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香川県埋蔵文化財センターでは、国道11号大内白鳥バイパス改築工事に先立ち、大木南遺跡(東かがわ市小砂)の発掘調査を8月から11月にかけての予定で行っています。遺跡は鶴羽山から蜘蛛手状に伸びる丘陵の平坦面(写真1)にあり、丘陵下には小砂大木遺跡(令和6年7月~12月調査)が所在しています。また、発掘調査前に実施した試掘調査では、中世のものと考えられる土師質土器の破片が出土しています。
調査は、現況の地形を基に、調査対象地を6つに区分して実施します(写真2)。8月は3区の調査を行い、東西方向に平行して伸びる溝を9条検出しました(写真3)。なお、この溝の直上に堆積した層から近世瓦の破片が出土しました。また、炭化物が堆積し、底面には焼土が広がる土坑を1基検出しました(写真4)。この土坑からは中世のものと考えられる土師質土器の破片が出土しています。
今後は5・6区へと調査を進めていきますが、大木南遺跡の周辺に所在する中世や近世の遺跡と比較・検討を行うことができるような成果を上げられたらと考えています。
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| 遺跡の位置 | 調査区割 |
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| 溝の検出状況 | 焼土・炭化物を含む土坑 |
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| 溝出土の遺物 |
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