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公開日:2021年04月16日

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ご提言等の内容(食品ロスの削減について)

受付年月日

2021年03月29日

回答年月日

2021年04月07日

テーマ

食品ロスの削減について

提言内容

近年食品ロスの問題がクローズアップされる中、首都圏では、近郊の産直で売れ残った野菜や果物を詰め直して、電車で消費地に送り、格安で販売するという動きが話題になっています。また、売れ残ったり、賞味期限が迫り、販売から除外されたりした食品を回収し、格安で販売するという業者もあると聞きます。これらはいずれも消費者に受けが良く、活況を呈していると言われています。
本県でも、食品ロス削減推進計画が策定され、令和3年度からその計画が発動されると聞いています。そこで、提案ですが、以下のような形態の、事業構築を進めてみてはどうでしょうか。素人的な発想ではありますが、首都圏の例のように、販売店や産直で売れ残った物、賞味期限が迫り、販売から除外された物、災害などで傷ついたり、規格外で出品できなかったりした野菜や果物などを買い取り、格安で販売する。さらには劣化し、食用に適さなくなった物は、餌として加工し、酪農家や養殖業者に販売する。それでもなお残った物も廃棄せず、肥料に加工するなど、廃棄物ゼロを目指す。推進計画全体からみれば、ほんの部分的な施策ではありますが、このような事業が定着し普及すれば、地域経済の活性化にもつながり、食品ロスの削減に大いに寄与できるのではないでしょうか。門外漢のたわ言ではありますが、一考の余地がありはしないかと考え、提言させていただきました。

回答内容

メールを拝見しました。

ご存じのとおり本県では、食品ロスの削減を総合的かつ計画的に推進するため、令和3年3月、「香川県食品ロス削減推進計画」を策定し、本県の現状や特性を踏まえた施策を実施していくこととしました。
ご提言のように、賞味期限が迫った食品や規格外品、災害などの理由により、品質には問題ないにもかかわらず、廃棄される可能性がある食品を回収して、必要とする方に販売する取り組みは、食品ロスを削減するために効果的であると考えています。
そのため、本県では、このような食品を食品製造事業者などから買い取り、消費者に低価格で販売する社会貢献型ショッピングサイトを運営している株式会社クラダシと、先日、連携協定を締結したところです。
こうしたショッピングサイトを普及させることで、これまで廃棄されていた食品の有効活用が期待できることから、今後、県民の皆さまや県内の食品製造事業者などにこうした仕組みをご活用いただけるよう、努めてまいります。
また、食用に適さなくなった食品廃棄物については、食品リサイクル法において、『食品関連事業者が飼料や肥料として「再生利用」に取り組むことで、廃棄処分を減らし、環境負荷の少ない循環型社会の構築を目指す』とされており、食品廃棄物の再生利用が促進されるよう、引き続き、県内の食品製造事業者や廃棄物処理業者などへの周知に努めてまいります。

食品ロスに関すること:廃棄物対策課
食品リサイクル法に関すること:農業生産流通課

担当課

担当

廃棄物対策課

電話

087-832-3223

担当

農業生産流通課

電話

087-832-3416

このページに関するお問い合わせ

環境森林部循環型社会推進課

電話:087-832-3223

農政水産部農業生産流通課

電話:087-832-3416