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香川県埋蔵文化財センターでは、遺跡の調査・研究を行っており、その成果に基づく考古学講座を開催しています。
東播系須恵器(とうばんけいすえき)は平安時代末期から室町時代にかけて、現在の兵庫県東南部(明石市・神戸市・三木市など)で製作された須恵器です。なかでも調理に用いる鉢は西日本一帯に広く分布しているため、当時の流通を考える上で欠かせない資料です。
今回の講座では、讃岐地域で見つかった東播系須恵器鉢の分布などに注目し、その流通について紹介します。
1 日時 令和6年8月17日(土曜日)10時~11時30分
2 会場 香川県埋蔵文化財センター講習室 坂出市府中町南谷5001-4
3 講師 谷本 峻也(香川県埋蔵文化財センター調査課兼資料普及課主任技師)
4 聴講料 無料
5 定員 40名(申込先着順)
6 申込方法 電話・メールでお申し込みください。メールの場合はお名前、連絡先の記入をお願いします。
電話 0877-48-2191(平日8時30分~17時15分) メール maibun@pref.kagawa.lg.jp
香川県内で出土した東播系須恵器鉢
(左:讃岐国府跡;坂出市 11世紀後葉 右:西打遺跡;高松市 13世紀後半)
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