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公開日:2020年04月24日

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ご提言等の内容(四国新幹線などについて)

受付年月日

2020年03月26日

回答年月日

2020年04月15日

テーマ

四国新幹線などについて

提言内容

知事が四国新幹線を要望していると聞きました。
まず第一に、瀬戸大橋を新幹線が走れるのですか?構造計算したのですか?そして第二に、新幹線に乗ってどこへ行くのですか?東京なら飛行機で行くでしょう。東京からも飛行機で来るでしょう。大阪なら、今のままでもOKです。マリンライナーで岡山へ行き、岡山から新幹線で新大阪へ行ったらいいだけです。すでに県の財政は破たん状態です。
無意味な四国新幹線など作って、借金を増やさないでください。また反対に、そんなに予算が余っているのなら、税金を下げてください。高速道路が整備されマイカー時代に、四国新幹線など欲しがっている住民がいるなんて、信じられません。

最近、○○の池の上の方に、盛り土をして、大きなため池が作られました。公共工事で1億5千万円もかかったそうです。盛り土をしてため池を作るなんて、聞いたことがありません。豪雨があれば、簡単に崩壊してしまうでしょう。そうしたら、下手にある我々の家が押し流されてしまいます。
わざわざ危険なため池を作り、我々の安全を脅かすのは、理解できません。すでに、盛り土をした土手から、水がしみ出しているそうです。こんな危険なため池は、即刻、撤去してください。わざと水害に遭わせようとしているとしか思えません。誰が見ても危険なため池です。しかも不必要なため池です。知事においては、住民の安全を第一に考えていただきたいと存じます。

新型コロナウイルスのことで、連日、マスコミが大騒ぎしていますが、騒ぎすぎだと思います。例年のインフルエンザの方が症状も重く、死亡率も高いです。的確な医療を受けたら、簡単に治る病気です。このコロナ騒ぎに乗じて、マスクや消毒薬が手に入らなくなっています。ネットで高値で売買されているそうですが、出所不明のマスクや消毒薬は危険です。中国からの輸入品も危険です。マスクはガーゼの物にして、洗って使ったら、いつまででも使えます。消毒しなくても、石けん手洗いでウイルスは落ちます。熱湯で死なないウイルスもいません。ガセネタで大もうけしようとしている輩もいるでしょう。ボロもうけを企む人たちや危険なマスクや消毒液を売りつけようとする人たちから県民を守るのが知事の仕事のはずです。県民への啓発活動に、もっと力を入れてください。

最近、近所で、十数人の中国人の集団がたむろしているのを見かけました。近くの田で、不自然に多くの中国人が農作業をしていたり、空き地に集まっていたりします。私が自転車で通りかかると、「こんにちは」と声をかけてきましたが、なまりがあって、一発で外国人と分かります。この辺は年寄りばかりで、若い人もいません。
なんのために中国人が多数いて、たむろしているのか、大変不安なんですが。治安維持は知事の重要な仕事だと思いますが、知事の意見を伺いたい。

回答内容

お手紙を拝見しました。

まず、新幹線については、建設中のものを含めると全国で約3分の2の都道府県に行き渡るなど、今や高速道路と並ぶ基礎的な社会経済基盤ですが、四国だけが新幹線空白地域となっています。
人口減少、少子高齢化が全国に先駆けて進展する四国地域において、新幹線の整備を図ることは、交流圏や交流人口の拡大による経済活性化に加え、災害耐力の向上や在来線の維持確保などの観点からも、極めて重要であると考えています。
瀬戸大橋は、開通当初から新幹線規格で整備されており、新幹線が通ることができるようになっています。瀬戸大橋を経由する四国の新幹線の実現は、既存ストックの有効活用にも資するものと考えています。

また、令和元年8月に開催された「四国新幹線整備促進期成会東京大会」において、中長期目標として、リニア中央新幹線が新大阪まで延伸される2037年を一つのターゲットとして、四国の新幹線の開業を目指すことが決議されたところです。リニア中央新幹線と四国の新幹線が新大阪で接続することで、高松〜東京間が約2時間半で結ばれるようになるほか、四国内においても、高松〜徳島間が19分、高松〜松山間が42分、高松〜高知間が36分で結ばれるなど、移動時間が大幅に短縮されることから、交流圏や交流人口の拡大による経済活性化が期待できます。
私といたしましては、厳しい財政状況ではありますが、四国の将来に向けて、各界各層と議論を深め、皆様のご理解とご協力を賜りながら、四国四県や経済界などと連携し、四国が一体となって四国への新幹線導入に向けてしっかりと取り組んでまいりたいと考えています。

次に、ご指摘のため池については、下流農地のかんがい用として利用されてきたものですが、築造から相当の年数が経過し老朽化が進行しており、堤防の安全性を確保するため、ため池を利用している農業者からの改修要望を受け、老朽ため池の整備を実施したものです。
工事の完成に伴い、堤防の補強や豪雨時の水を安全に下流へ流出させる余水吐(よすいばけ)などが改修され、台風などによる災害のリスクが低減されるとともに、農業用水の安定的な供給が図られました。
今後とも、市や農業関係者と緊密に連携しながら、ため池の防災・減災対策に努めてまいります。

次に、新型コロナウイルス感染症については、ご提言いただきましたように、県民の皆様には、誤った情報などに惑わされず冷静に対応していただくようお願いしています。
風邪や季節性インフルエンザ同様に、せきエチケットや手洗いなどの通常の感染症対策を徹底していただくとともに、「換気の悪い密閉空間」、「多くの人が密集する場所」、「近距離での密接した会話や発声」の3つの条件が同時に重なる場所を避けるなど、お一人お一人が自ら感染しないよう、また、感染を拡大させないよう適切な行動をとっていただくため、ホームページをはじめ、さまざまな広報媒体を通じて県民の皆さんのご協力をお願いしており、さらに、4月7日には、国の新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令を受けて、私から県民の皆様へのメッセージを出しました。
今後も引き続き、県民の皆様に、正確でわかりやすい情報提供や啓発活動に、より一層努めてまいります。

最後に、香川県の在留外国人数は、経済や文化など、あらゆる分野で国際化が進展する中、増加傾向が続いており、令和元年の6月末現在で13,385人となっています。そのうち中国人は3,999人で、その多くは技能を学んでいる技能実習生です。
このような状況を踏まえ、県では、外国人住民と日本人住民が、お互いの文化や生活習慣などを尊重し、共にいきいきと安全・安心で豊かな生活を営むことができる多文化共生の社会づくりをめざし、さまざまな施策を実施しています。
その一つの取り組みとして、技能実習生受入企業などからの要請を受けて、技能実習生に対して、香川県の文化やごみの出し方、生活騒音などの生活ルールを紹介する出前講座を行い、日常生活の支援を行っています。
また、双方の住民の交流・ふれあいの場を提供する、「かがわ国際フェスタ」を毎年10月に開催し、多文化共生に対する理解を深める催しも実施しています。
今後とも、外国人住民を含めた全ての県民の皆様が、安全・安心な生活を営むことができるよう取り組んでまいります。

四国の新幹線に関すること:交通政策課
ため池に関すること:土地改良課
新型コロナウイルス感染症に関すること:薬務感染症対策課
在留外国人の技能実習生に関すること:国際課

担当課

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交通政策課

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087-832-3133

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このページに関するお問い合わせ

交流推進部交通政策課

電話:087-832-3133

農政水産部土地改良課

電話:087-832-3439

健康福祉部薬務課

電話:087-832-3298

総務部知事公室国際課

電話:087-832-3026