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ページID:20202

公開日:2020年12月25日

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ご提言等の内容(介護施設や病院の面会について)

受付年月日

2020年12月02日

回答年月日

2020年12月14日

テーマ

介護施設や病院の面会について

提言内容

コロナ関連の要望を連絡させていただきます。母(89歳)は、認知症のため、胃ろうを受けながら、施設の中で介護されています。感染対策の自主規制により、夏以降、面会することもできず、施設から送られてくる月一度の画像で状況確認をしています。
安全のため辛抱するしかないと思いつつ、母は終末医療を受けているので、もう生きて会えないのでは、と不安になります。しかも同じような状況の人が多くいます。
面会できる方法はないかと思い、私案ですが個人のコロナの感染が陰性と証明され、安全が確保されれば良いのでは、と考えました。
○○(保健所の認可待ち)で、PCR検査が香川県民は5000円で受けられ、検査件数も多く、タイムリーに結果が判るようになると知りました。
われわれ面会希望者は、事前にPCR検査をして、問題なければ、介護施設や病院での面会が可能になるのではないでしょうか?
もちろんルールが必要であり、当日検査で陰性証明書を持った人、施設の登録近親者のみが週1回、一人で直接マイカーで移動するなどの制限を設けて、施設で感染対策をして行えば、安全を確保できるのではと考えたのです。
ただし、県知事の検討の範疇(はんちゅう)ではないかもしれませんし、今はPCR検査施設が●●市のため、他の地域の人と不公平が生じるかもしれません。また、コロナ対策の優先順位が感染者(濃厚接触者も含む)や医療関係者になることも理解できます。
しかし、苦しんでいる老人や病人など社会弱者と言われる人々とその家族にも配慮していただきたく思い、メールを送らせていただきました。
ご多忙の中、勝手な提案ではございますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。

介護施設に入所されているお母さまに対するご心配、お察しいたします。

新型コロナウイルス感染症については、全国的に感染の急増がみられ、本県でも、新規感染者が連続して確認される状況となったことなどから、香川県対処方針に基づき、令和2年12月9日から警戒レベルを引き上げ、「感染警戒期」と位置付けています。本格的な冬の到来を前にして、強い危機感を持って対処していく必要があり、県民の皆さまに対し、感染防止対策の徹底について、引き続きご協力をお願いしているところです。

このような中で、介護施設では、重症化するリスクが高い方が多数入所し、集団感染が発生するリスクが高いため、より慎重で徹底した感染防止対策が必要となっています。
面会に関しては、国の通知により、感染経路遮断という観点と、つながりや交流が心身の健康に与える影響という観点を踏まえ、施設の管理者が制限の程度を判断することとされています。なお、面会を実施する場合は、面会者が過去2週間以内に感染を疑われる症状が無いこと、同居家族や身近な方に発熱、咳・咽頭痛などの症状がないことを確認の上、体温を計測し、必要最小限の人数で、居室を避けて行うなどの条件が示されています。

また、施設に対しては、ご家族とのコミュニケーションを図る方法として、テレビ電話の活用などオンライン面会もご案内し、必要となる経費について補助しています。

本県では、今後も高齢者施設などの感染症対策をすすめ、高齢者やそのご家族が安心して生活できるよう取り組んでまいります。

担当課

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長寿社会対策課

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