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香川県の運転マナーについて、いつまでも慣れることはありません。一番に感じたのは、車優先の県民意識です。横断歩道で車両と人が同時に侵入した場合、当然ですが道交法では人が優先されます。ところが、ここ香川県では大抵の場合、車が先に通り、歩行者が待つというのがあたりまえになっております。譲ってくれたら歩行者の側がペコペコお辞儀をして渡るような始末です。こんな糟粕のような県民意識だから交通事故がいつまでたっても減らないのです。
また、方向指示器を出さない者や出すのが遅いと感じることも常々あります。指示器を出すことの一体何が面倒なのでしょか。早めの指示器は格好悪いのでしょうか。他県出身者からすると理解しがたい県民意識です。
車窓からタバコを捨てる者も他県に比べ多いと感じます。健康増進法改正もあり、タバコの害が社会問題となっている中、火のついたままの凶器をポイ捨てする感覚はどのようにして増醸されたのでしょうか。地域性でしょうか。すぐに罰則規定を設けるべきと考えます。
これらの交通マナーの問題は当然香川県警察にも意見しておりますが、香川県を代表される知事様にも是非あらためて知っていただきたく意見させていただきます。県ではソフト・ハード両面から交通死亡事故の抑止に努めておられるとは存じますが、原因の一端にこのような捻じ曲がった県民意識が介在していることを改めて認識していただきたく存じます。
メールを拝見しました。
香川県の交通マナーについては、これまでも各方面からご指摘いただいており、交通事故の原因や香川県全体のイメージダウンにつながることから、極めて残念であると考えています。
このため、県では、毎月5日を「交通マナーアップの日」、20日を「県民の交通安全日」と定めて、街頭指導や広報啓発活動などを実施しているところです。
また、春・秋・年末年始の交通安全運動では、横断歩道利用者の安全確保を運動の重点事項に掲げ、信号機のない横断歩道における歩行者優先ルールの周知徹底を図っているほか、平成30年12月には、交通マナー向上という共通の課題を抱えている岡山県と連携し、私と伊原木知事が「今日から毎日がいい運転の日」とする交通安全宣言を行い、県民の皆様に、ウインカーを出す、歩行者を守る、ゆとりを持って譲るなど、一人一人が思いやりのある、気持ちのいい運転を心がけていただくよう呼びかけるとともに、街頭デジタルサイネージやポスターにより啓発を行っています。
なお、車から火のついたタバコを捨てる行為は、道路上の人や車両などを損傷するおそれのある危険な行為であり、道路交通法で禁止されおり、違反すれば5万円以下の罰金が科せられます。
県では今後も引き続き、県民の交通安全意識の高揚と交通マナー向上のために、県警察や関係機関・団体と連携し、より一層、啓発に取り組んでまいりますので、ご理解をお願いいたします。
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