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公開日:2020年06月26日

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ご提言等の内容(県立学校の学習環境とコロナ対策について)

受付年月日

2020年06月07日

回答年月日

2020年06月16日

テーマ

県立学校の学習環境とコロナ対策について

提言内容

学校再開となりましたが、コロナ対策と熱中症対策という例年にない対応がせまられています。
ある県立高校ではエアコン使用は何月から何月までという決まりがあるらしく、先日32度を記録した日もエアコンは使用されなかったようです。

  1. エアコン使用を許可する権限はどこにあるのでしょうか?
  2. 今年は、夏も授業があること、マスク着用が必須であることを考慮して基準を見直していただけませんでしょうか。各校に権限がある場合は呼び掛けていただけませんでしょうか。
    また別の高松市内の高校では30度を越えなければエアコンは使えないそうですが、窓を開けるとハトが入ってくるため5センチしか開けられないそうです。これではコロナ感染と熱中症両方のリスクが高いのではないでしょうか。
  3. エアコン使用の基準を見直すとともに、個々の学校の事情に応じて網戸やネットの設置など考えていただけませんでしょうか。
    他の自治体ではエアコン使用や、校舎改修の予算など柔軟に対応しているところもあると聞きます。

多くの生徒は重症化リスクが低いかもしれませんが、中には持病をもった生徒もいます。
教室は様々な年齢の教師の職場でもあります。
生徒や教師には重症化が懸念される家族がいるかもしれません。

健康に配慮した学校環境の整備について再考をお願いいたします。

回答内容

メールを拝見しました。

全国的に新型コロナウイルスの感染が報告される中、本県では現在、新たな感染者の発生がいったん落ち着いた状況にありますが、4月中旬にクラスターの発生により感染者が急増したこともあり、今後の感染の新たな広がりに、ご心配されていることとお察しいたします。

県立高校でのエアコンの運用基準につきましては、各学校において空調設備取扱規程を定めており、生徒の健康などを考えながら、適切に運用していると聞いています。

今年度は特に、教育委員会から各学校に対して、感染症予防対策を講じた上でのエアコンの使用や授業中の水分補給の許可、熱中症のリスクの高い学習活動の実施時期の変更など、生徒の熱中症対策の観点から対策を講じるよう周知したとのことです。

また、ご提言のとおり、感染症対策の一環として教室内の換気が必要となることから、令和2年5月に策定した「学校再開時の感染症予防対策ガイドライン」に基づき、各学校では、窓を少し開けてエアコンとサーキュレーターなどを併用して室温を管理するとともに、休み時間には広く窓や出入口を開放して十分な換気を行うことを徹底するとのことであり、また、網戸などの設置の必要性については、各学校において、換気の状況を踏まえて判断するとのことです。

私といたしましては、新型コロナウイルス感染症が再び感染拡大を招かないよう、気を緩めることなく、引き続き、国や医療機関など関係機関と緊密に連携して全力で取り組み、県民の皆様の安全・安心を確保し、社会経済活動を維持・回復できるよう、万全を期してまいります。

担当課

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高校教育課

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