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私の5歳の子は左小耳症・外耳道閉鎖症です。
(小耳症というのは、原因不明の先天性疾患で、6,000人~1万人に一人の奇形です。)
左耳の聴力検査では70~80db程度で、中等度難聴と診断されています。
右耳は25db程度のため、ギリギリ難聴指定されず、一側性難聴との診断です。
来年から小学校に上がるため、軟骨伝導補聴器の購入を検討しています。
現在、香川県では一側性難聴者への補助がありません。
購入検討している軟骨伝導補聴器は自費購入で17万円という高額なものです。
耳鼻科の先生にも何度も相談しましたが、香川県のお偉いさんの中で「片耳聞こえていたら問題ない」という考えの方がおられるようで、補助は下りないと言われました。
近県では、○○県でほぼ半額の補助が下りると聞きました。
この差は何でしょうか?
片耳聞こえていたら何の問題も無いのでしょうか?
両耳聞こえている私達に、片耳難聴の方の気持ちが分かるのでしょうか?
補聴器を使用開始するのには脳の適応などもあり、4~5歳が適切とされています。
小さい子供に補聴器を使用することは、親にとって大きな悩み、選択肢です。
子供の将来のためにも、できる限りのことはしてあげたいと思うのが親です。
費用のためにこの補聴器という選択をやめざるを得ないというのは、大袈裟かもしれませんが、子供の将来の一部を潰してしまうことにならないでしょうか。
また、現在、補助の下りる補聴器の中に軟骨伝導補聴器は含まれていません。
最新型の補聴器のため、まだ含まれていないのだと思いますが、こちらも検討をお願いしたいと思います。
コロナ禍でさまざまな問題もあり、お忙しいことは承知ですが、ご検討いただけたらと思います。
メールを拝見しました。回答が遅くなり、申し訳ありません。
5歳のお子さまについて、原因不明の先天性疾患により左耳難聴とのこと、大変ご心配のことと存じます。
県では、平成25年度から、身体障害者手帳制度の対象とならない軽度・中等度の聴覚障害のある児童に対して、市町が補聴器の購入に要する費用の一部を助成した場合に、当該市町に対し、県が補助金を交付しております。
補助対象となる補聴器については、軟骨伝導補聴器も、装着される方の適合の状況によっては特例補装具として認められる場合があります。
現在、この補聴器購入費用の助成の対象者は、両耳の聴力レベルがそれぞれ30デシベル以上の18歳未満の難聴児としておりますが、この点については、全国の助成制度を改めて調査して検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。
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