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公開日:2021年01月15日

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ご提言等の内容(自主PCR検査の全額補助について)

受付年月日

2020年12月18日

回答年月日

2021年01月08日

テーマ

自主PCR検査の全額補助について

提言内容

ただ今コロナウイルスの感染は第3波が到来しその予防策が急務となっております。コロナ収束に向けて何よりも重要なのは無症状感染者の拾い上げとそのための検査体制の充実です。現在の検査体制は保健所が間に入る行政検査がほとんどであり、これでは検査件数に限界があり保健所の負担も大きくなります。一方、検査できる医療機関自体は全国にいくつもありますが、自主検査は数万円かかるためまだ普及していません。つきましては、多くの住民が迅速に検査を受けられるように自主検査について費用の全額補助を要望します。そうすれば、PCR検査を扱うクリニックが増え検査数は大幅に拡大します。そして、陽性結果が出たら保健所に連絡するようにすれば保健所の負担も大幅に軽減します。実際、○○県●●市では希望する市民がPCR検査を1000円で受けられる施策を来月(令和3年1月)にも実施します。お手数ですが、ご一考の上、ご返信願います。

回答内容

メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。

全国的に新型コロナウイルス感染症の感染の急増がみられ、本県でも、新規感染者が連続して確認される状況になったことなどから、令和2年12月9日から、県独自の警戒レベルを「感染警戒期」に引き上げました。さらには12月に入り3つの集団感染事例が発生したことなどを受け、12月24日に「感染警戒特別警報」を発令しました。県民の皆さまにおかれましては、今後の感染の広がりに大変ご心配されていることと存じます。

本県では、感染者が発生した際には保健所が患者などから聞き取り調査を行い、濃厚接触者だけでなく、接触者など幅広く検査を実施しています。

ご提言いただきました新型コロナウイルスに係るPCR検査費用の補助につきましては、検体数が非常に多くなること、また、その検査で陰性となった際、その後も陰性が維持されると誤解される恐れがあり、定期的に何回も行う必要が生じるため、現時点では、実施することは考えておらず、感染者が発生した際の接触者等感染の可能性がある方に絞って検査をすることが現実的であると考えております。

県における検査体制については、従来の帰国者・接触者外来などでの検体採取に加え、地域外来・検査センターを地域の医師会などと連携して設けてきました。令和2年11月からは発熱などの症状があるときは、県民の皆さまにとってより身近な診療所などで検査を受けることができるよう、体制を整備しておりますのでご理解ください。

私といたしましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を招かないよう、気を緩めることなく、引き続き、国や医療機関など、関係機関と緊密に連携して全力で取り組み、県民の皆さまの安全・安心を確保し、社会経済活動を維持・回復できるよう、万全を期してまいります。

担当課

担当

薬務感染症対策課

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087-832-3937

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