選管に職員の派遣を要請していることを明らかにした。県としての対応を伺いたい。 

 また、ポスター掲示場の設置など知事選の準備が始まっているが、知事選に向けて万全な態勢で臨むにはどんなことが必要か知事の所感を伺いたい。

知事: 今回の知事選挙の執行に際し、地方自治法第252条の17の職員の派遣という規定に基づきまして、高松市選挙管理委員会から県選管に対して職員2名の派遣要請がありました。県選管におきましては、市選管からの要請に応じ、選挙実務に精通した職員2名を派遣して、選挙の公正・信頼性を確保し、適正な管理執行体制を構築する必要があると判断しまして、同条第3項の規定に基づく協議が、知事あてになされたものです。  

 私としましては、これまでも県選管に対し、高松市の求めに応じて必要な協力や助言を行っていただきたいと申し上げてきたところでありますので、大西市長からの協力依頼もあり、今回の派遣に関する協議について、この派遣を了承しております。

 県選管が必要としている選挙実務に精通した職員2名を、自治振興課付けに異動することといたしました。今日、既に発表しているところですが、8月1日付けで当該職員を県選管書記に併任して、市選管へ派遣する異動ということです。発令期間は8月1日から9月5日までです。2名の職員はそれぞれ高松市選挙管理委員会事務局選挙課主幹、同副主幹として、知事選挙関連業務を公正かつ円滑に実施するための進行管理等を行うことを予定しております。  

 選挙は、民主政治の根幹をなすものであり、派遣された職員が選挙事務の公正かつ円滑な実施のために、その職務を遂行することを期待しております。

 なお、知事選に臨む体制づくりにつきましては、選挙に関する事務は選挙管理委員会の専管事項でありますので、私からの発言は差し控えたいと思いますが、県選管におきましては、各市町選管と連携して、万全な体制により選挙を管理執行していただきたいと思っております。いずれにしましても、開票に携わる職員一人一人が法令にのっとって、適正な事務を行っていただきたいということに尽きるのではないかと思います。  


冷凍ししゃもに係る異物の混入について

記者: 山口県の業者が輸入販売した冷凍ししゃもが県内にも流通していた問題について、6自治体の35校の給食に出されていたことがわかった。食の安全が最も優先される現場でこのようなことが起きたわけだが、あくまで香川県は被害者の立場になるがあらためて所感を伺いたい。 

  また、昨日付けで山口県の業者が回収対象の商品を更に追加しているようだが、そのあたりの調査の進み具合を伺いたい。

知事: 7月23日 水曜日、山口県の伊村産業株式会社が輸入した冷凍ししゃもに異物が混入していました。私が聞いたところでは、ダンボールの箱にシシャモのパッケージの袋が入っていて、そのビニール袋の中に入っていたわけではなく、ダンボールの箱を開けたら異物が見つかったとのことです。現段階では最終的全容が解明されていませんが、ビニール袋の中に入っていたのではないと聞いております。  

 7月24日、山口県の調査により1次販売先として県内に1事業者があることがわかり、山口県より関係施設への指導及び流通調査について依頼があったため、同日夕方、西讃保健所が当該1次販売先事業者に立入し、入荷量及び販売量等の調査を行い、その時点で販売中止・回収等が適切に行われるよう指導いたしました。1次販売先事業者に入荷した冷凍ししゃもは、回収済みのものを除き全て2次販売先事業者に納品され、学校給食施設等で提供済みであります。両事業者から一般小売店への流通はないと聞いております。なお、1次販売先事業者は、2次販売先事業者の求めに応じ、いったん梱包を開封し、必要数を包装しなおして2次販売先事業者に販売しており、この時点で私が先ほど申し上げたような異物混入等の異常は確認されなかったと報告を受けています。

 給食の関係につきましては、6市町の学校給食施設等10施設で提供されましたが、各学校給食施設では、納品時に数量、品質、鮮度、包装状態等の検査を実施しています。教育委員会において、学校数、食数等について詳細を調査しており、現在のところ、健康被害の報告はありません。この土日を含め、県民の方から保健所等、高松市を含めまして、問合せ等は特になかったと聞いております。  

