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公開日:2019年09月20日
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現在、厚生労働省から、子宮頸がんワクチンの積極的勧奨の差し控えが出ていますが、香川県で、県をあげて勧奨の再開をすることはできないでしょうか?
海を渡った先の岡山県では、県が予算をつけて、有効性とリスクを周知していく対策を取り始めています。
このまま子宮頸がんワクチンの接種が行われないままでは、多くの若い女性の未来がなくなってしまうかもしれません。
わたし自身ですが、子宮頸がんワクチンの接種開始の時すでに対象年齢以上で公費では受けられず、1回受けたものの副反応の報道でしばらく受けていませんでしたが、自分で正しい情報を集め、リスクより有効性のほうが高いことを知り、自費で受けきりました。
今の状態では、対象年齢であれば無料で受けられることすら知らない人もいるのではないでしょうか?
ぜひ、今の若い女の子たち、不安に思っている保護者の方々に正しい情報を届けて欲しいと思います。
ご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
メールを拝見しました。
子宮頸がん予防ワクチンに関する貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン:ヒトパピローマウイルスワクチン)は、平成25年4月1日から定期接種になりましたが、同年6月14日に厚生労働省は、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンの接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度などがより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきでないとする旨の勧告を行いました。これにより現在も県内市町で子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨を差し控えている状況が続いています。
子宮頸がんはご存じのとおり、乳がんに次いで若い女性に2番目に多いがんで、ヒトパピローマ(HPV)ウイルスというウイルスの感染が原因で起こるがんであり、子宮頸がんの約半分はワクチン接種によって予防できることが期待されています。
県としましては、子宮頸がんなど、がんの現状や予防についてチラシなどを作成・配布したり、県内の大学や専門学校などに検診車を派遣して、子宮頸がんに関する健康教育と子宮がん検診をセットで行う「初めての子宮がん検診応援事業」を実施するなど、子宮頸がんの正しい知識の普及・啓発やがん検診受診率向上に取り組んでいます。
今後も、香川県医師会や香川県産婦人科医会などのご協力をいただきながら、県民の皆様に子宮頸がんや子宮頸がん予防ワクチンについての科学的知見など、正しい情報を周知してまいります。
担当 |
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