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公開日:2020年10月16日
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東讃地域の県立高校再編(統廃合)計画に反対です。
メールを拝見しました。
東讃地域の学校・学科の在り方については、県教育委員会において、平成30年から、有識者、学校関係者、保護者、地元企業、地元自治会の代表者の方々など、関係各方面から、ご意見を伺うとともに、県議会においても議論を重ねていただき、令和2年3月、3校を発展的に統合して、新たな学校を設置することなどを盛り込んだ「魅力あふれる県立高校推進ビジョン」を策定しました。
また、県立高校の入学定員については、これまでの経緯、県全体や各地域の中学校卒業予定者数、普通科と職業学科の比率などから、全県的視野に立って、総合的に判断して決定しており、ここ数年の募集定員の減少は、東かがわ・さぬき地域の中学校卒業予定者数が減少していることが主な要因です。
全国からの生徒募集については、令和3年3月に実施する高校入試では、希望する高校において、県内の中学生に影響を与えないように県内定員とは別枠で実施することとしており、他県の事例を見ても、成功しているのは、地元市町を挙げて高校の支援に取り組んだところが多いことから、現在、各高校が地域と協力して少しずつ受け入れ体制などの整備をしていると聞いています。
本県においても、全国同様、少子化が進んでおり、東讃地域における中学校卒業予定者数の減少傾向も顕著です。そのような状況の中、若者の地元定着やUターン促進、また、地域活力の向上といった観点からも高校の果たす役割は大きいものがあると認識しており、東讃地域の活性化のためにも、全国からの生徒募集を含め、一定の学校規模を持つ、生徒にとって魅力ある教育環境を整備した新しい学校を設置することには意義があると考えています。
また、新たな学校の設置には、7年から8年の期間を要することから、東讃地域の3校を1つに統合して、生徒たちが切磋琢磨(せっさたくま)でき、多様な学びのニーズに応えられるようにするとともに、部活動や学校行事を生き生きと行える魅力ある教育環境を整備するための準備を、今から進めていくことが重要であり、生徒たちにとって魅力のある高校づくりを行うことについて、引き続き、県教育委員会において、検討していくものと考えております。
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