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公開日:2020年05月15日

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ご提言等の内容(「会見現場の手話通訳者に対する音響設備について」お願い)

受付年月日

2020年04月20日

回答年月日

2020年05月08日

テーマ

会見現場の手話通訳者に対する音響の整備について

提言内容

毎日のコロナ感染防止対策、お疲れ様です。

私は手話通訳士・者の資格を持ち、手話通訳・手話サークルで活動をしている者です。4月18日から知事の記者会見に手話通訳を付けてくださり、ありがとうございます。手話サークルの会員、ろうあ者・健聴者ともにやっと付けてくれたと喜んでおります。

お願いがあるのですが、記者会見で気になるのが、発言者の声が通訳者にはっきり聞こえているのかどうかということです。どうか通訳者にイヤホーンや通訳者に向けてのスピーカーを設置するなど、努力せずともはっきりと音声が聞こえるための配慮をしていただきたいのです。

講演会等で音響が悪い施設や滑舌の悪い人、声の小さい人などの通訳をする時は本当に大変です。手話通訳は日本語をそのまま単語に置き換えるという単純なものではなく、講師の言いたいことを理解し、ろうあ者に分かりやすく映像が見えるような手話に換え、表情も付けるという作業を一瞬に行わないといけません。そのような仕事は地球の歴史の中で初めてで、なかなか理解してもらえないのが現状です。

そのような複雑な作業の中で、声が聞き取りにくい状況だと、通訳の作業の前にまず何を言ったんだろうと聞こえの確認という作業が入り、その間にも講師は話し続け、ろうあ者に内容が伝えられなくなります。その大変さは通訳経験者でなくとも理解していただけるのではありませんか。聞こえのストレスはなくし、手話に換える、分かりやすい手話を伝える、それだけに集中できる環境を整えていただきたいと切にお願いします。

現場の通訳者の意見をお聞きいただき、早急の対処を切にお願いいたします。
よろしくお願いいたします。

回答内容

お手紙を拝見しました。記者会見会場の音響整備についてご意見をいただき、ありがとうございます。回答が遅くなり、申し訳ありません。

手話通訳につきましては、県民の皆さんの関心が高い情報を、わかりやすくお伝えしたいとの思いから、当面の間、新型コロナウイルス感染症対策として令和2年4月13日(月曜日)の定例会見から配置をしております。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、会見会場を通常の会場から広い会場に移しており、移行当初は音響の不具合が発生して聞き取りにくい状況になっていましたが、マイクの機材を取り換えるなどの対応をしましたところ、現場の通訳者の方からも、聞き取りやすくなったとのご意見をいただいております。

また、会見前には、発言者に対して、手話通訳の方が聞き取りやすいよう、ゆっくりと大きな声で発言するよう担当課から呼びかけています。

私といたしましては、今後も、県民の皆様に必要な情報を、迅速に正しくお伝えできるよう努めるとともに、国や医療機関など関係機関と緊密に連携し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に全力で取り組み、県民の皆様の安全・安心が確保できるよう、万全を期してまいります。

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