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公開日:2020年08月21日
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ヘルプマークやヘルプカードについてです。
知的障がいを持たれている方のご家族の方と話していたとき、「困ったときは、ヘルプカードを見せて。」と伝えてもなかなか実行することが難しい、という話を聞きました。
ヘルプマークについても、それに気付いた方が、助けようと声を掛けてくださったとしても、自分で困りごとを伝えられる障がいの方と、自分で伝えることが難しい方、適切・明確な表現が不得手で伝わりづらい方がおられると思います。
例えば、ヘルプマークをその方の状態に合わせて色分けなどして、○色のマークを付けている方には、「お手伝いしましょうか?」と声を掛ける。△色のマークの方には、声を掛けるより、ヘルプマークに書かれている内容を読み、連絡先に電話する。など、どういった状態にある方かを明確に理解出来るような方法などはないものかと感じました。
香川県としてのお考えをお聞きしてみたいと思い、メールを送らせていただきました。
メールを拝見しました。
「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方が援助を得やすくなるよう、かばんに付けるなどにより、周囲の方に配慮を必要とすることを知らせるものです。
ヘルプマークの片面に、付属のシールを貼ることができ、シールには、利用者の情報や支援、配慮してほしいことなど、伝えたい情報をご記入いただくことができます。
また、「ヘルプカード」は、緊急連絡先や必要な支援内容などを記載していただき、障害のある方などが、災害時や日常生活の中など支援が必要な場面に、援助や配慮を受けやすくなるよう、困っていることや手助けがほしいことを周囲の方に伝えるためのものです。
ヘルプマークの色や形状については、全国的に普及が進んでいることから、香川県独自に色分けなどをすることは考えておりませんが、援助や配慮を必要とされている方が周囲の方に適切に認識していただけるよう、ヘルプマークやヘルプカードに対する理解の促進に向けて、各市町とも連携しながら、一層の周知に努めてまいります。
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