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公開日:2020年06月12日

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ご提言等の内容(県外移動自粛期間中の登山、遭難について)

受付年月日

2020年05月28日

回答年月日

2020年06月12日

テーマ

県外移動自粛期間中の登山、遭難について

提言内容

先日の全国ニュースで「県をまたぐ移動を控えるよう求められていた中、愛媛県で登山中に遭難し、翌日救助された丸亀市の61歳の男性が、救助にあたった消防に職業を偽り、香川県の職員にもかかわらず、会社員と伝えていた」と報じられた件で、「香川県は『この男性と同姓同名の職員が県税事務所で勤務していますが、今回の件について報告はなく、就業規則で報告義務を課している事案にもあたらないことから、本人かどうかは確認しておらず、今後も確認をするつもりはない』とコメントした」と報じられている。にもかかわらず、その後、浜田知事は、「職員が先週、県外に趣味の登山に行って遭難したのは事実だが、その職員によれば、愛媛県警に対し、職業について会社員と答えた覚えはなく、県庁の職員であることは隠してはいないと言っている」と述べている。当該職員は、懲戒処分が相当であるし、その上司も何らかの処分が必要ではないか。また、「本人かどうかは確認しておらず、今後も確認をするつもりはない」とコメントした職員も、何らかの処分が必要と考える。香川県の恥を全国にさらした信用失墜行為そのものである。

(※同様の趣旨のメールを複数いただいております。)

回答内容

メールを拝見しました。

県民の皆さまに対し、県外への不要不急の外出は控えるようお願いしている中、今回、「趣味」の登山に行ったということであり、これは自己都合による不要不急の外出に当たると考えざるを得ず、県職員として著しく注意に欠ける行動であったと考えられます。この行為自体は法令違反に直接該当するものではなく、懲戒処分となるものではありませんが、県職員については、率先してこれに取り組む必要があることや、他県において遭難し、多くの方にご迷惑をおかけしていることなどから、私から、遭難者が県職員であるかどうかの確認を行うよう指示するとともに、令和2年5月29日付けで当該遭難した県職員に対し、口頭厳重注意を行いました。

職員が会社員と偽ったとの報道があったことについては、当該職員に確認したところ、ヘリで救助されたのち、救急車で病院に搬送されたが、その際、救急車内で体調については聞かれたが、それ以外については、何を聞かれたか、どう答えたかは、意識がもうろうとした状態でストレッチャーで横になっていたため、覚えていないと言っています。
また、搬送先の病院で医療的処置をした後に行われた警察の事情聴取に対しては、県の再任用職員であると答えたと聞いており、故意に身分の偽りを行ったということはないと考えています。

私といたしましては、新型コロナウイルス感染症が再び感染拡大を招かないよう、気を緩めることなく、引き続き全力で取り組み、県民の皆さまの安全・安心が確保できるよう、万全を期してまいります。

担当課

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