 県の対応としては、関係した2事業者に立入を行い、新規の販売中止・回収等が適切に行われるよう指導いたしました。さらには、県のホームページに注意喚起のための情報を掲載しているのでご覧いただき、もし該当の商品であれば販売者等の示す方法で自主回収に応じるなど食べないようにしてください。

 県では、食品関係事業者や給食施設等に定期的に立入を実施し、施設の衛生管理、食材の取扱い等について監視指導をしております。引き続き、安全・安心な食品が提供されるよう、先ほどの新しいラベルの追加の話も含めて、事業者等への監視指導を行ってまいりたいと思っております。  

記者: 山口県から連絡が入ってから、1次卸の会社との連絡体制が後手にまわったと聞いている。責任者と連絡がつかなかったと聞いている。そして更には、2次卸の会社から納品していたのは学校給食ということで、子供たちの食に対する安心安全について保護者さんは不安を持っているという声がきこえるが連絡体制については十分だったのか。 

 保護者の不安を解消するために何らか検討しているのか伺いたい。

知事: 山口県から連絡があった時点で、情報が無ければ確認の仕様がないわけだが、1次業者がわかった時点で直ちに接触をしたが、数量等について業者が必ずしもその時点で把握していなかった面もあるようです。また、すぐに電話をしたら、すぐに対応をしてくれるということでもなく、ある意味時間がかかった話になったのではないかと、想像ですが思われます。  

 先ほども申し上げましたように、県内での流通、取り扱いについては、そういった異物があったということはなかったわけです。梱包を解いてみたら、あまり表現するのはどうかと思いますが、汚物も含めて、ビニール袋の上に置いてあったという、一種、なぜそういったことをするのかちょっとよく分からないところがあります。県として、強制的に捜査に入ることは難しいところがあります。報道のお尋ねに対して、数量等は調査中と申し上げたことは事実でありますが、その時点での安全確認と直ちに販売中止等を指示しておりますので、その点については職員はきちんとやってくれたと思います。

 保護者との関係については教育委員会の方で調べておりますが、今、夏休み中でもあり、そもそも消費した時点でなんらかが起きたわけでもなんでもないので、今、私が申し上げたことも含めて、市町教育委員会の方で各学校も含めて保護者に必要に応じて連絡していくのではないかと思います。このことについては、教育委員会のほうにお任せしたいと思います。  


知事と職員との関係について

記者: この4年間、知事は職員といろいろ仕事をしてきたと思うが、知事が考える知事と職員との関係はどうであったか。 

知事: いろいろな勤務先が県においてもありまして、出先も含め、そうした所に私が出向いていろいろ生の声を、時には夕方、勤務時間外に、缶ビールを飲んだりしながら、いろいろな話を聞いております。その中で特に県職員は職務に熱心に取り組んでおります。また努力していただいていると思っております。そうした中で様々な提案、政策提案等も含めて、そういった声を私としては大事にして、いろいろと職員と一体となって香川県政の発展に取り組んでいきたいと思います。  

 知事というのは、部長の更に上のラインにあたり、一種の行政官的な立場もあるわけですが、県民の皆様から選挙で選ばれた立場であり政治家としての立場と両方あるわけで、県職員においても行政のトップとしての私ということと、選挙で選ばれる立場の両面を感じているところがあるとは思います。円滑な行政、更に施策、私が掲げている政策の実施に協力いただいているわけですが、それができたのはいろいろな形でコミュニケーションを図ってきたからではないかと思っております。


会議等への知事本人の出席について

記者: 前知事と比べた場合、知事が出席する会議が多いのではないかと思われる。部長や課長が出席していた会議も、知事が直接足を運ぶケースが多いと思うが、そのことについての考えを伺いたい。 

知事: 多いか少ないかということについては、真鍋前知事の場合、新聞に知事動静が掲載されていなかったのでよくはわかりません。私はいろいろな現場、県内各地でいろいろとお求めがあれば、全て出席するのは不可能ですが、できる限り生の声、生のご意見をその現場に近いところで伺って、県政に活かしていきたいと思っております。  

