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公開日:2020年07月10日

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ご提言等の内容(犬猫の殺処分について)

受付年月日

2020年06月22日

回答年月日

2020年07月02日

テーマ

犬猫の殺処分について

提言内容

香川県は、殺処分がワーストです。今では、どこの自治体も、殺処分を無くす為に心血を注いで競っている中、香川県はいつまでもワーストです。
知事は、ご存知でしょうか。香川県はボランティア団体が足りていないようですね。足りないのなら、他県の団体にも譲渡するよう、お願い致します。
いつまでも、動物たちを殺処分し続けるのは、もうやめてください。
今一度、提言致します。香川県動物行政は、どこの自治体の中でも遅れを取り続けています。どうか、どうか、殺す動物行政ではなく、生かす動物行政へ。よろしくお願い致します。

回答内容

メールを拝見しました。

本県においては、登録譲渡ボランティアの方々にご協力をいただきながら犬猫の譲渡を進めており、この協働の取り組みが昨年度の譲渡数の増加にもつながったところです。
譲渡ボランティアの登録は、犬猫を適正に飼養できる環境を有するなどの要件を満たしていれば、活動拠点が県内、県外に関わらず登録が可能です。ただし、譲渡に当たっては、代表者自らが、さぬき動物愛護センターや保健所で直接犬猫を確認し、性格や健康状態を見た上で、新しい飼い主への譲渡が可能かどうかを譲渡ボランティアとして責任を持って判断いただいています。

一方で、本県に収容された犬・猫のほとんどが、いわゆる野良犬・野良猫であり、攻撃性や人なれしないなどの理由から譲渡することができず、収容施設が過密状態になることによる、衛生環境の低下や安全の確保が困難になることを避けるため、動物福祉の観点から、やむを得ず殺処分している状況です。
そこで、本県では特に犬の収容数が多い状況にあることから、まずは、この収容数そのものを減らすことが最も重要な取り組みであり、このことが殺処分数の減少にもつながると考え、飼い主は最後まで責任を持って飼うことや、かわいそうだからといって無責任に餌を与えるだけの行為は結果として不幸な犬猫を増やすことなどについて、ホームページやSNSなど、さまざまな媒体を活用して、県民の皆さまに広く呼びかけています。

令和元年度においては、犬の殺処分数は前年度より611頭減少して911頭に、猫は285匹減少して454匹となりましたが、私は、本県の殺処分数については、改善しなければならない喫緊の課題と考えており、その状況を改善するためにも、譲渡ボランティアと連携しながら、より一層適正な譲渡に努め、殺処分の減少、動物愛護管理の推進に積極的に取り組んでまいります。

担当課

担当

生活衛生課

電話

087-832-3179

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