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かわいいだけの一時の感情で犬を飼うのはやめてください。
人間は残酷な心を持つ生き物だから、捨てられた犬たちは保健所で生き殺しされます。
逆の立場で考えてください。あなたたち人間が捨てられ、刑務所みたいな汚い所で生き殺しになるのを待つ気持ち。あなたたちは耐えられますか?
犬も喜怒哀楽、人間と同じように感情があります。幸せになり生きたいと願っています。犬も鎖でつながれっぱなしではストレスがたまります。犬がほえるのは、飼い主や人間に何かを伝えているのです。
人間も犬も同じ生き物。幸せになる権利もあります。もし、犬を飼ったら責任を持って最後まで面倒みて。これができないのなら犬は飼わないでください。犬たちがかわいそうです。
メールを拝見しました。
本県は、平成30年度における全国比較では、猫については、殺処分数は24位(739匹)、殺処分率は22位(67.1%)ですが、犬については、収容数(2620頭)、殺処分数(1522頭)ともワースト1位、殺処分率(58.1%)はワースト2位となっています。
本県では、特に犬の収容数が多い状況にあることから、まずは、この収容数そのものを減らすことが最も重要な取り組みであり、このことが殺処分数の減少にもつながると考え、「飼い主は最後まで責任を持って飼うこと」や、「適正に飼養管理をすること」などについて、ホームページやSNSなど、さまざまな媒体を活用して、県民の皆さまに広く呼びかけています。
併せて、温暖な気候に加え、無責任な餌やり行為も多いことなどから、他県に比べ犬の収容数が多いことから、かわいそうだからといって無責任に餌を与えるだけの行為は結果として不幸な犬猫を増やすことなどについても、呼びかけているところです。
また、平成31年3月10日に開所した「さぬき動物愛護センターしっぽの森」を拠点として、動物愛護管理の普及啓発や収容動物の譲渡をより一層進めることにより、殺処分数の減少に取り組んでいるところです。その結果、令和元年度の速報値では、殺処分数、殺処分率は、犬911頭、41.3%、猫454匹、46.3%と各々、減少しています。
動物愛護センターにおいて、犬猫を譲渡する際には、譲渡を希望した方に、犬猫を適正に飼養できる環境にお住まいかなどを確認し、譲渡前講習を受講していただき、終生愛情をもって適正に飼うことができると判断した方に、譲渡しています。
私は、本県の犬の殺処分数については、改善しなければならない喫緊の課題と考えており、その状況を改善するためにも、適正な譲渡に努めるとともに、「最後まで愛情と責任をもって適正に飼うこと」などの普及啓発に努め、殺処分の減少、動物愛護管理の推進に積極的に取り組んでまいります。
担当 |
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