ご提言等の内容(グルサポかがわについて)
受付年月日
2020年11月19日
回答年月日
2020年11月27日
テーマ
グルサポかがわについて
提言内容
ご回答いただいた内容を整理すると次のとおりかと思います。
・産業政策課では既存サイトについて認識した上で、ほぼ同じような内容をコピーして納品されたサイトを、県独自のサイトを作成したものとして700万を支出した。
・公募仕様では既存のサイトへのリンクの活用などを検討することも記載しているが、今回は既存サイトへのリンクではなくコピーとなった。
・既存サイトへのリンクであれば既存サイトを閉鎖する必要は無いはずだが、リンクでなくコピー(再利用?使い回し?)であるため「グルサポかがわ」の公開に先立って2020年9月中に閉鎖することとしていた。
しかし、公開時点(少なくとも10月22日まで)でも閉鎖されておらず、「たまたま」指摘を受けたタイミングと前後して閉鎖された。
ちなみに、説明が誤っている(正確ではない)と思われますが、受託事業者が既存サイトを閉鎖することとしていたのではなく、受託事業者(四国新聞メディア株式会社)が関連会社(●●)のサイトを閉鎖する(要請する?)こととしており、関連会社のホームページからリンクを外したが、サイトは公開状態であり、受託事業者にも関連会社にも指摘について連絡していないが、「たまたま」指摘を受けたタイミングと前後して閉鎖されたということ。
・情報システムの専門である情報政策課には公募仕様作成については相談していたが、発注時の選定や納品内容確認では選定委員会が評価を行うので相談していなかった。
さて、ここまでのことを踏まえて、あらためて知事にお聞きします。
今回の「グルサポかがわ」サイト作成事業について、県民から預かっている大切な税金を支出するに当たり、一切問題は無く反省すべき点は無かったとの認識ですか?それとも、改める点があったと思われますか?あるとすれば、具体的にどんな点ですか?
最後に。
飲食店によるテイクアウトの取り組みを応援するという、このサイト設立主旨そのものは意義のあるものであると思います。また、有償か無償だったかは知りませんが、●●が作成・運営していたサイトも主旨は素晴らしいものと思います。
ただし、税金の使い方として、既存サイトのコピーを使っているのに、まるで一から作成したかのように県独自のサイトとうたい700万の公金を支出するというのには非常に違和感を感じています。
知事が定例会見などで、一言、
「●●さんが△△という県内飲食店のテイクアウトの取り組みを応援するサイトを運営されています。素晴らしい取り組みと思います。皆さんぜひ利用してみてください。」
などと言えば充分な効果が得られたのではないでしょうか。
ぜひ柔軟な発想を持って考えてみてください。
回答内容
メールを拝見しました。
「グルサポかがわ」の事業実施に当たり、反省すべき点や改める点の有無についてのお尋ねですが、県の施策については、PDCAサイクルの観点も持ちながら、各種の事業を実施しております。
こうした中、2020年10月20日にいただいたメールでのご提言に対し、「今後、事業によっては、ご提案のテックキャンプのような方法により行うことについても検討」する旨を回答しましたが、本事業に対して県や受託事業者に寄せられたご意見・ご提言については、必要に応じて、本事業や、今後、同種の事業を実施する際の参考にさせていただきたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
「グルサポかがわ」については、ホームページでの公開をはじめとした事業を実施中ですが、事業の評価も行いながら、本事業の目的である、飲食店のテイクアウトなどの紹介・支援と、県民生活におけるテイクアウトなどの文化の普及・定着に努めてまいります。