ご提言等の内容(栗林公園の鯉の購入について)
受付年月日
2020年10月24日
回答年月日
2020年11月06日
テーマ
栗林公園の鯉の購入について
提言内容
ふるさと納税の寄付金で、栗林公園に放流する鯉を購入したそうですが(テレビで見ました)、納税者の好意を踏みにじるものだと思います。
大体コロナの影響で、どれほどの県民が困り、民間企業が疲弊しているか分からないのに、「鯉に大金をはたく」なんて、県民の実生活を知らない人の発想です。
優雅な生活が身に付いた人の発想です。
そんな人に、税金の使い道を決めて欲しくありません。
税金は、もっと有意義に使ってほしいと思います。
回答内容
メールを拝見しました。
栗林公園では、平成30年4月にコイヘルペスウイルス病が発生し、一時、園内の池にコイがいない状況となりました。その後、かつてのニシキゴイが優雅に泳ぐ池を復活させるため、平成30年11月から「栗林公園ニシキゴイ復活応援プロジェクト(コイサポ)」を立ち上げ、コイの復活をサポートする寄付金を募集し、令和元年度も「コイサポ2」として寄付金の募集を継続しました。個人の方からの寄付については、ふるさと納税制度を活用し、寄付の使途の一つに同プロジェクトを追加の上、募集しました。
その結果、趣旨にご賛同いただいた多くの個人、法人、その他団体の皆さまから、総額2千万円を超える善意の寄付をいただき、ニシキゴイを購入したものです。
令和2年11月3日に開催した放流式で、地元小学生や関係の皆様方に100匹のコイを放流いただき、現在は、コイヘルペスウイルス病発生前の700匹程度を上回るコイを鑑賞いただけます。
国の特別名勝に指定されている栗林公園は、香川県が誇る貴重な文化財であるとともに、交流人口の拡大を牽引する観光資源です。県では、今後とも、一層の魅力向上に取り組んでまいりますので、ご理解ください。