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公開日:2020年02月21日

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ご提言等の内容(さぬき市内の県立高校再編について)

受付年月日

2020年02月04日

回答年月日

2020年02月13日

テーマ

さぬき市内の県立高校再編について

提言内容

■発案にあたっての基本認識
学校統合は滅多にない好機「でも」ある。
学校の統合は生徒数の減少に対応するものだが、再編は大きな(様々な)エネルギーと資源を投入するもので、ハード的施設設備や、人の流れやモノ、資金の流れにも大きな変化をもたらすものであるので、そうそうない好機でもある。

「好機と考える方向性」
できれば、

  1. まずは、子どもたちの成長への貢献、寄与
  2. 地域の活性化
  3. 地域再生・地域経営への貢献(若い世代の増加、出生率・出生数増加=人口回復(子どもを産み育てやすい環境整備も必要ではあります)。できれば、廃校となった学校の復活も)に繋がる可能性を探りたい。(特に「普通科以外」の高校についてはポテンシャルを積極的に検討する価値あり)

■県立石田高校について再編に当たって考慮すべき視点と期待される方向性
<1.子供たちの成長への貢献、寄与。多様性を大切にする社会に>

  • 偏差値の輪切り、一つの物差し(試験問題への相性)で、できる子とできない子を序列化する時代から、次の時代(「自分らしさ」を大事にし、他人のその人らしさも尊重そのまま大事にできる社会=多様性・人への思いやり・認め合いが大切にされる社会)へと移行しつつあるのが今。
  • 石田高校の人気が上がっているのは、そのことの現れ。いわゆる勉強ができないからそこに行くのではなく、(いわゆる勉強への相性の如何にかかわらず)農や畜産などに関わっていきたいという子が自らの意思で主体的に選択しているのではないか。
  • 農や畜産は、生きざまの領域としても魅力的。食生活という、人の社会生活の基幹的部分に関わっており、入学し卒業していく高校生本人の人生にとっても、高校とその卒業生を抱える地域社会にとっても、様々な活躍や発展の可能性を秘めている。(三重県の農業高校が地域向けに食堂を経営し(地域の人が支える)、卒業生が食や農関係のそれぞれの道で活躍しているのはその好例)

<2.地域活性化へのポテンシャル>

  • 食は、地域社会の生活の基礎から彩りまでも支えるものであるだけでなく、地球社会全体の持続可能性にも直結したものであるため、農や畜産の領域は、様々な研究開発等が世界中で積極的に展開されている成長領域である。(品種改良など)。
  • 農や畜産に関わる知見やノウハウの蓄積は簡単にはできない(やめるのは一瞬でできますが、蓄積には何十年もかかります)。すでに若い世代の入学希望があり、様々な受賞実績(養牛、園芸など)をあげるような生徒育成実績があるならなおさら。捨てるのはもったいない。
  • 香川大の農学部に限らず、石田高校の得意分野に関連の深い関係機関との連携を広げて、石田高校の持っているポテンシャルを高めていく方が、香川県の若い世代にとっても、さぬき市及び香川県の地域経営にとっても得策(牛おじさん、ルーヴ、たから、などなど、全国ブランドになっている農、畜産関係・農・食関係の有力人材がいらっしゃいますよね。石田高校及び在校生のポテンシャルをあげられる人材はすでに地元に一定程度存在している)。
  • 地域の人材や香大農学部などとの連携により、生徒経営食堂、アンテナショップなど、生徒の人としての成長と地域活性化の両方を実現する方策に積極的にチャレンジするべきである。

<3.地域再生・地域経営への貢献>

  • 農や畜産は地域の土地・資源等と密接に直結しているので、うまく仕掛ければ、入学卒業生のみにとどまらず、広く若い世代に対する、その地域への求心力を持ちうる。(=人口増加の可能性)
  • したがって、地理的な空間配置も含めて、戦略的な地域再生・地域経営方策の視点も含めて、再編を考えるべきである。例えば、三重県の例のような高校生の食堂は、便のいい神前小学校の跡地を使い、農場などは今の場所を継続(もしくは適地を確保=香川大学農学部等外部機関とのコラボの関係を重視するなど)、という方式(既存の施設設備の有効かつ戦略的活用)も検討すべきである。
  • 地域社会の人々と一緒になって生徒の活躍場面を創り上げることで、(子どもを産み育てやすい他の環境整備も同時並行で進めながら)若い世代の増加、出生率・出生数増加=人口回復、そしてさらには、廃校となった学校の復活といった、地域再生、地域経営への貢献に繋がっていくことも十分に可能と考えられる。
  • 防災面に着目した地域間配置の視点も重要。志度地区への集中も一案かもしれないが、津波想定から、第2庁舎を寒川地区に配置したことも検討視点に追加すべき。現に寒川地区に立地している石田高校について、寒川地区を中心に再編後の配置を検討する視点も重要である、

要は、一定のポテンシャル(これまでの蓄積と現実の流れと今後の可能性)を有している石田高校を、このまま廃校・機械的吸収とするのはもったいない。これからの若い世代と将来のさぬき市・香川県・地球社会のために再編問題を戦略的に検討すべきと考えます。

回答内容

メールを拝見しました。

ご指摘のとおり、農業は人間の食の根幹を支える重要な産業であり、本県でも基幹産業の一つとして戦略的な農業振興に取り組んでいるところです。また、農業に関する学びを通じ、高校生が、職業人として必要な豊かな人間性を育み、よりよい社会の構築を目指して自ら学び、農業の振興や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養うことは、重要であると考えています。
石田高校においても、専門教育の充実に努めるとともに、学校が開設する市場での生産品の販売や東かがわ五名地区における棚田の保全活動など、地域に根ざした学校づくりを推進しています。

県教育委員会が現在検討を進めている、令和3年度から10年間を対象とした県立高校の在り方を示す計画においては、石田高校については、志度高校や津田高校とともに統合し、新たな高校を設置したいと考えており、現在3校に設置されている普通科、農業科、工業科、商業科及び家庭科における学びの伝統を生かしながら、学科横断的な学びを取り入れるほか、地域の大学や企業・農業法人などと連携しながら、6次産業化への対応や起業家精神の育成など、これからの社会を生きていく生徒に必要な資質・能力を育成したいと考えています。

具体的な学科・コースの配置や教育内容などについては、生徒の多様なニーズに応じた学びを全県的な視点に立って総合的に保障することを基本に、本計画の策定後、地元のご意見等も伺いながら検討を進めたいと考えています。検討に当たりましては、いただきましたご意見も参考とさせていただきます。

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