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さぬき瀬戸 島物語

さぬき瀬戸 島物語

いりこの新商品が全国へ 伊吹島(いぶきじま)

 観音寺港から定期船で約25分。燧灘(ひうちなだ)に浮かぶ周囲5.4kmの島。昔から上質のいりこ(カタクチイワシの煮干し)の産地として知られており、平成23年9月末に「伊吹いりこ」として国の地域団体商標に登録された。

 カタクチイワシは、鮮度が落ちやすい魚で、漁獲後いかに早く加工できるかが品質の決め手となる。島は、カタクチイワシの豊かな漁場である燧灘のほぼ中央にあり、島内には17カ所ものいりこ加工場がある。持ち込まれたイワシを島内ですぐさま加工できるから、伊吹のいりこは品質が高い。

 今年の「かがわ県産品コンクール」では、最優秀賞の知事賞に「(あぶ)りいりこ酒」が選ばれた。昨年度の「パリパリ焙煎いりこ」に続き、伊吹いりこを使った商品が連続受賞となった。島の名産品が、新しい形で全国へ売り出されている。