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公開日:2019年06月28日

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ご提言等の内容(譲渡要綱の変更について)

受付年月日

2019年06月20日

回答年月日

2019年06月28日

テーマ

譲渡要綱の変更について

提言内容

当初は9末までに順次ということだったのにこんな短期間で講習、再登録手続き、飼養場所の確認が完了にならなければ7月から引き出し出来ないなんて、殺処分増やすことが目的なのでしょうか?
そう捉えられても仕方ないですよね。

  1. 診療クーポン(1匹に対して1万円)の発行は、病的症状のある個体のみ。
    バベシアは、症状がなくても血液検査をして初めてわかることがあります。
    早期に適切な治療をすれば再発もなく幸せに過ごしている犬達はたくさんいます。
    それなのに発症してからでないとクーポンを使わせてもらえないなんて犬達の為のクーポンとは思えません。ボランティアを締め付けている変更内容です。
  2. 引き出し窓口という立ち位置がなくなり代表自らがセンターまたは保健所(センター職員が立ち会う週2回の決められた時間のみ)から引き出さなければいけない。
    県外ボランティアさんが、そうそう頻繁に香川県に来れるでしょうか?
    ボランティアの方々は、センターに行けない殺処分になる犬猫を保健所から引き出してきました。
    県外ボランティアさん(お手伝い頂いている方として県に報告済み)が受けてくださり現地で、事前アンケートもしくはヒアリングを行い、対面譲渡、身分証明書の提示、契約書を結び、終生飼養者に責任を持って繋いでくださっています。
    トライアルに失敗した時も責任を持って受けてくださり、再度新しい里親さん探しをしてくれ、最後まで責任を持って繋いでくださっています。
    3月10日に、さぬき動物愛護センター「しっぽの森」がオープンしてから一般譲渡されたのは犬猫合わせて、わずか76頭です。
    高松保健所からは、月曜、木曜
    中讃保健所からは、火曜、金曜の合計4回
    1回に最大8頭センターに移送し合計32頭のはずでしたよね?
    センターの譲渡が進んでいないのにそんな数、保健所からセンターに行くことができるはずがないです。
    センターに行けない子は慣れている子であっても殺処分されています。
    なぜ引き出しボランティアという立ち位置を廃止するのですか?
    関東では、求めてくださる若い世代の家族が待ってくれているのに香川県では殺処分されている。
    県内と県外ボランティアが連携をとり命のリレーをすることで殺処分を減らすことができるのに代表自らが引き出しに。とは、なぜですか?と質問したらそれは実際に個体を見て判断してほしいから。
    安易な譲渡をしてほしくないから。という回答でしたが、それは引き出しボランティアであっても同じことです。
    今まで無責任な気持ちで引き出したことはありません。
    殺処分される犬猫達の半分以上が2ヶ月未満の子犬です。そんな小さな命をむやみに殺処分することは許されることではありません。
    県外ボランティアさんの協力なしでは香川県は殺処分を減らすことは不可能だと思います。
    数じゃないと言いますが結局は数字で現れてくるのではないでしょうか?
    安易な譲渡をしない。なんてボランティアとして当たり前のことですよね。
    一時選定を通過できた子でもセンターに行くことができていません。
    今まで通り、引き出しボランティアという立ち位置を継続させてください!!
    こんな理不尽な変更要綱は受け入れることはできません!!!
    命を繋ぐ県にしてください。殺処分する職員さんも辛いですよね?そんな香川の職員を増やすのですか?
    先進国として、香川県として正しい選択、判断をお願いします。
    悲しくて辛い。

(※ 同様の趣旨のメールを複数いただいております。)

回答内容

メールを拝見しました。同様の趣旨のメールを多数いただいていますが、この件につきましては、次のように考えています。

今回の譲渡要綱の見直しについては、県の譲渡事業をより適正かつ円滑にしたいという趣旨で提案させていただいたものが、一部誤解されてSNSなどで広がっているものですが、決して、県外のボランティア活動や県外への譲渡などを排除するという趣旨でも内容でもありません。
最終的にどのような方に譲渡されているかを確認できないということは、適正な譲渡とは言い難いと考えており、その点について確認をとれるよう、代表の方の登録をお願いしているものです。

また、関係のボランティアの方々に対しては、今回の見直し内容などについて、これまでに、職員がお会いし、直接説明させていただいており、何の説明もなく、突然にお伝えしたものではありません。

しかしながら、現時点では、誤解もあり、見直しの内容に対して十分にご理解をいただけていませんので、当初考えていた7月1日からの実施につきましては延期することとし、引き続き、譲渡ボランティアの方々にご説明し、十分ご理解いただけるように進めてまいりたいと考えています。
なお、診療クーポン制度については、症状が出ている犬猫を対象に病気や怪我で治療が必要な場合に適用することを前提としており、病気でないものを含め、すべての犬猫を対象にしますと、予算にも上限があることから、本当に必要な犬猫への利用ができなくなりますので、ご理解をお願いいたします。

私としましては、譲渡ボランティアの活動に取り組まれている皆様には、本県の犬や猫の殺処分数、殺処分率がワースト上位という厳しい状況の中で、これまでも県の譲渡事業にご理解、ご協力をいただいており、大変感謝しています。今後とも、より一層適正な譲渡に努め、動物愛護管理の推進に積極的に取り組んでまいります。

担当課

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生活衛生課

電話

087-832-3177

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