 このようなことは、他の県の知事さんをみていても共通ではないかなと思いますし、私としてはそういうやり方で良かったと思っております。

記者: 良かったと思ったのは具体的にどういうことか。 

知事: 何をどういう風に反映したかということはありませんけれども、県庁の中に座っていたのではわからない、よくトップセールスでいう話がありますが、それと同じことで直接話を聞く、こちらからもこういう点はどうなんだという対話をする、そのことが新しい施策、県政の発展のためにこれまでいろいろと取り組んできたものに、参考になっている、そういう意味で良かったと思います。  


県財政の状況について

記者: 県財政は各種施策運営の基本となる。前県政時代は財政が危機的状況にあると言われていたが、現在はどのような状況であると認識しているのか伺いたい。 

知事: 依然として県財政は厳しい状況にあると思っております。予断を許さない状況です。これは不交付団体等のいわゆる富裕団体を除けば全地方団体で共通しているところがあるのではないかと思います。  

 一般財源総額の確保と言われていますが、やはり交付税総額の確保が重要で、これにつきましては、いろいろと地方財政対策の中で平時モードに戻すというような議論がなされているわけです。しかし、それはそんなに簡単な話ではなくて、我々が施策を展開していくにあたっては、やはり交付税の確保が必要です。

 また、厳しさという意味では臨時財政対策債が累増しております。交付税で裏打ちされているということですが、素直な疑問として、臨財債がどんどん増えてきて、その償還利払いも増えてきているにもかかわらず、交付税総額がその分増えてきているかというと、そうはなっていないということがあります。  

 他の需要項目との関係もあり、もちろん交付税というものは歳入と関係がありますので、不交付団体のように財源が豊かであれば交付されないわけですが、臨財債等を抱えたまま財政を運営していくということでは、決して財政規律を緩めるようなことはできない状況にあると思っております。  

記者: 依然として厳しい財政状況にあるという認識だが、この4年間で各種施策の運営が困難であったいう印象や実感があれば伺いたい。

知事: 財政の方では大型事業等、特に社会資本整備について、やるべきだ、あるいはやった方が良いというものについては、やはり優先順位を十分に考えて、全体の財政状況を中長期的に見通してやっていかなければならないということは事実であったと思います。

 財源があれば、もっといろいろな事業展開ができたと思います。これは公共事業だけでなく、福祉施策等も含まれますが、いわゆる根っこに入ってきてしまうような施策につきましては、後年度負担を良く考えてやらないといけないというところは、ずっとあったと思います。  


来月の知事選について

記者: 知事選の告示が近づいているが、知事としてどのようなところを県民に訴えて支持を得たいと考えているか。 

知事: 今、掲げているのは「もっと変える、もっと変わる。」というスローガンです。良い方向にもっともっと変えていきたい、香川を元気にしていきたい、一言で申しますとそれに尽きます。 

 では、どうすればそれができるのかと言いますと、まずは成長基盤を確かなものにすることだと思います。それは、香川の地域資源、独自のリソース、香川で育ったもの、香川にしかないものをもっと大事にしていくということだと思います。企業誘致等も非常に重要ですが、地場産業、農業、水産業も含めて振興していくことが一番であると思います。いろいろなものにあれこれと手を出すのではなく、自分たちの地に足の着いた成長戦略を実施していくことによって雇用を確保、拡大し、それによって定住人口が少しでも増えていくようになればと思います。

 自然減はどうしてもあるわけですが、香川県産業成長戦略では10年後の社会増減はプラスとする目標を掲げています。そういったことに向けてさらに取り組んでいくことによって、安心安全という面、信頼と安心という面、災害対策、子育て、さらには医療介護といった待ったなしの課題についても、各市町と連携しながら、国に対しても言うべきことは言い、安心できる香川を確立していきたいと思います。それが安心と元気という車の両輪になると思います。安心できる社会であって初めて成長が可能になるわけですし、成長していくことによって、安心できる基盤をより確実なものにすることができるのではないかと思います。  

 そういった中で、今日、東京オリンピック・パラリンピックの組織を立ち上げましたが、観光交流やスポーツ・学術があふれる香川、笑顔が実感できる故郷にしていきたいと思っております。  

「以上」




現在地:ホーム>知事のページ>記者会見>知事記者会見要旨
〒760-8570 香川県高松市番町四丁目1番10号
代表電話: 087-831-1111 (直通電話番号一覧) 開庁時間:平日 8時30分〜17時15分
香川県 県章