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香川県内の小中学校では年に1度から数回の頻度にて「ノーメディアデー」なるものが実施されているとお聞きしています。
また、香川県においても他県の例に漏れず防災情報をメールで配信しています。さらに、緊急地震速報などは各携帯電話会社がエリアメールという形で配信する体制が整えられています。
災害はいつ来てもおかしくないですし、南海トラフ地震など発生する可能性の高い大規模災害は枚挙に暇がありません。
問題はノーメディアデーに災害がおこった場合です。一秒でも早く情報を受け取り、避難行動につなげる必要があるかと思いますが、携帯電話を始めとしたメディアの使用を控えた場合、それが遅れる可能性があるかと思います。
特に緊急地震速報は数秒が鍵であり、それが生命を分けることもあるかと思います。
また、その後においても避難所の開設状況や情報収集においてメディアは欠かせないものです。
そのような中でノーメディアデーであることを気にしてメディアからの情報収集を躊躇してしまうのではないでしょうか?
県としてはノーメディアデーと防災のどちらを優先するのかお示しいただければと思います。
また、先日、見るに耐えない暴力的な番組を目にしました。悪さをするキャラクターに対してほとんど説得を試みることなく暴力で状況の打破を図る内容でした。先日制定された条例を根拠に内容を修正させることはできないでしょうか?
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
県教育委員会によると、県内の一部の小・中学校で取り組まれているノーメディアデーは、小・中学生を対象に、各学校や各家庭の実態に応じてインターネットやゲームなどの利用を休止もしくは制限する日を設定し、生活習慣の見直しや温かい家庭づくりにつなげるために実施されているとのことであり、防災などに関する情報はもちろんのこと、家族の仕事や子どもの学習に必要な情報を得るための利用まで制限する趣旨ではないと聞いています。
ノーメディアデーであっても、緊急時には各学校やご家庭において、小・中学生が適切な避難行動を取れるよう、ご配慮いただくことが重要と考えています。
また、香川県ネット・ゲーム依存症対策条例における事業者の規定については、事業者にも、子どもの福祉を阻害するおそれがあるものについて自主的な規制に努めることなどにより、県民の皆さまがネット・ゲーム依存症に陥らないために必要な対策を実施することを求めているものです。
私といたしましては、条例の内容を十分踏まえながら、教育委員会など関係機関と連携して、効果的なネット・ゲーム依存対策を推進してまいります。
ノーメディアデーに関すること:教育委員会事務局義務教育課
防災教育に関すること:教育委員会事務局保健体育課
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例に関すること:子ども政策課
担当 |
義務教育課 |
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087-832-3741 |
担当 |
保健体育課 |
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087-832-3761 |
担当 |
子ども政策課 |
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