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さぬき瀬戸 島物語

さぬき瀬戸 島物語

いろは石を巡る広島(ひろしま)

 丸亀港からフェリーで約40分。塩飽諸島の一つ広島は、良質の御影石(みかげいし)「青木石」の産地。大阪城の石垣にも、島で採掘されて運び出された石が使われている。この青木石を使った「いろは石」が島の名物。石に彫られた碑文の最初の一文字が「いろはにほへと」になっていて、例えば「い」なら「一隅を照らすこれ則ち国宝なり」という具合だ。市民センターでもらえるマップを頼りに、約500メートル間隔で配置された43個の石を、いろはの順番どおりに探していけば、島を一周できる。毎年秋には、島のボランティアと一緒に、石の解説を聞きながらウォーキングを楽しむ「いろは石ウォーク」が開催され、多くの参加者が集う(今年は10月23日に開催)。

 島のほぼ中央、いろは石を巡りながら岡山側に向かう峠の途中に「山の神展望休憩所」がある。急に視界が開け、穏やかな瀬戸内海の風景がパッと広がる。

広島市民センター
TEL0877-29-2030