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今回のコロナ禍の件でお伺い申し上げます。
以上、三点についてのご回答を賜りたいと存じます。(令和2年10月2日)
お手紙を拝見しました。
令和2年5月25日に開設しました「たすけあいマスクバンク」につきましては、開設当時、マスクは徐々に市場に出回りつつあるものの、入手が困難な状況が続いており、一方で、企業などから県にマスクを寄付したいというお申し出をいただくことも多くありましたことから、企業や団体などからご寄付いただいたマスクを、新型コロナウイルス感染症に感染した場合に重症化しやすい、基礎疾患のある方がいらっしゃる世帯などで、希望される世帯に配布することとしたものです。
現在、配布希望枚数が寄付枚数を上回ったことから、マスクの配布申し込みの受付を一時停止しているところであり、一定程度の数量が確保できた時点で、配布申し込みの受付を再開することとしていますが、市場でマスクが入手困難な状況にあるとは考えておりません。
また、友好県省提携に関する協定書を締結している陝西省からの要請によりお送りした医療用マスクや防護服などの医療物資のうち、県が提供したものは、香川県国際課や国際交流団体が調達したもの及び備蓄しているもので、市町からも備蓄しているものを提供いただき、いずれも業務や備蓄に影響のない範囲でお送りしました。
大変厳しい状況にある陝西省の医療現場に届けて、一刻も早い状況の改善につなげるためのもので、他の多くの自治体においても同様の支援が行われているとお聞きしており、ご理解をお願いいたします。
なお、その後、令和2年5月に陝西省からマスクなど物資の寄贈を受けたほか、県と交流している台湾桃園市やベトナムハイフォン市などからもハンドジェルやマスクの寄贈をいただいており、国を越えた助け合いの心に感謝しているところです。
寄贈いただいた物資については、新型コロナウイルス感染症対策のため、県内の各小学校に配布したほか、県内の市町や関係機関で活用しました。
最後に、災害時における食料や飲料水などの物資については、南海トラフを震源域とする最大クラスの地震・津波が発生した場合の被害想定に基づく避難者数に対し、県・市町が現物で備蓄している物資及び小売業者との協定などによる流通備蓄により、発災後3日分の必要量を確保することとしています。
また、本県では災害時における被災者の緊急救護用として医薬品、医療資機材(震災時用医薬品等)を県内の医療機関など28施設で分散備蓄するとともに、医薬品卸業協会に加盟の医薬品卸業者4社の流通在庫を活用して、主に震災時用医薬品等の品目をベースに医薬品(流通備蓄医薬品)を確保しています。
なお、医薬品などの確保数量は、震災時用医薬品等と合わせ、香川県地震・津波被害想定における南海トラフ(最大クラス)の地震・津波による負傷者数19,000人の1日分を目安としています。
「たすけあいマスクバンク」に関すること:健康福祉総務課
外国とのマスクの寄贈に関すること:国際課
食料や飲料水などの災害時備蓄に関すること:危機管理課
医薬品などの災害時用備蓄に関すること:薬務感染症対策課
担当 |
健康福祉総務課 |
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電話 |
087-832-3252 |
担当 |
国際課 |
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電話 |
087-832-3026 |
担当 |
危機管理課 |
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電話 |
087-832-3184 |
担当 |
薬務感染症対策課 |
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電話 |
087-832-3298 |
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